「パティシエになりたーい!」ブログ。

元パティシエ・オペラのお菓子の話やらオタクっぽい話やらのごちゃ混ぜブログ。

ゆく年くる年

2015-12-31 23:59:07 | きょうのできごと
なんと今年は……あ、来年か、
来年の元日、仕事が休みでした!!ビックリした!!元日は働くものだと思ってた!!(←休みを申請したわけじゃなかった)
元日休みとか何十年ぶりでしょうか?……いや本当に思い出せない。製菓学校に通ってた時ちゃうか?

元日って…何していいかわからんわ…!いや相棒スペシャルは見るけど。
初詣?初詣とかに行けばいいの?


今日は母の手伝いをしておせちも作り、年を越す前にちゃんとおそばも食べ、(なんかいつも我が家年越えてた…)
…あっ、大掃除はイマイチできてないけど…いや今日は仕事だったし!
大事に残してた相棒S4「ついてない女」を見て、元日スペシャルの予習のためにS9「亡霊」をDVDから探して見て…、
うん、穏やかな年越しですね。なんか途中でBS朝日で圭くんの番組やっててギャーッてなったけど。
そういや圭くんはもう次の大会のために出発済みだそうですよ、…大変やなーホント!
頑張って応援しよう、来年も!

2015年、今年もこのやりたい放題のブログは、やりたい放題のまま新しい年を迎えられそうです。
今年もありがとうございました!


北海道旅行2015・8

2015-12-30 20:20:41 | 旅行とお出かけのこと
お花の少ない時期でしたが、咲いてるのもありました。

エゾリンドウ、らしい。かわいい!!

ロープウェイ乗り場でとりあえず解散。これから登山に向かう男性を皆で見送り、帰りのロープウェイに乗り込みます。

昨日着いた時には真っ暗で、「(あの有名な柱状節理とかはどのへんで見れるのかなあ)」とか思ってたんですけど、めっちゃそこにありました…。夜に到着すると朝起きてから驚くことが多すぎますね…。
ロープウェイが通る辺りの紅葉はもう終わってしまっていたのですが、

ちょっとだけ赤いのが…!紅葉見れたからこれで!いいってことで!!

降り場で、あのご夫婦ともお別れでした。この後はもみじの綺麗な滝?の方を見に行くそうです(ガイドさんにおすすめの場所を聞いていた)。
奥様に「ご一緒できて楽しかったです。この先もご旅行楽しんでね」とか言っていただいて、うちもとっさにこういうこと言える女性になりたいとすごく思いました…。
受付でガーデンショーのチケットが少し安く買えるとのことだったので買って、昨日は全く見れなかった(見えなかった)「温泉街」のあたりをぶらぶら歩いて宿まで帰りました。なんか綺麗に整備されててかわいい感じだった。花壇とかもあって。…もちろんまだ早朝なので、お店とかは開いてませんけどね!

ロープウェイには人はいっぱいだったけど、こんなに早く帰ってくる人はいないらしく、だーれもいなかった…。
いやうちは、次は本命の!ガーデンショーに向かわなきゃいけなかったのでね!!

そういえば、昨日バス停からセイコーマートが見えたのを思い出して、宿に帰る前にそこに寄ることにしました。まだバスまでは時間あるし、ちょっとお腹すいたから朝ごはんを買おうと思って!北海道の方にめちゃ愛されてるコンビニってことで名前はよくよく知ってるんですけど、案外旅行中ってコンビニで食べ物買う機会がないんだよね…。だから買ってみたかった!
お店に入って、まず、私の大好きな「アメリカンドッグ」を探したんですけど、なかった!ていうかうちが行くコンビニでは、肉まんやらアメリカンドッグなどの揚げ物系やら、最近ではドーナツの入ったケースがレジのとこに乱立してるんだけど、まずそれがなくて…。でもあったかいものってどこかにあるんだよね?と思って探したらはじっこに発見。アメリカンドッグはなかったんだけど、そこに!!おにぎりが!!あったかいおにぎりが!!初めて見た!!…感動して買いました。あと、お店で焼いたという(すごいな!?)クロワッサンを買って…

昔、テレビで番組表表示して何か探してる時、とあるチャンネルで「おにぎりあたためますか」ってタイトルがめっちゃ並んでて…。あの大泉洋さんの番組ってことは多分その場の表示でわかったんだけど、タイトルに何もピンときてなくて、それをなにげに口にしたら横にいた弟が、
「こっちでは『おにぎりあたためますか』って聞かれへんもんな」って。
「……!!ほんまやっ!えっ、聞かれるの!?北海道!?」
驚いてそう聞き返したことが忘れられませんね~(今は一人暮らしをしているうちの弟は、かつて北海道に住んでいたことがありました)。あ、でもあのおにぎりはあったかかったから、うちは聞かれなかったけど…。

