「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

いよっしゃああああああああ!!

2009-06-30 00:10:02 | きょうのできごと
書けたーーーーーー!!
17巻感想!!終わった!!
ううっ…辛く苦しい1ヶ月だった… げほげほ…。
18巻読むぞーーー!「隣に…」買うぞーーー!!
いえーーーーい!!

…見たらわかりますが、やっぱり後編が10000字を越えて4分割となりました…。前編とかにバランスよく振り分ければ、3つでおさまったとは思うんですが…昨日も書いたとおり(感想を入れるために日付いじったのでもう昨日じゃないけど)それぞれでやや書き方を変えていたので…もう、後編を真っ二つにするだけにとどめました…。おかげでその2だけ異様に長い。
長くて…スクロールも大変でごめんなさい。
…私、あの「続きを読む」ってするの嫌いなんです…面倒で(えー)。一番読み返すのは間違いなく自分自身なので、許してください。

ええと…
ああ、終わった…本当に終わった…。
何をするんだっけ、えーと…ホームページ?
と、とりあえず…まだご飯食べてないので、食べよう、うん。


そういや、途中で自分が「石板」をいろいろ変換ミスしてたことに気づいた!「石版」とか「石盤」とかいろいろ打ってた!
17巻の分は直しましたが、今までのも間違ってる気がする…。
すみません。おいおい直します…。

遊戯王文庫版感想 17巻(その4)

2009-06-29 23:56:06 | 遊戯王☆感想文
(その3からの続き)


「(オレは貴様を倒し、全ての頂点に立つ!ついにその時が来たのだ!)」
しかし、その不敵な表情を前にして…遊戯は笑う。目を閉じたまま、少しだけ笑う。
この「笑い」、そしてここからの…社長へぶつけるセリフの数々…。
一見すると、挑発しているかのようだけど…そうじゃない。
自分が勝つために相手を煽って判断力を下げてやろうとか…そんな目的でなされることじゃ、ない。

…でもこの時の社長にしたら、全てが挑発以外の何物でもなかっただろう。
私が初めてこのやりとりを聞いたときに…感じたように。
それほどに…言葉は厳しい。遊戯は、社長が一番腹を立てそうな言葉を、容赦なく並べていく。
でも…でも、違う。挑発のための言葉じゃない…。
だって、こんなこと言わなくても、遊戯は勝てた。
そう…普通に、勝つだけなら……挑発すらする必要はなかったんだ。

「海馬…貴様はオレが認めた数少ない決闘者だが…少々ガッカリしたぜ!
ハッキリ言う……。憎しみ…怒り…、そんなもん束にしたってオレには勝てないぜ!」

「廃墟にそびえ立つこの決闘塔は貴様の心の象徴…。憎しみを重ね、頂点を極めてもそこに真の勝利はない!その先に新たな憎しみを求め、さ迷い続けるだけだ!」
ね。そんなことって…言わなくてもいいじゃないですか。
しかも「憎しみ」は、社長が望んで伸ばしてきたものじゃない。海馬剛三郎に、大人たちに、植え付けられたと言ってもいい。生きるために、憎しみを燃料として闘ってくるしかなかった。こうするしかなかった。…社長もそれはどこかでわかっているはず。
それを、わざわざここで口にする闇様に…最初は憤りを覚えました。
でも…ちゃんと理由があった。

リバースカード、オープン!「ダブルマジック」!
このターン、相手の使った魔法カードを使うことができるカード。
「死者蘇生」で、バスター・ブレイダーを召喚、そしてブラマジと「融合」。
現れたのは…超魔導剣士ブラックパラディン!
攻撃力は2900ポイントだが、バスター・ブレイダーの特殊能力は、場のドラゴン族の数だけ攻撃力を上げるというもの。現在、場には二体(究極嫁と真紅眼)。1000ポイントプラスで…合計3900ポイント。
遊戯の場のリバースには、まだ攻撃力を上げるカードが残っている。さらに1枚、カードを伏せて…ターンエンド。
社長のターン。同じようにリバースをセット。

社長は叫ぶ。
「遊戯…オレはこの場で、忌まわしい過去と共に貴様を葬り去る!覚悟を決めるがいい!」

「過去」……。
社長がこんなにも嫌う言葉。これまでの激烈な反応の数々は…過去そのものだけでなく、その言葉の響きすら憎んでいるように…見える。

「海馬…!仮にオレを倒すことができても…その先にあるのは終わりなき憎しみの連鎖!!貴様は憎しみの闇から永遠に抜け出すことはできない!!」
「フン…!憎しみと怒りこそがオレにパワーを与えてきた!すべてを支配する力をな!」
「ならば、貴様の憎しみと怒りをすべて!オレにぶつけて来な!!
それでオレを倒せるならな!!」



「(海馬、オレは貴様を倒す!
バトル・シティ――闘いのロードを共に歩んだライバルとして――そして、
友として!!)」



262話。サブタイトル「友として!」。
…これが、闇様の、理由。ここまで、海馬に対して厳しい言葉をぶつけていた理由の全て。
自分の過去を取り戻すために、ここで負けるわけにはいかない…それはもちろんだけど、もうそれだけではなくなっている。闘いの中で、確かに変わっている。
例の光景で…海馬が自分の記憶に何らかの関係があるとわかったけれど…そのために倒すんじゃない。自分の過去の手がかりの一つにしようというんじゃない。
…あの後のやりとりの中で、闇様はきっと気づいた。
海馬が、あれほどまでに幻想だ、映像だと繰り返す理由。…古代エジプトからのルーツに不満があるわけじゃなく…つまり、その中身じゃなくて…
ただ、「過去」だから、考えたくない。
ただ、「過去」だから、そこで思考を全部ストップする。
まるでアレルギー反応。でも社長は頭が回るから、いちいちそれに理由をつけて説明して、もっともらしく見せてしまう。…だから、これはきっと本人は気づいていない。
「過去」という言葉が…もうそれだけで最大のトラウマとなっているんだ。

自分でその大きさに気づかないまま、また…憎んでる。
憎しみにかられてるから、全部ひっくるめて潰そうとしてる。
背後の弟の悲しい目にも、…目の前の「友」の悲しい目にも気づこうとしないまま、また…進もうとしてる。

だから、止めるのだ、ここで。
…友として!!


アルティメットドラゴンの攻撃!アルティメットバースト!!
遊戯はリバースカード「魔術の呪文書」で攻撃力を上げて対抗しようとするが…そこで海馬のトラップ発動。「魔法吸収」で、その上がるはずのポイントを奪い、さらにアルティメットの攻撃力が上がる…!
「ブラック・パラディン!そして貴様の友のカード――真紅眼!!まとめて砕け散るがいい!!」
攻撃力は5000。三体まで同時に攻撃することができるため…海馬はここで勝利を確信する。
しかし。
「そいつはどうかな…。」

「海馬…憎しみを束ねても、それは……脆い!!」
リバース発動。「融合解除」!
アルティメットは、三体の青眼へと分離してしまう…!そしてドラゴン族がフィールドに増えたことにより、ブラック・パラディンの攻撃力が上昇!
さらに…魔法カード「拡散する波動」を使い…ブラック・パラディンの攻撃対象は相手フィールド全体へと変わる…!
「海馬!!貴様の闇を斬り裂く!!」
ブラック・パラディンの攻撃で…三体の青眼は消滅。そして、海馬のLPはゼロに。
決着。遊戯の…勝利。
「海馬…憎しみの果てに、真の勝利はない…。」



263話の冒頭は、…もうここは必ず泣いてしまいます。
「(オレの…バトル・シティ…。
亡き義父によって刻みつけられた憎しみを抱え――復讐のモニュメント…その頂上に立ち…
遊戯… 貴様を倒すことが… オレの目的…
オレの…
決闘王の称号……。)」

