(その1からの続き)
いよいよ、デュエル開始!!
252話冒頭のナレーション?がかっこいい!
『海馬vs遊戯!勝者が二枚の神カードを手にする決闘!
それは…プライドのアンティ!!』
おおおおお、盛り上がってまいりました!!
しかしいきなり来るよ!
「フフ…決闘者として頂点を競う闘いにしては、この決闘場は殺風景極まりない…。そこで!!我々の宿命の決闘にふさわしい舞台を用意してやる!ソリッドビジョンシステム作動!バーチャルステージ!!」
キターーーーー!!きちゃったーーーーー!!
「決闘王の称号を賭けた闘い――その舞台は!
天空決闘闘技場!!」
…アニメで見たときも爆笑してしまったものです。
社長、なんとソリッドビジョンで「コロシアム」を作っちゃってました!!
ご丁寧に、風に翻る旗にはKCのロゴ…。
そして観客席から巻き起こる、
「カイバ!」「カイバ!!」コール!
あ……あほだああああ!!
モクバは
「スゲーぜ兄サマ!」とか言ってるけど!!いやスゴいけども!!
これ、絶対作ったの社長本人ですよね!?なにしてんのアンタ!!
ああでも…社長が楽しそうで何よりです!!
「遊戯!数々の因縁をつみ重ね――宿命の名のもとに我々は雌雄を決する!『誇り』『自由』のために命を賭して闘った古代ローマの剣闘士のようにな!!さあ、デッキからカードの剣を抜け!!」社長ノリノリ。
「オレのターン!ドロー!」闇様もノリノリ!ツッコミ不在空間!!
ところで次のコマの
「(右手の剣(カード)にプライドを!左手の盾(ディスク)に魂を宿せ!!)」というモノローグは……どっちのものなんでしょうね?画面に映っているのは闇様ですが…。剣とか言い出したのは社長だし、次の社長のセリフもやはりモノローグなので、社長かな?闇様ならノリのよさに大喜びしますが!
闇様は一体のモンスターを守備表示にして、リバースカードをセットして…次は社長のターン。
「オレのターン!!ドロー!」
いきなりオベリスク引いてるし!!
「(フ…。勝利の神はオレに微笑む…。いつ、いかなる時も…。)」
不敵に少し笑う社長。冷静ですばらしいね!
社長も闇様と同じく、一体モンスターを場に出して、リバースカードをセットして、ターンエンド。
「(次のオレのターンで貴様は終わる…。すでにオレの手に瞬殺コンボのカードが揃っている…。)」
早!まだ1ターン目なのに…!
次のターン、闇様はクリボーを召喚。クリボー本当に好きだね闇様…。
それを見た社長の反応。
「(フン…。)」目がこわっ!
「(オレの前に低級ザコモンスターを並べることがいかに愚かで危険なことかを…)」クリボー本当に嫌いだよね社長…。
「(身をもって教えてやる!)」三コマにわたって表情を変化させ…最後のコマはスゲー悪い顔で笑ってます。模写しようと思ったけど…自信がなかった!素敵な表情変化ですよ。是非、買って見てみて下さい(また宣伝)。
そして社長のターン!
「(遊戯…。神の前にひれ伏し…そして散れ!!)」
魔法カード発動!クロスソウル!同時に相手の場のモンスターを生贄にすることができるカード。さらに…
「この瞬間…追撃のリバースマジック発動!!エネミーコントローラー!!」
エネコンきたあああああああああああ!!!!
「コマンド入力することで貴様のX-ヘッド・キャノンはオレが操ることが可能なのだ。」
「ライフ1000ポイントを払い、←→AB!」
押してる!押してる!コマンド、手で押してる!!
こりゃ、「♪ひっだりABA→AB←A←B!」とか入力しようと思ったら…超大変ですね!(←
ナイト・オブ・コマンド より)
クロス・ソウルの効果で本来なら遊戯の場の生贄になるはずのモンスターも、自分のものにして…
「今、三体の生贄が揃った!!」
驚く闇様。そりゃ驚くよね!2ターンで神召喚とか!!
しかし、そううまくはいかなかった。
魔法カード「光の封札剣」発動!オベリスクは3ターン動けなくなる…。
「あせるなよ…。ゲームは始まったばかりだぜ、海馬!」ここの闇様かっこええ!!
デュエルは続く。そこに…闇マリクがやってきた!
「(この闘い…この目で見届けておかないとなぁ…。)」
ようやくツッコミ要員キタコレ。決闘中の二人はテンション高すぎだし、モクバは兄サマ信者過ぎてつっこまへんしね!
エレベーターを降り、ソリッドビジョンにためらうことなく首を突っ込み、
「ずいぶんと派手にやっているようだねぇ…。」
あああああああああ!!違う!!そうじゃなくて!!