宿で朝ごはんを食べて、またデレステやってたらいつのまにかいい時間になってて、チェックアウトしてバス停に向かいました。朝8時40分、バス出発。…何回書くねんって話やけど、昨日はまったく見れなかった「柱状節理」が道路沿いにずーっと、大迫力で続いていて、夢中で窓の外見てましたね…。多分普通の人は来る時にもう見てるから、こんな、帰りのバスで窓にかぶりついてるのは本当に私だけでした…。てか、ほんとすごかった…。すごいとこに来てたんだなあって思った…!ありがとう層雲峡!

9時過ぎに上川駅着。結構新しくて綺麗な駅!

(後でバス停の方から撮った写真です)
写真では見えませんけど、のぼりが立ってまして…上川はあのスキージャンプ選手「高梨沙羅」ちゃんの出身地だそうです!へえー!

ここからガーデンショー会場へのシャトルバスが出ているので、バスの時間までしばし待ちます。上川駅はコインロッカーはないのですが、窓口で荷物の一時預かりをしてくれるらしい、という情報を事前にゲットしてまして…、その通り無事ヒュートランを預けることができました。よかったよかった、ガーデンショー会場にゴツいトランク持ってかなきゃならないのは大変だもの…。駅にも椅子があって、本を読みながら待つことができました(ってか駅の近くにお店っぽいものがなかっ……)
バスの出発時間、9時50分より少し前にバス停に向かってみると、年配の女性が3人、楽しそうにバスを待ってらっしゃいました。そして小さめのバスが到着すると、そこにすでに乗ってらした方々がいて…皆お知り合いのようで盛り上がってはりました。私が乗った時はもう優先席しか空いてなくて、まあ10分位だから大丈夫だろうって立ってたんですけど、1人の女性が私を呼び「気づかなくてごめんね!ここ座り~」って席を詰めて下さいました!それから少しお話とかもさせてもらって…いい人でよかった~~。

10時5分、ガーデンショー会場到着!まだ朝だから人は少ないはず…と、私はバスを降りるなりめちゃ早足でゲートへと向かいました。

入口からもう素敵でヤバイ!!

さあ…いよいよだ!いよいよ「森の木琴」に会える……!!

アイカツ!133話「ハローニューワールド」感想・後編

2015-12-29 18:01:34 | アイカツ!
前編からの続き。

・まどかの想い
「私も、アイドルとして最高にドレスを輝かせられるって、自信を持てた時に、…着たいって思うんです。」
そこまで、黙ってまどかちゃんの話を聞いていたあかりちゃん。
…が、笑顔で、言う。
「なら、まどかちゃん!」
「……?」
シーンチェンジ。いつものグラウンドでアイカツ!ランしてる二人。
「そこまでわかってるなら、後は特訓するしかないよ!少しでも自信を持って、天羽さんにお願いできるように!」
「はいっ!」
いつものアイカツ!ですね。…でも実際、そうだよね。あかりちゃんの言う通りだ。自信が持てるまで頼めないなら、自信がつくまで特訓するしかない。

・それから二人で特訓の日々
予告のシーンはここです。

スペシャルアピール特訓中。……すごいよね、高さ…。
カレンダーの×マークが増えていき、イベントの本番が近づいてきた、ってことなんだけど、

前日じゃん!?天羽先生も急に言われても困るんちゃう!?

・休憩中の会話
ランニングの後、ほとんど倒れ込んでるような状態のまどかちゃんにあかりちゃんが飲み物を手渡す。やはり体力には差があるのね。
この短期間にすごくレベルアップした、とまどかちゃんを褒める大空先輩。
「先輩にそう言ってもらえて嬉しいです、でも…」

「…大丈夫かな…。」
この、顔…!この、言い方…!本当にこの回、まどかちゃんの声優さんの演技が凄まじい…!
すぐにこちら(あかりちゃんがいる方)を向いて、特訓に効果がないって言ってるわけじゃなくて、みたいな感じにしゃべるのがまたとても…まどかちゃんらしいですね…!
「でも…自信は、まだ……」
またうつむいてしまうまどかちゃんに、間髪入れず答えるあかりちゃん。
「私もだよ!」
「えっ…?」
「自信なんてない。いつになったら自信つくんだろうって思うくらい!」
「大空先輩も…?」
「うん。…でも、だから頑張れるんだと思う。もっと良くなりたいって。」