呆然とする社長。
混乱する中、交錯するイメージ…。剛三郎…デュエル・タワー…そして、遊戯…。
でも特に、この最後のコマが……
消えていく、青眼… 同時に消えてしまった、決闘王への道…。
すべてを手に入れるはずだったのに…。

消えてしまった…。

自分の敗北がまだ信じられない社長。
そこに遊戯がやってきて、声をかける。自分達二人の間に、力の差はないんだと。
「貴様が負けたもの…それは、己の中に巣喰う、憎しみというモンスターだ。」
敵は自分の中にも存在し、それらを打ち負かした時にこそ、真の決闘者の道が開かれるんだと。そして、あの時の…真紅眼のカードのことにも触れる。
「友から預かった…魂のカード。友の力こそがオレに勝利をもたらしたんだ。」
静かにそう言う闇様だが、…社長ここでマジ切れ。
「友の力だとぉ…!くだらん!!オレにとってそんなもので得た勝利など価値はない!!オレにとって友など永遠に必要のないものだ!」
…さっきの儚さはどこへやら。すっかりいつもの社長です。
闇様は今、これ以上言ってもますます怒るだけ…という判断を下し、以降はモノローグ。…きっとこれが一番伝えたかった事なんだろうけど…。まあ、今は…ね。仕方ないよね…。
「(オレは貴様というライバルがいたからこそ、闘い続けることができた…。より高みを目指して…。
貴様にとってもそれは同じハズだ…、ならば…
ライバル… 友…!!
その境界がどこにある!)」


吠えるのは勝者の特権だと言って、アンティルールであるオベリスクのカードを投げ渡し、その場から去る社長。
その背中で、いつの間にかやってきていた遊戯と、仲間達のやりとりを聞く。
「城之内生きてたんだぁ!」byモクバ
「フン!死に損ないが…!」 …うわっひどっ!!
本気でとっとと去ろうとしていた社長の前に…イシズが現れた!

「遊戯が勝つにはあなたの力が必要なのです。」
ここの、いちいちこんなこと言わせるんじゃねーよ的な姉上様の表情が素敵(えー)。
もちろん聞く耳持たない社長ですが…そこはさすがのイシズ姉様。社長の扱いに慣れちゃってます!
「あなたは気づいているのでは…。瀬人…。あの石板に刻まれた碑文の意味が…。」
死者への、祈り…?
「その碑文は、亡きファラオに捧げられた…友への詩(ことば)…。
友情の証であるその石板を世に残したのは…
石板に描かれた神官――その者自身なのです。」

…………え?
え、え??
な、なんだってーーーーー!!


というところで17巻終わり。
…長かった…いや本当長かった…!!
ここまで読んでくださった皆様、本当に…本当にありがとうございます!!
行くぞーー!!18巻!!いえーーーーーい終わったーーーー!!

遊戯王文庫版感想 17巻(その3)

2009-06-29 23:55:44 | 遊戯王☆感想文
(その2からの続き)

遊戯は確信する。この闘いは…三千年の時を越えた、宿命の決闘なんだと。
失われた記憶を取り戻すための、バトル・シティでの闘い…。この闘いで…その最初の扉が開くのだと。
しかし、社長は…
「フン…過去の幻想などどうでもいい。この場で貴様を倒すだけだ!オレの未来を切り開くのは『決闘王』の称号のみ!」
…「宿命の闘い」というフレーズを、先に何度も使っていたのは社長の方だった…というあたりが皮肉に感じられる。もちろん社長は、遊戯との出会いから今までの因縁を指してそう言っていたんだろうけど、…実はそんな最近の話ではなくて…三千年という長い月日を越えてた、文字通りの「宿命」だった。でも非ぃ現実的な世界など全く信じない社長は…それを認められない。何度も何度も使ってきた「宿命の闘い」という言葉を…ここからもう使わなくなる。使えば、それは…認めてしまうことになるから。


デュエル続行。
神はもういない。…次に社長が狙うのは…青眼の召喚(遊戯にもバレバレ。信念的な意味で)。
手札にはすでに青眼が来ているが、場のモンスターは一体。青眼の召喚には二体の生贄が必要であるために、このターンでの召喚はないと踏む闇様。しかし…魔法カード「コストダウン」によって、生贄一体で青眼の召喚が可能に…!
「見るがいい…。幻想などではない――真の最強モンスターの姿を。」ここの目、超怖い!!しかしそれがいい!青眼の白龍、召喚!!
「遊戯…古代妄想の続きは…貴様の敗北という現実世界だ!ワハハハハハ!」
誰がうまいこと言えと!(えー)

「青眼の攻撃!滅びのバースト・ストリーム!!」 モンスター粉砕!
「ワハハハハ!さあ…次のターン…攻撃力3000以下のモンスターはことごとく砕け散っていくぞ!」 社長楽しそう!やっぱ嫁がいると違うね!
「(ついでに貴様のマインドも打ち砕いてやる!)」 ええええええええ!?社長!?マインドって…3巻の仕返しを今頃!?
勢いに押されている遊戯。緊張のドロー!引いたカードは…「死者蘇生」!
そのまま、社長に向かって…こう語りかける。
「海馬、貴様も見たはずだ…。遥か三千年前の石板に記された決闘者の闘いの刻印!
王だろうが神官だろうが、そんな身分など関係はない。そこに刻まれたものは闘う者の魂!!
そして魂は今も!オレ達に受け継がれている!!」

決して幻想ではない、と…。社長自身もあの時、「闘う者からほとばしる凄まじい闘気」と「熱き鼓動」だけは幻想ではない、と感じていた…。
ここは…社長が、過去などどうでもいいと言うのなら…闇様はそれでもいい、ってことかな…と思った。大体、社長は「海馬瀬人」という個人であるのは間違いない。あの人物とは別の人だと言われても納得だ。でも闇様は違う。あそこで見たのが、おそらく本人で…その記憶を闇様は探してる。そこに今の社長は関係ない。でも、…だからこそ、今大事なのは、…社長があの人物かどうかの検証じゃなくて…闘うことなんだと。

「死者蘇生」で蘇らせるのは…魔術師「ブラック・マジシャン」。
社長の場には青眼。遊戯の場にはブラマジ。
…さっきの光景と全く同じ。そして、あの石板とも…。
「(海馬、ここから先は石板にも記されていない――
オレ達の決着をつける時だ!!)」



先ほどの光景に対する社長の見解↓。
「貴様も見たようだな…ククク…。だが教えてやる。くだらん幻想の正体を…。それは無意識に脳が記憶した、石板に描かれた王と神官の姿――それによって生み出されたサブリミナル映像なのだ!」 …あー…言いそうだ。いかにも。
「三千年前の王だと…ククク。笑わせるな遊戯!今、オレの目に映る貴様は――過去の鎖に捕われたあわれな囚人でしかない!」
「過去を追い求めるものに光はない――。オレに背を向け過去と敗北へと続くロードを歩むがいい…。」

ここの表情……すごく、怖い。ただ「過去にこだわること」を馬鹿にしてる…ようなレベルではない。…本当に、憎々しげ。
でもその憎しみは…目の前の遊戯にだけ向けられているのでは、ない…ように思う。

社長が、遊戯のリバースカードをバッチリ当ててるのがすごいと思うんですが、本人曰く…今までの経験から導き出したそうです。
「(貴様のデッキなど、いわばガラスケースのようなもの…。)」
…この259話、サブタイトル「ガラスのデッキ!」を見た時には、ガラスのように壊れやすい繊細なデッキってことかな?とか思ってたので予想外!ほらあの…「ガラスの十代」とか「ガラスの貴公子」みたいな(どっちも古いよ…)(ていうかそんなデッキ嫌だな…普通に)。
リバースカードを予測し、遊戯の戦術を見抜いた上で「ロード・オブ・ドラゴン」召喚。これで場の青眼は、相手の魔法効果を受け付けなくなる。…そしてこの社長の行動で、遊戯も自分の戦術が読まれていることに気づくが…どうすることもできない。次なる手も社長の予測済み…!
ブラマジの攻撃宣言でトラップ発動。「機械じかけのマジックミラー」。遊戯の墓場にある魔法カード「死者蘇生」で…なんとオベリスクを蘇生!
「神は1ターンのみしか蘇生できず攻撃もできないが――このターン、無敵の壁となりオレのしもべを防御する!!」
嫁の生贄にされたり嫁を守る壁にされたり割と散々な扱いを受けるオベリスク…。神なのにね…。まあ、社長の手に渡ってる時点で…しゃーない。がんばれ。超がんばれ。
ブラマジの攻撃はオベリスクに向かい、跳ね返されて遊戯のLPを削る…!