なんじゃこりゃ!とかセンスゼロだな!とか…そういうキツいツッコミをプリーズ!!(……)
「『神』は常に…最強の決闘者の手に舞い込むのだ…。」という社長のセリフにも、ボソッと
「その意見は賛成だが…それは貴様ではない…海馬…。」と言うのみ。闇マリク…もっとボロカスに言ってもいいのにぃ…(いいかげんにしろ私)。
自信たっぷりにそう言い放った社長、魔法カード「天声の服従」を発動し…闇様のデッキの中のオシリスを奪うことに成功する。…が、しかし。
「貴様はオレと同じことを考えていたらしいぜ…。」
リバースカード、発動!「エクスチェンジ」!
おおー!!あの、洗脳城之内との決闘の時のカードだ!!
「(あの時!!城之内くんの決闘者としての魂を譲り受けた!
今もオレ達は…城之内くんの魂と共に闘っている!
オレ達は勝つ!!)」
交換する手札は、もちろんオシリス。
「海馬、礼を言うぜ!神はオレの手にある!!」
おおおおおおおかっこいいいいいい!!
残念でしたね社長!ていうかエクスチェンジ、嫌がりすぎですよアナタ!ちっちゃくだけど
「おのれぇ」「く…」「ぬぬぬ…」と三回も嫌がってます!!ほら、あれだ…エクスチェンジも、手札を見せるから…嫌なんですね。
その後も押せ押せの社長。
三体のモンスターが揃い、次のターン、光の封札剣の効果が切れれば、オべリスクが召喚できる。合体モンスターで攻撃!
「ワハハハハ!貴様の場のすべてのモンスターを破壊し…最後に貴様の魂を跡かたもなく粉砕してやる!!」え!ちょ…魂まで!?
しかしその瞬間、トラップカード発動。このカードの効果で、なんと遊戯の場にモンスターが三体揃うことに…。
「(完全にオレがゲームを支配していた…この状況において、遊戯が先に神を召喚する…だと…!!)」これはくやしい。
三体の生贄をささげ…オシリス召喚!
「(くくく…おもしろい…!ならばオレのオベリスクで迎撃してやる!)」きゃあああ!悪い顔!かっこいいい!!
「海馬!オシリス降臨によって形勢は逆転したようだな!」 バン☆(←効果音)
「フン!それはどうかな。」
っていうか、後ろ!!ブーイングが起こってる(笑)。
どうなってるのこのソリッドビジョン…社長の心境にシンクロするシステムでもついてるのか!?それとも磯野がこっそり手動で操作してるのか!?
ちーっちゃいんだけど(文庫版だしよけいに…)、ちゃんと観衆のポーズも変わってます。スゲー!
社長が動じていない、その理由とは…?
オシリスの攻撃力は、プレイヤーの手札の枚数で決まる。今、遊戯の手元にあるのは三枚。攻撃力3000ポイント(嫁一体と同じやね)。
でも、社長の場のXYZ-ドラゴン・キャノンの攻撃力は2800ポイント。攻撃すれば倒せて、それでは次のターンでオベリスクを召喚することもできなくなる…はず。
でも、社長は
「フフ…ならば攻撃してみるがいい…。」って。
おおっ、社長の心理フェイズ!いいなあ、ドキドキするなあ…!!
闇マリクもほめてます。
「(神を召喚されたにもかかわらず、リバース1枚で遊戯の動きを止めるとは…海馬もなかなかやるな…。)」アンタもなかなか素直ですよね…。
迷いを見せる遊戯だが…
「(ここは逃げるワケにはいかない!)」と攻撃してきた!
「(やはり来たか…。)」←ここの社長がちょっとうれしそうでとても良いです!!王国編の対決の時もこんなんあったな!
オシリスの攻撃!サンダーフォース!!
「リバースカード発動!」気合入ってる!!
カードは、…遊戯からエクスチェンジで奪った「削りゆく命」ではなく…「亜空間物質転送装置」!XYZ-ドラゴン・キャノンが姿を消す…!
「この魔法効果によって…オシリスの攻撃は対象を失い無効となる!」
ああああああああああああああああ!!観客があああああああああ!!
人の姿じゃなく、完全に「お人形」だった理由が今ここにぃぃぃ!!
遊戯はターン終了の前に、リバースカードをセット。その行動に驚愕する社長。手札を減らす=オシリスの攻撃力は下がる、なのに…。
「このターン、今度は貴様の覚悟を試させてもらうぜ、海馬!」
おおお、闇様も心理フェイズ!でも我らが社長は迷いを全く見せず…
「破壊神オベリスク――我が絶対の神(しもべ)となりて我が領域に降臨せよ!」
神のルビがしもべって…さすが社長!神を敬ってんだか敬ってないんだかわからんないね!
「(天地を揺るがす全能たる力によってオレに勝利をもたらすのだ!)」
古風な言い回しも似合ってます!
「オベリスクの巨神兵召喚!!」
あ、まただ!またあのポーズだ!!