・空を見上げる先輩

「多分、神崎先輩とか星宮先輩も自分を完璧だとは思ってないと思う。だからあんなに頑張れるし、輝けるんじゃないかなあ。」
「……!」
「最初から自信がないのなんて当然だよ。でもまどかちゃんは頑張ってる!私も保証する!…だから、天羽さんにお願いしてもいいんじゃないかな。」
自分で自信が持てないのなら、自信を持たせてあげればいい…。さすが大空先輩やね。
嬉しそうにうなづくまどかちゃんが

本当にかわいい…。

・エンジェリーマウンテンへ
あの分かれ道のところで…まどかちゃんがこっちから行きたいと、崖登りを選択!!…まあ外せないわな…。
おばあちゃんの昔の言葉を思い出し、「私だって…!」と気持ちを奮い立たせながら登るまどかちゃん。

突破!この後べちゃーって倒れ込むとこもかわいい!

・もう驚かない庭師の人(登ってくるアイドル多すぎ…)
まさかまどかちゃんまで崖を登るとは、って言われて、それにはあいまいな笑顔で返してるのに、後ろからおばあちゃんの声がした途端、慌てて振り返りながら立ち上がるまどかちゃん。
真剣な顔になり、「あの…!お願いがあって来ました…!」って。
ここ…!スクショ撮らなかったのちょっと後悔してる…!でももう多くて…!
この、緊張に満ちた、声…。震えてはないけど、上ずりかけた、でも、しっかりとした声。
…すごい。すごいわ。見返すたび、これだけで泣いちゃう。

・天羽まどかの覚悟
小さい時から一番近くにあった「エンジェリーシュガー」のドレス。でもある時からは、一番遠くにも感じていた…。
「ずっと私、おばあちゃんが真剣にドレスを作ってるのを見てたから、…いつからか、思うようになったんだ。」

「『着たい』って、簡単に言っちゃダメだって。」
ここの…言い方も…すごい!
でも、おばあちゃんのドレスは本当に大好きなんだと必死に訴えるまどか。プレミアムドレスが着たい、と…。
「…ちゃんとドレスにふさわしいアイドルになりたくて、特訓して…、まだまだだけど、もっと精一杯頑張ります!だから……!!」
それまで、真剣な顔で黙ったまま聞いていたあすかさんが、…少し微笑んで、口を開く。
「…乗り越えたのね、まどちゃん。」
驚くまどか。…おばあちゃんはまどかの気持ちの変化に気づいてた。大好きだと言ってたドレスを、急に「着たい」と言わなくなったことを…。その心の葛藤を。
「…決めたことがあったのね?」
うなづくまどか。
「ドレスを輝かせられるって自信を持てるようになってから、お願いしたかったの。」
うなづくあすかさん。

「伝わった。それがアイドル『天羽まどか』の覚悟ね。」

・まさか崖まで登るとは思わなかった、とおばあちゃん
その言葉に思わず顔を見合わせ微笑み合うまどかとあかりちゃん。
その笑顔、と嬉しそうに言うおばあちゃん。
「あなたは生まれた時から笑顔の天才だった。そして一緒にいると、私にとっては当たり前だったものも新鮮に見えた。」

「まどちゃんと一緒にいて、私には新しい世界が見えた。ドレスを作る力もわいてきたの。」
今度はまどかが新しい世界を見る番だ、と言いながら、プレミアムドレスのカードを手渡すあすかさん…!

・夕焼けの帰り道
よかったね、と言う大空先輩に笑顔で答えるまどかちゃん。
「ありがとうございます。大空先輩のおかげで、見えそうです!」

「私の、新しい世界が…!」
ハロー、ニューワールド…!!

・そしていよいよステージ
エンジェルアリスコーデ、マジでかわいい!!

CMで見た気がするけど、いざカップが現れる瞬間はちょっとびっくりした!

「ハローニューワールド」、本当にいい曲で…大好き…。
「つないだ手のひら エスコートして
連れて行きたいんだ ハローニューワールド
ダイアリーいっぱい予約しようね
ハロー ハロー ほら見つけたよ」

ここが何か、すごく泣ける…。

・ライブ終了後
お疲れ、って言いたくて、走って楽屋に向かう大空先輩。…の、前方から、同じく走ってくるまどかちゃん。
ダイブ!!