「ククク…。遊戯、貴様の弱点はくだらん幻想と映像から抜け出せないことにある!」 あくまであれは幻想で、映像だ…と繰り返す社長。
「遊戯…あがくだけ無駄といものだ…。オレはこのターンで貴様をねじ伏せ――オレの記憶に巣喰う石板ごと粉砕してくれるわ!!ワハハハハハ!!」 ドガァァァン(←効果音)
これ…普通はこういうセリフなら、「貴様の記憶の中の石板」ごと粉砕…ってなると思うんだけど…「オレの」なのね。自分のを最優先で消したいのね…。
「(オレの未来――それはこの闘いを制した先にある!!)」
それに対して、闇様。
「(オレの失われた記憶――それは海馬の言う通り、過去を追い求めるものかもしれない…。だが…オレはそれを取り戻さない限り先に進むことはできない!)」
…社長は気づいていない。どちらも目指すものは…同じだということに。闇様も先に進むために、今こうしているのに、社長は気づかない。
…どうして気づかないのか?あんなに洞察力があるのに、どうしてそこまで考えが至らないのか?
…もうすぐその理由が語られる。

社長のターン!
「(終焉(ラストターン)だ、遊戯!)」
魔法カード「ドラゴンを呼ぶ笛」発動。手札の中のドラゴン族はすべてフィールドに召喚される…!
「三体の青眼召喚!!」 きたああああああ!
社長の場には合計四体のモンスター。対して、遊戯の場にはブラマジ含む二体のみ。これでは…青眼の攻撃を受けきれない!
「覚悟するがいい!遊戯!そして貴様の記憶に永遠に刻みつけておけ!!真の勝利者であるこのオレの名をな!!ワハハハハハ!!」
「青眼三体の攻撃!!」
遊戯が諦めかけた…その時!!

「(負けんな遊戯!)」

城之内の声。
遊戯の…すぐ後ろに…「いる」。
「(お前、言ってたじゃねぇか。手札には必ず可能性が秘められてるってよ…。)」
その言葉で、何かに気づく遊戯。
「(あきらめんな遊戯!それが真の決闘者だろ!)」


「貴様に望みはない!滅びの光で闇を見ろ!!遊戯!!」
そう叫んだ社長の動きが、驚きで止まる。
目の前に現れたのは…真紅眼(レッドアイズ)。
「ドラゴンを呼ぶ笛」の効果は、相手にも及ぶ。遊戯の手札には…城之内から預かっていた真紅眼があった!

「ならば、城之内の亡霊(レッドアイズ)ごとオレの青眼が粉砕してくれるわ!!」
亡霊……。社長、どこまでも凡骨に対してひでえ。
それはともかく、このターンの攻防は本当に…おもしろい!手に汗握ります!とにかく疾走感がある!マンガやのにね!

青眼の攻撃!!滅びのバーーーストストリーーーム!!
まずはブラマジがターゲット!遊戯は最後にセットしたリバースカード「マジックシリンダー」を選んで発動!攻撃をはね返す!
青眼には効かないため、まずはロード・オブ・ドラゴンを撃破!
第二波。今度は真紅眼がターゲット!
「砕け散れ、真紅眼!」 またルビが「亡霊」…。しつこいよ社長!
「(魂は砕けない!!)」 ここの闇様めちゃかっこいい!
リバーストラップ、「呪縛の円陣」発動!ロード・オブ・ドラゴンが場から消えたことで、魔法が有効となり…青眼の攻撃力が下がる!真紅眼の反撃で、青眼一体撃破!!
「く…!おのれ…!(亡霊ごときにオレの青眼が…!)」怒ってる怒ってる。


遊戯に助言を与えた城之内は…去っていく。勝てよ、と言い残して。
そしてまさにその時、バトルシップの中で…現実として、城之内が目を覚ました!
おおおおおおお!!なんという…なんという精神力!!自力でカムバックとか…すげえ!

二体の青眼に、ブラマジと真紅眼で立ち向かう遊戯。
しかし…社長は次に、とんでもないカードを出してきた。
永続トラップ「最終突撃命令」。
全てのモンスターは攻撃表示となり…さらに、プレイヤーはデッキの中から三枚だけ選んで、残りは墓地へ捨てなければならない…!
泣いても笑ってもあと3ターンで終わる。…社長は3ターンも必要ないと言ってるが。

社長のターン。残した三枚から、一枚ドロー。「死者蘇生」!
さっきやられた青眼を蘇生させる社長。ここまでは遊戯の読み通り…。狙いはアルティメットだろうから、残りの一枚には「融合」があるのだろう、とほぼ確信していたが…(ていうか読まれすぎだ!…それでもあくまで嫁を使う社長が好きです)、
「さらに、リバース・マジック発動!!融合!!」
融合はすでにリバースにあった!このターンでとうとう「ブルーアイズ・アルティメットドラゴン」登場!!
攻撃力4500。「攻撃力では神(オベリスク)を上回る史上最強のモンスター」by闇様。オベリスク…がんばれ。超がんばれ。

「遊戯にはアルティメットを倒す手段はない!兄サマの勝ちだ!!」 モクバすげー久々に画面に映った!かわいいなあもうっ!
「(究極龍のご登場か…。まさか海馬が勝ち残るとはな…。)」 闇マリも久しぶり!
続いて…バトルシップ内から闘いを見守るイシズのモノローグ。
「(瀬人…。あなたは私を倒し、自らの運命を変えた…。そしてあなたは…この闘いであの石板に隠された真実に直面する…。)」
え……?真実……?


「遊戯…。オレは今!この場で貴様を倒し、大いなるものを手に入れる…。だが、それは『復讐』などという単純なワクに収まるものなどではない…。」
アルティメットの融合を果たし、勝利を確信した社長の語り…。
「オレが何故貴様との闘いに執着したか…。オレもその答えを求め、このバトル・シティを闘って来た…。そして、その答えを見出したのだ!」
全ての発端となった…あの石板。そこに答えは記されていた…という社長。
「遊戯、貴様はあの石板に記された記憶とやらを追い求め闘ってきた…。それは過ぎ去った『過去』を追い求める愚かな行為でしかない…。」
黙って聞いている闇様。
「だがオレは違う!!オレにとって過去の記憶など、朽ち果てた石ころ程の意味もないのだ!!」
そう叫んだ社長は…振り向きはしないものの、続けて背後にいる自分の、たった一人の弟に向かって語りかける…。
「(モクバ…。幼少の頃に親を失ったオレ達兄弟は、うす汚い大人どもによって施設暮らしを強いられ…海馬剛三郎の養子となったオレを待っていたのは、教育に名を借りた虐待の日々…。そこに理想とする家族像などなかった…。)」
家族…像……。
「(やがて、陰謀と策略が渦まく世界で、オレは全ての実権を握った!海馬コーポレーションの破壊と再生――復讐の後には新たな憎しみが生まれる。)」
ここで短い…こんなに壮絶なのに短すぎる過去の回想は終わる。社長は目の前の遊戯に向かって叫ぶ。
「オレの過去には憎しみと怒りしか存在しない!!貴様のくだらん幻想などとは違うのだ!!
オレは未来にしか興味はない。過去など踏みつけるために存在する。
遊戯!貴様は『過去』の象徴なのだ!!
それを粉砕することが、オレの未来を輝かしいものにする!決闘王の称号を手に入れた時にこそな!!」