「遊戯…いよいよ神が激突する時が来たな…。
貴様のオシリスを倒し、神をすべて!オレのこの身にとり込んでやるわ!
決闘王の称号と共にな!わははははは!!」
神vs神の始まりだーー!(←顔芸ボイスで)
現在のオシリスの攻撃力は…遊戯の手札が2枚のため、2000ポイント。オベリスクは4000ポイント。
しかし、オシリスの前に「召喚」されたため、オベリスクは特殊能力「召雷弾」によって2000ポイントのダメージを受ける。これでこのターンに限り、どちらの攻撃力も2000ポイント。攻撃しても相討ちになる。社長はリバースカードをセットしてターンエンド。
遊戯のターン。ドローフェイズでオシリスの攻撃力は3000に。
そして1ターンを経たために、オベリスクの攻撃力も元の4000に戻る。
…この時の社長の手が、「GJ」みたいになってるのがすっごい気になるけど…まあどうでもいいですね。
リバースを警戒して、慎重になる闇様に対して
「臆する者に神は操ることなどできぬわ!」と声を荒げる社長。しかしその言葉に挑発されることはなく、闇様エンド宣言。
社長のターン。自らの言葉通り…全く迷いを見せません!
「神の鉄槌を喰らうがいい!オベリスクの攻撃!ゴッド・ハンド・クラッシャー!!」
しかしすんなりと通るわけがな……
あるぇええええ!?
「リバースカード、オープン!強欲な壷!」 ドゴォォォォ(←効果音)
ちょ…、これ、絵的にめっちゃヒットしてるで!?(神の模写はめちゃ大変なので絶対やりません)ヒットどころか…貫いてるし!オシリスかわいそうだよオシリス。闇様ぁ!もうちょっと早くリバースカード出してあげてーー!!
そんな無粋なツッコミはともかく、「強欲な壷」の効果で遊戯の手札は二枚増え、オシリスの攻撃力は5000となる!反撃!!サンダーフォース!!
「く!ならばリバーストラップ発動!削りゆく命!!」 ゴォォォォ(←効果音)
ああああ、オベも消えかかってるところでまたそんな!どっちもひでえや!
「削りゆく命」で、オシリスの攻撃力は4000に下がる。攻撃力は互角。
勝敗の行方は…?と固唾を呑んで皆が見守る中、オシリスとオベリスクは……強烈な光を放った!
まるで…爆発でもするかのような、光。
その光は、少し離れたバトルシップの中にいる皆をも驚かせるほど…。
光に飲み込まれる社長と遊戯。それを近くで見る闇マリ(慌てるモクバかわいい!)。
「(神同士の相殺によって、カオスの力が放出している!)」
そして、千年ロッドが、呼応するように輝き始める。
「(これは…また千年ロッドが光を…!!あの時のように…!
記憶…海馬瀬人の記憶……!記憶の光…)」
イシズ戦で、社長にあの石版を見せた、あの光が…また…!
カオスの光に飲み込まれた社長と遊戯の二人は、…どこか、違う場所へと移動していた。
下に見える人影。それは…
「ククク…。無残にも王宮は崩れ堕ち…貴様も今や裸の王同然…。」
え…。
「闇の大神官は邪悪な力によって天と地…そのすべてを制圧した。貴様の権力も、千年錘の力をもってしても、闇の力の前では無力に等しい…そして…我が千年錫杖と我が龍の力もまた…貴様にとって永遠の敵であることに違いはない…。」
二人にそっくりな者達のやりとりを、上空から見ている社長と遊戯。
…やりとり、と言ってもしゃべってるのは社長似の方だけですね。
「もう一度言う…貴様に手を貸すつもりも…闇に服従するつもりもないとな…。だが…今、貴様をここで倒す…それは大いに望むところだがな。」
…状況が全くわからない…。一体、何が起こっているのでしょう。…何か起こった後なんだろうけど…。
二人は
「決闘(ディアハ)!」の声と共に…闘い始める。大きな石版から呼び出すのは…白き龍と、黒き魔術師…。
あの石版と、全く同じ状況…。
そこで、二人は元の…デュエルタワーに戻ってくる。神はすでに消えていた。手にもったロッドに目をやるマリク。
「(この千年ロッドは奴らの記憶に何らかの干渉を及ぼした…。一体…何を…。)」
あの光景を、見たのは二人だけ…。
その二人はそれぞれに、今の光景を思う。
「(また…オレの脳裏によぎった一閃の光景…あれは一体…。)」
超常現象を信じたくない社長。
「(バカな…)」と苦悩する姿が…素敵(えー)。
しかし対峙していた男が、遊戯だということは確信した模様(てことは、しゃべりまくりの方が「自分」という確信もあったんですよね!)。
そして、遊戯の方も。
「(オレの失われた記憶…。間違いない!そこに…奴はいる!!)」
(その3へ続く)