結構な勢い(&距離)のダイブにびっくりして思わず2、3歩下がっちゃう大空先輩がかわいいw
そのまま抱きついたまどかちゃんは、嬉しそうにお礼を言う。
「先輩のおかげで、…ううん、先輩と一緒に、新しい世界が見られた気がします♪」
あかりちゃんも嬉しそう。

ラストはこの笑顔…!まどか…!かわいいよまどか…!よかったねまどか…!!


この回を経て、私にもやっと、やっと見えた気がした。
「天羽まどか」がどういう子なのかって。
…そしてわかった。私は、この子、大好きなんだって!

アイカツ!133話「ハローニューワールド」感想・前編

2015-12-28 18:01:01 | アイカツ!
…この感想にどのくらい表れてたかわかんないですが、私はまどかちゃんを初めてキービジュアル?で見た時から、「(やばいなあ、苦手そうな子来ちゃったなあ。感想書けるかなあ…。)」ってビビってました。実際に登場すると、見た目通りのふわふわ・ラブリーな天然系で…、しかもある程度わかってやってるっぽい?のでますます警戒してました。「アイカツ!」に出てくるのは皆いい子ってわかってたし、自分のキャラの好み(好みっつーかトラウマっつーか…ピンクの髪だし…)(それ苦手になった原因ただ一人ですよね…)で敬遠するのは一番アカンとは思ってたから、なるべく普通に扱おう、とは思ってました。

ただ、見てるうちに、「なんかこの子、ちょっとうちの想像してるのと違うっぽいな…。」とは、思ってて。
それは純粋に嬉しかったんですけど(もしものすごい苦手なタイプだと、本当にこの感想が書きにくくなるので…)、…その分、余計にわからなくなった。「まどか」って一体どういう子なのか、ってことが。
凛ちゃんが言うには「ストレート」ってことだったけど、…確かに思ったことをまっすぐそのまま言っちゃうとこはストレートだけど…、腹黒いよりどんだけマシかわかんないけど…(いや、「アイカツ!」に腹黒い子なんて出るわけないって頭ではわかってるんですけどね…)。
よく、わからない子だった。
だからメイン担当回は、…楽しみで、同時に、怖かった。あの予告を見る前から、どこか怖い気がしてた。

※この色はあかりちゃんのセリフ
※この色はスミレちゃんのセリフ
※この色はひなきちゃんのセリフ

・朝の4時に鳴るアラーム
ストップしながらぼんやりアイカツフォンの画面を見てるあかりちゃん。そこに、もう出かける準備をきっちり済ませたらしいスミレちゃんがいて「おはよう。」って。それでハッとして起き上り、引出しをあけて…

のど飴を差し出すあかりちゃん。まだ半分寝てる感じなのがかわいい。「よかった…渡せて。」ってセリフもかわいい。

・見送る時にはお目めパッチリ
笑顔で送り出すあかりちゃん。てかお天気キャスターのあかりちゃんより先に仕事に出発だなんて、本当に忙しいんだなあダンディヴァ…。

・大空お天気今日もバッチリ
エンタメコーナーの特集は「今、スターライト学園の新世代ユニットがアツい!」ってことで、スタジオに呼ばれてるあかりちゃん。司会の方からあかりちゃんはユニット組まないの?って聞かれて、いつか組めたらいいなって思うって答えてる。

・スミレちゃんからの電話
音楽番組の収録の待ち時間にあかりちゃんに電話してきたスミレちゃん。まどかちゃんのことが気になってるらしい。自分がお世話担当なのに、最近は外の仕事ばかりで全然見てあげれてないからって…。
「それでね、あかりちゃん…」
「いいよ。」
「え?」
「代わりにあたしがまどかちゃんのこと気にしとく!」
嬉しそうにそうお願いしようと思ってた、って言うスミレちゃんに、自分の担当の凛ちゃんにはスミレちゃんがいてくれるし、って返すあかりちゃん。お互い助け合う、いい友人関係だなあ…!皆まで言わせないあかりちゃんがかっこいい。
スタッフさんに呼ばれて会話終了。電話切った後の、

「ありがとう、あかりちゃん!」がとてもかわいい。

・まどかちゃんのことを考えながら歩いていると、
当のまどかちゃんが声をかける。楽しい事を考えてますね?と指摘され、驚くあかりちゃん。
先輩に向かって「いっつもわかりやすいですもん♪」とか普通に言っちゃう、今日もストレートなまどかちゃん。
ってか、考えてたのは「自分がまどかちゃんに何ができるか」だったんですけど…。それは楽しい事・わくわくする事なんだってことやね。ここで次のシーンに移るから、そのことをまどかちゃんに言ったかどうかはわからないけど…、わざわざ言わないかな?でもとにかくあかりちゃんは嬉しそうでした。