その言葉に衝撃を受けるモクバ。
「(兄サマは遊戯を倒すことで過去を全て葬り去ろうとしている…!?)」
胸元のペンダントを開ける。そこにいる昔の、兄の写真を見る。
「(昔見せてくれた、本当の笑顔さえも…。)」
もはや彼しか知らない、本当の兄サマ。今とは違う…昔の兄サマ。
それを…本人が否定している。
どれほどモクバはショックだろうか。
つい先ほどは、モクバに向かって語りかけていた社長だけど…この時のモクバの表情には…気づかない。気づけない。背中を向けているから、だけではなく…。

(その4に続く)

遊戯王文庫版感想 17巻(その2)

2009-06-28 23:55:24 | 遊戯王☆感想文
(その1からの続き)

いよいよ、デュエル開始!!
252話冒頭のナレーション?がかっこいい!
『海馬vs遊戯!勝者が二枚の神カードを手にする決闘!
それは…プライドのアンティ!!』

おおおおお、盛り上がってまいりました!!

しかしいきなり来るよ!
「フフ…決闘者として頂点を競う闘いにしては、この決闘場は殺風景極まりない…。そこで!!我々の宿命の決闘にふさわしい舞台を用意してやる!ソリッドビジョンシステム作動!バーチャルステージ!!」
キターーーーー!!きちゃったーーーーー!!
「決闘王の称号を賭けた闘い――その舞台は!
天空決闘闘技場!!」

…アニメで見たときも爆笑してしまったものです。
社長、なんとソリッドビジョンで「コロシアム」を作っちゃってました!!
ご丁寧に、風に翻る旗にはKCのロゴ…。
そして観客席から巻き起こる、「カイバ!」「カイバ!!」コール!
あ……あほだああああ!!
モクバは「スゲーぜ兄サマ!」とか言ってるけど!!いやスゴいけども!!
これ、絶対作ったの社長本人ですよね!?なにしてんのアンタ!!
ああでも…社長が楽しそうで何よりです!!

「遊戯!数々の因縁をつみ重ね――宿命の名のもとに我々は雌雄を決する!『誇り』『自由』のために命を賭して闘った古代ローマの剣闘士のようにな!!さあ、デッキからカードの剣を抜け!!」社長ノリノリ。
「オレのターン!ドロー!」闇様もノリノリ!ツッコミ不在空間!!
ところで次のコマの「(右手の剣(カード)にプライドを!左手の盾(ディスク)に魂を宿せ!!)」というモノローグは……どっちのものなんでしょうね?画面に映っているのは闇様ですが…。剣とか言い出したのは社長だし、次の社長のセリフもやはりモノローグなので、社長かな?闇様ならノリのよさに大喜びしますが!

闇様は一体のモンスターを守備表示にして、リバースカードをセットして…次は社長のターン。
「オレのターン!!ドロー!」 
いきなりオベリスク引いてるし!!
「(フ…。勝利の神はオレに微笑む…。いつ、いかなる時も…。)」
不敵に少し笑う社長。冷静ですばらしいね!
社長も闇様と同じく、一体モンスターを場に出して、リバースカードをセットして、ターンエンド。
「(次のオレのターンで貴様は終わる…。すでにオレの手に瞬殺コンボのカードが揃っている…。)」
早!まだ1ターン目なのに…!

次のターン、闇様はクリボーを召喚。クリボー本当に好きだね闇様…。
それを見た社長の反応。
「(フン…。)」目がこわっ!
「(オレの前に低級ザコモンスターを並べることがいかに愚かで危険なことかを…)」クリボー本当に嫌いだよね社長…。
「(身をもって教えてやる!)」三コマにわたって表情を変化させ…最後のコマはスゲー悪い顔で笑ってます。模写しようと思ったけど…自信がなかった!素敵な表情変化ですよ。是非、買って見てみて下さい(また宣伝)。

そして社長のターン!
「(遊戯…。神の前にひれ伏し…そして散れ!!)」
魔法カード発動!クロスソウル!同時に相手の場のモンスターを生贄にすることができるカード。さらに…
「この瞬間…追撃のリバースマジック発動!!エネミーコントローラー!!」
エネコンきたあああああああああああ!!!!
「コマンド入力することで貴様のX-ヘッド・キャノンはオレが操ることが可能なのだ。」
「ライフ1000ポイントを払い、←→AB!」
押してる!押してる!コマンド、手で押してる!!

こりゃ、「♪ひっだりABA→AB←A←B!」とか入力しようと思ったら…超大変ですね!(←ナイト・オブ・コマンド より)

クロス・ソウルの効果で本来なら遊戯の場の生贄になるはずのモンスターも、自分のものにして…
「今、三体の生贄が揃った!!」
驚く闇様。そりゃ驚くよね!2ターンで神召喚とか!!
しかし、そううまくはいかなかった。
魔法カード「光の封札剣」発動!オベリスクは3ターン動けなくなる…。
「あせるなよ…。ゲームは始まったばかりだぜ、海馬!」ここの闇様かっこええ!!

デュエルは続く。そこに…闇マリクがやってきた!
「(この闘い…この目で見届けておかないとなぁ…。)」
ようやくツッコミ要員キタコレ。決闘中の二人はテンション高すぎだし、モクバは兄サマ信者過ぎてつっこまへんしね!
エレベーターを降り、ソリッドビジョンにためらうことなく首を突っ込み、
「ずいぶんと派手にやっているようだねぇ…。」
あああああああああ!!違う!!そうじゃなくて!!
なんじゃこりゃ!とかセンスゼロだな!とか…そういうキツいツッコミをプリーズ!!(……)

「『神』は常に…最強の決闘者の手に舞い込むのだ…。」という社長のセリフにも、ボソッと「その意見は賛成だが…それは貴様ではない…海馬…。」と言うのみ。闇マリク…もっとボロカスに言ってもいいのにぃ…(いいかげんにしろ私)。

自信たっぷりにそう言い放った社長、魔法カード「天声の服従」を発動し…闇様のデッキの中のオシリスを奪うことに成功する。…が、しかし。
「貴様はオレと同じことを考えていたらしいぜ…。」
リバースカード、発動!「エクスチェンジ」!
おおー!!あの、洗脳城之内との決闘の時のカードだ!!
「(あの時!!城之内くんの決闘者としての魂を譲り受けた!
今もオレ達は…城之内くんの魂と共に闘っている!
オレ達は勝つ!!)」

交換する手札は、もちろんオシリス。
「海馬、礼を言うぜ!神はオレの手にある!!」
おおおおおおおかっこいいいいいい!!
残念でしたね社長!ていうかエクスチェンジ、嫌がりすぎですよアナタ!ちっちゃくだけど「おのれぇ」「く…」「ぬぬぬ…」と三回も嫌がってます!!ほら、あれだ…エクスチェンジも、手札を見せるから…嫌なんですね。

その後も押せ押せの社長。
三体のモンスターが揃い、次のターン、光の封札剣の効果が切れれば、オべリスクが召喚できる。合体モンスターで攻撃!
「ワハハハハ!貴様の場のすべてのモンスターを破壊し…最後に貴様の魂を跡かたもなく粉砕してやる!!」え!ちょ…魂まで!?
しかしその瞬間、トラップカード発動。このカードの効果で、なんと遊戯の場にモンスターが三体揃うことに…。
「(完全にオレがゲームを支配していた…この状況において、遊戯が先に神を召喚する…だと…!!)」これはくやしい。
三体の生贄をささげ…オシリス召喚!
「(くくく…おもしろい…!ならばオレのオベリスクで迎撃してやる!)」きゃあああ!悪い顔!かっこいいい!!

「海馬!オシリス降臨によって形勢は逆転したようだな!」 バン☆(←効果音)
「フン!それはどうかな。」
っていうか、後ろ!!ブーイングが起こってる(笑)。

どうなってるのこのソリッドビジョン…社長の心境にシンクロするシステムでもついてるのか!?それとも磯野がこっそり手動で操作してるのか!?
ちーっちゃいんだけど(文庫版だしよけいに…)、ちゃんと観衆のポーズも変わってます。スゲー!

社長が動じていない、その理由とは…?
オシリスの攻撃力は、プレイヤーの手札の枚数で決まる。今、遊戯の手元にあるのは三枚。攻撃力3000ポイント(嫁一体と同じやね)。
でも、社長の場のXYZ-ドラゴン・キャノンの攻撃力は2800ポイント。攻撃すれば倒せて、それでは次のターンでオベリスクを召喚することもできなくなる…はず。
でも、社長は「フフ…ならば攻撃してみるがいい…。」って。
おおっ、社長の心理フェイズ!いいなあ、ドキドキするなあ…!!
闇マリクもほめてます。「(神を召喚されたにもかかわらず、リバース1枚で遊戯の動きを止めるとは…海馬もなかなかやるな…。)」アンタもなかなか素直ですよね…。
迷いを見せる遊戯だが…「(ここは逃げるワケにはいかない!)」と攻撃してきた!
「(やはり来たか…。)」←ここの社長がちょっとうれしそうでとても良いです!!王国編の対決の時もこんなんあったな!
オシリスの攻撃!サンダーフォース!!
「リバースカード発動!」気合入ってる!!
カードは、…遊戯からエクスチェンジで奪った「削りゆく命」ではなく…「亜空間物質転送装置」!XYZ-ドラゴン・キャノンが姿を消す…!
「この魔法効果によって…オシリスの攻撃は対象を失い無効となる!」

ああああああああああああああああ!!観客があああああああああ!!
人の姿じゃなく、完全に「お人形」だった理由が今ここにぃぃぃ!!


遊戯はターン終了の前に、リバースカードをセット。その行動に驚愕する社長。手札を減らす=オシリスの攻撃力は下がる、なのに…。
「このターン、今度は貴様の覚悟を試させてもらうぜ、海馬!」
おおお、闇様も心理フェイズ!でも我らが社長は迷いを全く見せず…
「破壊神オベリスク――我が絶対の神(しもべ)となりて我が領域に降臨せよ!」
神のルビがしもべって…さすが社長!神を敬ってんだか敬ってないんだかわからんないね!
「(天地を揺るがす全能たる力によってオレに勝利をもたらすのだ!)」
古風な言い回しも似合ってます!
「オベリスクの巨神兵召喚!!」
あ、まただ!またあのポーズだ!!

「遊戯…いよいよ神が激突する時が来たな…。
貴様のオシリスを倒し、神をすべて!オレのこの身にとり込んでやるわ!
決闘王の称号と共にな!わははははは!!」

神vs神の始まりだーー!(←顔芸ボイスで)


現在のオシリスの攻撃力は…遊戯の手札が2枚のため、2000ポイント。オベリスクは4000ポイント。
しかし、オシリスの前に「召喚」されたため、オベリスクは特殊能力「召雷弾」によって2000ポイントのダメージを受ける。これでこのターンに限り、どちらの攻撃力も2000ポイント。攻撃しても相討ちになる。社長はリバースカードをセットしてターンエンド。

遊戯のターン。ドローフェイズでオシリスの攻撃力は3000に。
そして1ターンを経たために、オベリスクの攻撃力も元の4000に戻る。
…この時の社長の手が、「GJ」みたいになってるのがすっごい気になるけど…まあどうでもいいですね。
リバースを警戒して、慎重になる闇様に対して「臆する者に神は操ることなどできぬわ!」と声を荒げる社長。しかしその言葉に挑発されることはなく、闇様エンド宣言。
社長のターン。自らの言葉通り…全く迷いを見せません!
「神の鉄槌を喰らうがいい!オベリスクの攻撃!ゴッド・ハンド・クラッシャー!!」
しかしすんなりと通るわけがな……あるぇええええ!?
「リバースカード、オープン!強欲な壷!」 ドゴォォォォ(←効果音)
ちょ…、これ、絵的にめっちゃヒットしてるで!?(神の模写はめちゃ大変なので絶対やりません)ヒットどころか…貫いてるし!オシリスかわいそうだよオシリス。闇様ぁ!もうちょっと早くリバースカード出してあげてーー!!
そんな無粋なツッコミはともかく、「強欲な壷」の効果で遊戯の手札は二枚増え、オシリスの攻撃力は5000となる!反撃!!サンダーフォース!!
「く!ならばリバーストラップ発動!削りゆく命!!」 ゴォォォォ(←効果音)
ああああ、オベも消えかかってるところでまたそんな!どっちもひでえや!
「削りゆく命」で、オシリスの攻撃力は4000に下がる。攻撃力は互角。
勝敗の行方は…?と固唾を呑んで皆が見守る中、オシリスとオベリスクは……強烈な光を放った!

まるで…爆発でもするかのような、光。
その光は、少し離れたバトルシップの中にいる皆をも驚かせるほど…。
光に飲み込まれる社長と遊戯。それを近くで見る闇マリ(慌てるモクバかわいい!)。
「(神同士の相殺によって、カオスの力が放出している!)」
そして、千年ロッドが、呼応するように輝き始める。
「(これは…また千年ロッドが光を…!!あの時のように…!
記憶…海馬瀬人の記憶……!記憶の光…)」

イシズ戦で、社長にあの石版を見せた、あの光が…また…!

カオスの光に飲み込まれた社長と遊戯の二人は、…どこか、違う場所へと移動していた。
下に見える人影。それは…

「ククク…。無残にも王宮は崩れ堕ち…貴様も今や裸の王同然…。」
え…。
「闇の大神官は邪悪な力によって天と地…そのすべてを制圧した。貴様の権力も、千年錘の力をもってしても、闇の力の前では無力に等しい…そして…我が千年錫杖と我が龍の力もまた…貴様にとって永遠の敵であることに違いはない…。」
二人にそっくりな者達のやりとりを、上空から見ている社長と遊戯。
…やりとり、と言ってもしゃべってるのは社長似の方だけですね。
「もう一度言う…貴様に手を貸すつもりも…闇に服従するつもりもないとな…。だが…今、貴様をここで倒す…それは大いに望むところだがな。」
…状況が全くわからない…。一体、何が起こっているのでしょう。…何か起こった後なんだろうけど…。
二人は「決闘(ディアハ)!」の声と共に…闘い始める。大きな石版から呼び出すのは…白き龍と、黒き魔術師…。
あの石版と、全く同じ状況…。

そこで、二人は元の…デュエルタワーに戻ってくる。神はすでに消えていた。手にもったロッドに目をやるマリク。
「(この千年ロッドは奴らの記憶に何らかの干渉を及ぼした…。一体…何を…。)」
あの光景を、見たのは二人だけ…。