・スミレちゃんが気にかけてたことを伝えるあかりちゃん
困ったことがあったらいつでも言ってね、というあかりちゃんに、
「ありがとうございます。大空先輩ってば……先輩っぽい♪」
「えっへへ~。」
おい!まどか!!大空先輩やから笑ってるけどそれ、冗談通じない人やったら怒られるよ…!?w
そして大空先輩も笑ってる場合かよ!ツッコんで!!

・そこに学園長が
まどかちゃんに仕事のオファーが来たらしい。新人アイドルスーパーライブの出演依頼。スターライトの新人アイドルの代表の一人として選ばれた…すごい!!

・かんぱーい!!!!

まどかちゃんとあかりちゃん、スターライトドーナツで乾杯です。かわいい!
ドーナツを笑顔で頬張るまどかちゃんに最初は見とれてたりするあかりちゃんですが、先輩らしくさっそくライブへの準備を始めよう、と言う。まずは会場の確認。大きなステージ。まどかちゃんは経験したことがないから、大空先輩に相談できて心強い、って…。

・ドレス
「まどかちゃんが着たいドレスって…」
「はい。おばあちゃんが作ってる『エンジェリーシュガー』のドレスが着たいです。…それもできれば…!エンジェリーシュガーのプレミアムドレスを……」
真剣な顔でそう言った後に、まどかちゃんの表情が変化する。

一瞬ハッとした顔をした後に、これです…。泣きそう。
しかしその表情の変化にその時は気づかないあかりちゃん。まどかちゃんの答えは当然だと思っていたっぽい。なるべく早くお願いしないとね、と言うと…。
「はい、それはそうなんですけど……」
「?」
「私、おばあちゃんに頼めません。」
「えっ…?」
驚くあかりちゃん。悲しげな顔をしたままのまどかちゃん。
……そして驚くべきことにここでCMです。まだ始まって9分半です(OP、CM込みで)。…まあ「アイカツ!」って結構、AパートBパートの長さが違うことってあるんだけど、それにしてもこれは早い。何度見てもここで挟まれるアイキャッチでびっくりして、思わず録画機器の再生時間を確認してしまう…。
きっとここしかなかったんですね。Bパート、間を開けるべきとこがなかったんだろうなあ。
…それか、あのまどかちゃんの衝撃発言の余韻を持たせるための「間」なのかもしれない。私は前回の予告の時点で覚悟できてたからある程度冷静だったけど、それなかったらこのCM入り、びっくりして泣いてた気がする。あの「春のブーケ」での世にも残酷なCM入りの時のように…ウッ;;(思い出し泣き)


……私が新キャラ「まどか」に対してビビってたのはビジュアルを見ただけの時だったから、なんと名字が「天羽」だと知った時には心底驚いたし、親戚どころかあの天羽さんの孫だって知った時は、「へー…」って、なんかちょっと引いてしまった。
だってそんなん、…ずるくない?皆が苦労して手にする「プレミアムドレス」だって、当たり前のようにもらえるってことじゃん?
まあ、そこまではっきり考えてたわけじゃないけど、…ぼんやりと、この子はあんまり苦労なくアイカツ!していくんだろうなーって思ってた。持って生まれたかわいさを最大限に生かして、身内に超有名トップデザイナーというものすごい味方もいて、約束された大成功の道をニコニコと進んでいくのかなーって。
…私自身、「大空あかり」が最初に好きになったキャラクターだったから、正反対に思えたのかもしれない。「才能」はないタイプだって本編で結構はっきり言われ(ある意味すごいことよね…これ…)、歌もダンスも苦手、スペシャルアピールも出せないところから、ひたすら努力でがむしゃらに進んできたあかりちゃん。
うちの大好きな二代目主人公とは、あまりにも違う「後輩」……。


・Bパート開始
まどかちゃんを自分たちの部屋に連れてきたあかりちゃん。食堂では話がしづらいだろうと思ったんだろうね。
壁に貼られた星宮先輩のポスターを、ものすごくキラキラした目で見つめるまどかちゃん。本当に似合うって。やっぱり、エンジェリーシュガーのドレスが大好きなんやね…。