その二人はそれぞれに、今の光景を思う。
「(また…オレの脳裏によぎった一閃の光景…あれは一体…。)」
超常現象を信じたくない社長。「(バカな…)」と苦悩する姿が…素敵(えー)。
しかし対峙していた男が、遊戯だということは確信した模様(てことは、しゃべりまくりの方が「自分」という確信もあったんですよね!)。
そして、遊戯の方も。
「(オレの失われた記憶…。間違いない!そこに…奴はいる!!)」

(その3へ続く)

遊戯王文庫版感想 17巻(その1)

2009-06-28 23:55:05 | 遊戯王☆感想文
遊戯王の文庫版、全22巻購入記念企画!
「全巻の感想書く!主に社長の行動とセリフに注目!
ちなみに書くまで次の巻開封禁止!」


☆この色は社長のセリフ
☆社長のことばっかりになるかもしれませんが許してください。社長大好きなんです。
☆アニメ(DM)はBC編まで視聴完了。ニコニコのエネコンMADでふつくしい社長に惚れて今に至る。
☆宝物はKCマグカップ。あと海馬ランドトートバックとKC名刺ケース。コスパ万歳!!…社長とおそろいのペンダントはまだですか??
☆海馬コーポレーションセットが…欲しいです…。



**************************************


さて、17巻!
16巻で表紙にびっくりした、と書きましたが…17巻もびびった!
そうか…闇マリクの嫁は、ラーなのね…(←間違った解釈)。
タロットは闇様とオシリスです。かっこええ…。


お話は、引き続き闇マリクvs城之内のデュエルから。
始まって割とすぐ「城之内ファイヤー!!」です。これを聞いた闇様の表情が拝めないのは残念。カメラさ~ん、もっと下!
…でも、笑えるのはここだけ。ここからはもう…辛いばっかり…。

強制召喚されたラヴァ・ゴーレムを生贄にすることに成功して、ギルフォード・ザ・ライトニングを召喚した城之内。
それを見て、マリクは神を降臨させると宣言する…。その言葉でうれしそうなのは相変わらず社長だけ。もー…。

死者蘇生でラー召喚。そして第三の能力、発動。その姿をまるで不死鳥かのようなものへと変えていく…。
これがラーの最終形態…真の姿だと言うマリク。この姿を城之内相手に見せることになるとは思わなかった、と…。そして、こう続ける。
「遊戯…海馬!そのどちらか…。このオレと決勝戦で闘うことになる決闘者よ…。貴様らがラー最終形態を拝めるのも城之内のおかげだ…最後に盛大な拍手で見送ってやるがいい…。今…地獄に堕ちていくあわれな決闘者をな!」
それを聞いた社長のコメント↓。
「(凡骨にしては上デキだ…。ホメてやるぞ城之内…。)」
おいいいいいいい!!マリクは皮肉で言ってんのに、その通りにするなああああ!!(拍手のしぐさとかしないだけマシだったけど…)

ラーの特殊能力…「フィールド上の全てのモンスターを焼き払う」。
通常、プレイヤーのLPに影響はない(のかな…よくわからんけど)。
しかし、これは闇のゲーム。焼き払われるモンスターのその苦痛が、すべて城之内へ伝わってしまう…。
マリクは、城之内への罰ゲームとして…神の炎で精神力ごと焼き尽くすことを、選んだ…。

不死鳥が、舞う。
そんな時にまた…あの人は…
「(美しい…)」

あああああああああああああ!!
アンタちょっと行って代わりに燃やされてみろおお!!んもおおおおお!!

神の攻撃。
絶叫する城之内。
それを見て、笑い続けるマリク。

壮絶な攻撃が終わって…しかし、まだ城之内は立っていた。
驚愕するマリク。沸き立つ仲間達。(ついでに驚く社長。)
でも…でも……

城之内が…最後に見る幻が悲しすぎる。
遊戯との…決勝戦。
その誓いを果たすために…耐えたのに!!
尋常じゃ考えられないくらいの精神力で…耐えたのに!!

「(遊戯…オレは……勝ったぜ…。)」
攻撃宣言を最後まで言い切ることが出来ず…とうとう倒れてしまう城之内。
…決闘続行不可能で、マリクの勝利。
すぐに駆け寄った仲間達が、…すでに彼が息をしていないということに気づいてからの…取り乱しっぷりが……ううっ。

「(城之内よ…貴様の散り様…、最後に決闘者として認めてやる!!)」
…社長も表に出さないだけで、多少は動揺していると信じたい。
まあ、この冷静さのおかげで、高笑いして去ろうとするマリクの相手がただ一人、できるんだもんね…。
「城之内のあがきも無駄ではない…。オレにとってはな。」
そんでプレッシャーを与えることに成功している(と思いたい)。
「神攻略の鍵は――このカードに秘められている!」
でもこのすました顔が腹立つ!出してるカード、うっかり表見せちゃえばよかったのにバーカ!とか思っちゃう!(えー)

医療班によって運ばれていく城之内。
それを…うつむいたまま見送っている遊戯。その様子を見て、あえて(と思いたい…しつこい?)こう、声をかける社長。
「遊戯!友の死を乗り越え、この決闘場に立て!!」
遊戯は答えず……仲間達の後を追う。
その背中に「(待っているぞ、遊戯!)」…。


そして、一時間後…遊戯は社長の待つ決闘場に戻ってきた。
ここまでの、遊戯の絶望からの立ち直り方が…またいい。城之内の幻影?だけじゃなく…千年タウクの見せた二人の未来を信じて、ってとこが…。
長すぎないのもいいのかも。少し後で「杏子の回想」として続きが語られるけど、それもいい。社長と、遊戯のやりとりに呼応させてるとこも…いい。



とにかく…とうとう、とうとう、やってきてしまったのですよ。
遊戯vs社長の最終決戦。
文庫版を読み始めた時から…ひたすら恐れていた…いや、楽しみにしていたこの話。ここにたどり着くために、一生懸命読んで、感想も書いてきたとも言っていい。
宿命のライバルとの決着、ということで…高橋先生の気合を感じるのは私だけではないはず。ドローひとつも迫力満点。全編にわたって社長の…いや、社長と遊戯の、熱いテンションが伝わってくるようです。

でも怖かった。
ラストを知ってたから。
アニメで、もうめちゃくちゃに泣いた…この闘いの決着。それを読んだ時、自分がどうなるかわからなかった。
そして…これで、これでとうとう終わってしまうと思うと…それも怖くて、怖くて…。
本当に、最初に読み進めてた時は、熱い展開にワクワクしつつも、時々ページをめくる手が震えた。怖くて怖くて、本当に震えてた。

でも、それだけ怯えてた割には、比較的冷静に一回目を読み終わった。
ちょっとうるっと来たくらいで…号泣どころじゃなくって。その時は驚きつつも、「まあ、展開知ってたし…かな。」とか思ってた。

でも、…でも。
それから早1ヶ月。
どうしてもこの感想を、書き出すことができなくって…。はじめのうちはわけわかんないまま苦しんでいたけど…ようやく気づいた。
やっぱり、それだけの衝撃が、あったんだって。

一回目に流さなかった涙の分は、この1ヶ月でたっぷりと流した。
今、これを書いている瞬間も…あのラストあたりのことを思い出すと、泣きそうになってしまう。
だけどそれじゃ、いつまでもこれが書けないから…泣くのを我慢して、書いていこうと思う。最初の自分の取り決めが、これほどありがたく、またうっとおしく思えた事は…なかったな…。

それでは…長くなりますが、よろしくお付き合い下さいませ。
テンションは、とりあえずいつも通りに戻しますね。


(その2へつづく)

もう…ちょい…

2009-06-27 23:56:56 | きょうのできごと
遊戯王の文庫版の…17巻…
1ヶ月かかって…ようやく…あとちょっと……
でも…確かに残りページ数は少ないんだけど…
こっからのセリフってほとんど抜かなきゃいけなくね?
…………。
まだまだ先は長いのかしら……。

今回は前編・中編・後編と3つになりそう…というか今回に限り、早いうちに3つに決めて書いてたんですが…(いつもはたいてい、投稿ボタンでエラーが出て初めて前半・後半に分ける感じ)
テンションもそれぞれでやや違うんですが…
後編……このままいくと、後編だけがまた10000字制限にひっかかってしまわないかなぁ…。4つに分けるとしたら名前はどうしたらいいんだ?3つでも悩んだのにぃ…。


まあ、そこまでは…いかないか?さすがに。
セリフも全部ピックアップしてたらあかんな…つかそれは「ピックアップ」ではもはや、ないよな…。うむ…う。


もうほんと、これ終わらせないと…他の事に支障が出まくり!
なんかまたホームページの制作頼まれたし!あと2週間で骨組みをつくらなあかんなんて…(いや話はずーっと聞いてたので放置してたうちが悪いんですが)。


もう…ちょっとだ…。
もう…ちょっとで……終わる………。

嫉妬の力

2009-06-26 02:23:36 | きょうのできごと
久々に吐くほどの嫉妬を覚えました。
…いや、吐いてはいないけど。


「私にないもの」は、いーっぱいあるんですけど(金とか胸とか)(またそれかい)、
競争心・闘争心というものも、そのひとつです。
他人に対して、勝ちたい!と思うことがほとんどない。
特にゲーム。トランプから…ボーリングから…なんでも。
でもそれはそもそも「負けて嫌な思いをする(orさせる)のがイヤ」という思いからきてます。子供の頃に、弟とよく将棋やらオセロやらしたけど、負けたほうがどうしても不機嫌になってその後やりづらくなるので、それに気づいてからは姉の私の方が、対戦自体を断るようになりました。
オラタンもそうだけど…ネットで対戦!とかもしないのも、全然知らない相手と戦って嫌な思いすることになったら嫌過ぎる…から。消極的~。まあオラタンじゃまず勝てないんだけど(技術的に)。
だから、私とゲームで遊ぶのは、たぶんめっちゃ楽しくないだろうなあ、と思う。
手を抜くわけでは決してないんです。…だけど、勝とうとしない。負かそうとしない。そんな相手に勝っても…うれしくないよねえ。
まあ、ほとんど…そんな機会なんてないんですが。ゲーム機でやるゲームは、基本一人でやるし。

…というわけで、見事に競争心や闘争心はないのです、が、
嫉妬はめっちゃ、する。
私を動かす力は、ほとんどが嫉妬心と言ってもいいかもしれない。

普段は…人に勝ちたいなんて思わないのに。だから人の成績や記録にも全然興味も持たないのに。
時々、ある。その人にとってはなんでもないことでも、
私の琴線に、触れるどころか…ぶっちぎるほどの行動や、成果。
吐き気を催すほどの衝動…。


普通にしてたら努力とかも全然しない自分にとってはいい原動力だと思っているので(おい…)、嫉妬の力はこれからも有効に使っていきたいところなんですが。
その「時々」発生する、条件…みたいなのに、今回ので気づきました。

どうやら、「親友」に関することに限り、私はすぐブチッといくらしい。

彼女に対しては、そういうのは全然思わないんです。それはもう、ずーっと前から。
だけど、たとえば彼女の口から何気に語られた話とかで…誰々がこんなんしてさ、とか、こんなん作ってさ、とか……
それで、一気に沸点通り越します(表面には出さないように努めるけど)(しかし今回は割とだだもれ)。
よく考えたら…今までもそういうのあったよなーって…。

つまり、…私は「ええかっこしい」なんですね。
まあ、見栄っ張りでも向上心につながるならよいではないか!はっはっは。



…………くっ…、ううああああああああああ!!
くやしいくやしいくやしい!!おぉのれ…見てろよ…ちくしょう……!
どうせ私は落ちこぼれパティシエだ!技術も創作力も最低だ!
ふっ…ふふふふふふふ……!でも負けない…もう負けてるけど…これ以上は負けない……!!

えへへへへへっ☆

2009-06-25 02:04:06 | きょうのできごと
あかん。死んだ。春香かわいいよ春香…。

日刊天海春香 ソロ 「スタ→トスタ→」 メルヘンメイド


くっ…トレーラー配信の時点ではあんまティンときてなかったのに…。
毎月恒例DLC祭りでこれを見てしまって、鼻血吹きそうになりました(汚い…)。
「えへへへへへっ☆」、かわいすぎるだろ…。最強だろ…。
「ツマンナイ!」もかわいい。これはダンスがおもしろいのでぜひトリオで踊ってもらいたいですねー。もちろん春香センターで!!
…さあー、17巻感想書いて、18巻感想も書けたらこれ買うぞ!DLCのために今月もがんばります。(しかし先月は結局……)


そういや、また春香さんのプロデュースを始めてしまいました。
またかよ!(6回目?いや7回目?)
いや…コミュ重視!とか言って5人くらいソロで同時進行でプロデュースしてたんだけど…同時進行によるバグが結構ひどくて…途中で何人か消してしまってたんだよねえ。割と後半までいってた春香とやよいと雪歩だけ残して。で、春香はこないだクリアして…やよいもその後でクリアして…、で、ひっさびさに無印起動したら雪歩のユニットしか残ってないのでびっくりしたんだよねえ(それまで常に2・3はあったから)。で、しばらくやってたんだけど、テンションがガッタガタで…ちょっと疲れてしまって…
「やっぱり春香をやりたい…」と思い始めて……
でも雪歩は雪歩でクリアはさせようと思って、また別に新しいユニットを組むことにしたわけです。

でもソロはこないだ存分にやったし(めでたくトゥルーエンド到達)。
それならデュオかトリオかな?…トリオは一度やって、散々苦労したのだけど…もっかいやってみようかな?と。ちょっとはレッスンとかオーディションの腕も上がってるだろうし。
ていうか、トリオに春香がいれば、私は絶対にエンディングまで持っていけることに気づいた。自分に対する評価さえ気にしなければ、春香を呼べばコミュでほぼ確実にパフェが取れるんだし…そうすればオーディションも戦い続けることができる!って。

なら、エンディングまでいけるか(自分が)心配なキャラと組ませればいい!
そう思い至って、最初に思い浮かんだのが…美希でした。
是非、一度は彼女を覚醒させたいんですが…そのためにはまず、一周終わらせないといけない。
それを知っていたので、コミュ重視のソロ活動の時、彼女も選んでいました。
…でも、とにかく…とにかくコミュでパフェが取れない。すぐ言い合いになってしまってノーマルとかバッドとかばかり…。
また、弟が自分のプロデューサーデータを作って美希のプロデュースを始めているのですが、それを横で見ていても、「ええ!?それを選ぶの!?」みたいな選択肢で…でもパフェとかグッドとか出してる。
本気で自信をなくしました。
…多分…というか、…ええと美希ファンの方には申し訳ないのですが、私があんまり彼女のことを好きになれない、というのもあるんですよね。…特に序盤(ランクが低い状態)の彼女は… ええっと、私の本命キャラが天海春香さん(一生懸命ながんばりやさん)ということからも、理解していただけるとうれしいな、なんて。…いやメインヒロインの座がどうたらとかそういうことで嫌ってるわけじゃなく。
だからこそ、ウワサの覚醒状態を見たいのです!!

そしてもう一人。
一人というか…亜美・真美を選びました。
今まで全くと言っていいほど関心を持たなかったこの二人ですが(すいません)、L4Uでの「じってーん!」がかわいくて。やってみようかなって(美希に比べてなんて軽い理由なんだ……)。

さあ、どうなるこのユニット!
ユニット名は「チーム大家族」と相成りました(弟の発案)。
お母さん役は春香さんですよ!あと三人は…子供(えー)。
ちまちまと、プロデュースもがんばりまーす!

今日も書けない。

2009-06-22 02:51:53 | きょうのできごと
今日は書けそうな気がする、
と思ったのに…。

今日もこのまま編集画面を閉じるしかないですウギャー!
まだ書けない17巻感想。ああああ~~。
ちょっと書いても、…それを読み直すと、なんか自分が書いたんじゃないみたいな文章になってて…うううううう。

自分はそもそもどんな感想を書いてたっけ…と思って
うっかりMOTHER3日記を全部読んでしまったりしてました(アホ)。
ていうかあれは整理してサイトに移してたからあんま意識してないけど…
ブログの分、いらんこともたっぷり書きすぎじゃ!
読み返すのめっちゃ時間かかった…。忘れてることも多くておもしろかったけど(……)。
あと100質とかもね…長いよね…。

あれも最後は大変だったよなあ…しばらく書けなかったし。
あれ?じゃあ…別に珍しいことでもないのか。こういうのって。
今回は自分で制限を設けてるから、苦しいだけで…。

DLC、とうとう今月の分が発表されちゃいました…あー。
でもキラメキラリとI wantのどっちもが来なかったのは、救い…。

箱○を起動させるたびに、「ああ、『隣に…』欲しい」→「感想書かなくちゃ」ってなって… でもパソコンの前に座るとやっぱり書けなくて…。

そんな感じがもうすぐ1ヶ月。
おかげでブログも日付が空きまくり!こ…こんな…、う、うちがブログ書かなくなるなんて、よっぽどなのに…!(親友のウエディングケーキのために奔走中とか)


…そういや今日、昼寝してたんですけど(ホント唐突だね…俺はどっちでもいいけど)(←村社長のセリフ)
すごく暑くて…なのにうっかり毛布かけて寝ちゃってて…
あまりの寝苦しさに5回くらい連続で悪夢を見ました。
起きろよ!…それか、毛布どけろよ!
こんなに影響あるんだなあと妙に感心してしまった。これからどんどん暑くなるから…やですねえ。座ってるだけで汗出てくるもんねえ。うちの部屋、クーラーとか全然ないしなー。

昼寝と言っても、合計で7時間は寝てた気がします(おい…)。
だからこそ、今日こそ書けると…思ったんだけどなあ。
ていうか明日も早朝からバイトなんですけど、どうしよう。
まあ…たぶんまだ寝れるでしょう、私なら。

アニメ!アニメ!アニメ!

2009-06-19 22:46:04 | きょうのできごと
カブトボーグが、とうとう43話!
社長回!!
いよっしゃあああああああああ!!
待ってた!!ずーっと待ってた!!長かったあ…。

ここ最近は、ずっとそわそわしてました。あと4回…あと3回…みたいな。
…えーとアニマックスのカブトボーグは、日曜日に2話連続放送してたんですけど、なんか途中から、平日の夕方にもまた1話から放送が始まって…しかもプレイバックかと思ってたのに、最近、日曜日の放映回を追い越してしまいました。
ああでも、43話が!ちょっとでも早く見れて、うれしい!!

次回予告から「キャー!社長ーーー!」って、諸手を挙げて大喜びでした!
第一声の「はーい、どうぞ~」で、もう…とろけまくり。
「社員集合!」に大喜びして、「民意なのっ」に爆笑。最後の「…いいけどっ」にも笑った。
…でも物語のラストには、やっぱりすっごく切ない気分になった…。初めて見たときみたいな憤りはもう、ないけど…(こういうアニメなんだから、ともうわかってるし…)。社長…どこにいっちゃったんだよう…。
ていうか…カブトボーグ……すごいアニメだよな…。知ってたけど……。


あと、遊戯王も最近、社長が出まくりで超うれしいです…!さすがBC編!!
来週はタッグデュエルの回だあーーー!!ああもう…うれしい!!
「いひひあはは」は近いぞ!!

そうそう、デスノのアニメを見てみました…。ちょっとこれはあとでちゃんと書きたいけど…とりあえず、あんな詩的?なアニメとは思ってなかったんでめちゃくちゃびっくりした!!初めて見た回が…えーと、「沈黙」…「彼」が死ぬ回で…特別力入ってた回やったんかもやけど、とりあえずそっから毎回予約してます。もっと早く見ればよかった…。きっとまたやるよね!信じてるアニマックス!

あとはー、ああ、「こんにちは アン」、予想以上におもしろいです!
ていうかアンがめちゃくちゃかわいいし、絵がめちゃキレイ!
オープニングの曲がまたよくて、いつもいきなり泣きそうになります。
「♪いつもどんな日も探そう 喜びを
泣いて生まれたのは 幸せを創るためさ」
最近気づいたけど、オープニングのラストのカット、アンが手に小鳥をのせているのは、…オリジナル赤毛のアンのリスペクトなんですよね!?スゲー!つーかうち、もっと早く気づけよ!最近まで見てたんじゃん!

…なんかアニメしか見てないみたいですが、その通りです(えー)。
もうすぐ「悪魔くん」がはじまるので楽しみでなりません…!悪魔くん大好きなんだよー!メフィスト2世ー!鳥乙女ー!何年ぶり!?早く会いたい!!


でも、うちはかなりアニメの好き嫌い激しいんだなあ、と思います。
節操ナシになんでも好き好き言うてるかのようですけどね。
なんかねえ…ちょっとでも気にくわないとこがあると、見続けることができない。
…アニメってやっぱ、見ようと思ったらかなり時間とられるから、自分で選抜しようとしてるとこもあるんだろうけど…たぶん…。

最近ではまあ…いくつかあるんだけど…「けいおん!」ね。
もうあれ…すーごいだめ…。ものすごく人気あるみたいだけど…。私はどうも…あかん…。
でもあのタイプはさあ、昔からダメだったよねえ、自分。
らきすたとか…ぱにぽにとか…。
いやもうほんと、作品のせいじゃなく、自分の嗜好なので…見なけりゃいいだけのことなんですけどね。

今期のアニメって、どれも「……」みたいな感じなので…、
でもそんな風に思っている人はほとんどいないっぽいし、最近のアニメの傾向と、自分の嗜好が正反対になってしまっているんでしょうね。とほほ。
ていうか結局、私は女の子向けのアニメが好きなのかもしれない…。
けいおん!だってバスカッシュ!(←津田さんが出てるのでチラ見している…)だって…男性向けアニメだよねえ。だからいわゆる「サービスシーン」みたいなのも鼻につくだけで全然うれしくないっていうか…「で?」みたいな…。
いや楽しめたほうがいいんだろうけど……。

でも赤毛のアンはともかく、カブトボーグは絶対女の子向けのアニメではないよな…。遊戯王も。

「女の子向け」がどうとか思ったのは、あまりに自分が最近のアニメに文句ばっかり言いたくなるのに愕然として、「うちがそもそも好きなアニメとはどんなものだったか」とか冷静に考えて、出てきたのが「フルーツバスケット」「ファンタジックチルドレン」だったんですよね。あと「プリンセスチュチュ」。…女の子向けだなあ、と。これらは本当に…安心して見れてた。今のアニメを好む方には、ちょっと、いやだいぶ物足りない気分になるかもしれない。キャラがOPやEDでめちゃなめらかにダンスしたり演奏したり、萌えなシーンもなかったりするから…。
……私、「萌え」が嫌いなのか?
いや…嫌いなわけではない…よね?
ただ女だから、過剰な演出が鼻につくだけで…。「こんな女いねーよ」的な…(黙ってて…)

あと「プラネテス」に「攻殻機動隊」に……ああ、そうだよなあ、好きなアニメたくさんあるよなあ…。
でも最近、増える気配がないんだよね…。もう増えることなんてないのかな…。