・頼めない理由
小さい頃からおばあちゃんを見てきたから。
そもそもまどかちゃんがアイドルになりたいと思ったのは、おばあちゃんのドレスを見たから、らしい。
「その時に見たおばあちゃんのドレスは…本当に、本当にキレイで、かわいくて、私の気持ちは、吸いこまれてしまったようでした。」

大きくなったら自分も着たいって思って、おばあちゃんにそう言ったら、笑って、
「じゃあまどちゃんはアイドルになるのね?」って。
「あいどる?」
「だっておばあちゃんのドレスは、アイドルが着るためのものだから。」
「…うん!!じゃああたし、アイドルになる!」
超笑顔でそう答えるちっちゃいまどかちゃん(かわいい)。

・いつでも優しいおばあちゃん
でもアトリエ内がお気に入りになったまどちゃんは、見たことのない、真剣な顔のおばあちゃんも見ることになった。ドレスに対して絶対に妥協をしない、自分にものすごく厳しい姿…。
ある時まどちゃんは聞いた。そこまでこだわれる理由を。

「ドレスを着たいって私に頼むアイドルはね、皆覚悟をしてる。…私に断られた時に傷つくことも、ドレスを着られた時にそのプレッシャーを背負うことも覚悟しているの。必死に特訓をして、最後はここに来るためにあの険しい崖まで登って、その覚悟を見せてくれるアイドルがいる…。」
このセリフ、真剣に聞いてたのに崖ってとこで思わず「いちごちゃんやんw いやそりゃすごいけど……覚悟?なの?w」ってちょっと笑いそうになるんだけど……よくよく考えてみると、まどかちゃんがこの小ささなんだからいちごちゃんのわけないんだよね。
……前例があったのか!?そういやお母さんも登ったとか言ってたっけ!?

・崖はともかく
その覚悟を持つアイドルに応えたい、だから最後の最後まで力を尽くすんだって…。
幼いながらにハッとするまどちゃん。…ここで回想終了。
「おばあちゃんは、本当に命を懸けてドレスを作っています。…だから…、それを着たいなんて簡単にはお願いできません。」
真剣なまどかちゃん…。

……うちの、「天羽まどか」に対して最初に持ったイメージは、アイカツ!の世界の中でもたくさんの人が持つイメージで、もちろんまどかちゃん自身だってまわりにそう思われてることはわかってたんだな、って、すごく思う。
孫なんだから、頼んだら断られることなんてないだろうって。
おばあちゃんにしたって、自分が頼んで断ることは決してないだろうって。
だからこそ、頼めない。簡単にお願いできない。頼んで、簡単にもらっちゃいけない…。
…本当、この辺りのまどかちゃんのセリフ…、胸に刺さった。今まで、そのイメージだけで抱いてた誤解の数々を、謝りたくなった。

後編に続く。

メリークリスマス!(テイク2)

2015-12-25 23:59:09 | きょうのできごと
法子は、こう言ってたけどさ。

(だからこういう時はもっと普通のかわいいカードのがいいってことはわかってるんです…わかってるんですけど、勇者ノリコが嬉しいんです…。そういやちょうど一年経ちますね。なんだかずっと前みたい)

だからケーキ作ってドーナツ作って、「のそっ」ってやってもよかったんだけどさ。
……やっぱり、法子は一番、ドーナツが喜んでくれるんじゃないかなって思ってさ。

法子のために作りましたよ。

ドーナツって丸いからもうそのまんまリースにできるよね…。
どうせならもっと大きいの作ろうかと思ったけど、これくらいにしといた。いつもよりかは大きめでいっぱい飾れます(これで直径12cmくらいかな?今日は型抜きじゃなく絞るタイプのでやったから正確な大きさはわかんないけど)。

法子がくれたケーキにはドーナツを乗せて食べようね。
これは私からのクリスマスプレゼント。
今年も一年ありがとうね。

メリークリスマス!

2015-12-24 23:58:13 | きょうのできごと
お疲れ様です!!(久々に出てきて嫌な挨拶だ……)

毎年クリスマス前には忙しさにブチ切れてる私ですが、今年は比較的平和でした。…いや平和じゃあかんのやけどさ。まあうちはいつでも、今がラクなのが一番大事なキリギリス野郎なので!!(←最低)

・今年のクリスマスケーキ
あんまり……っていうか全然上手に撮れなかったんだけど。

こういうの作りました。えっとー、どうやって組み立てたか、文字では説明できません!(おい…)もうさー、作り方読んでも「????」って感じで大変だったよ!図に描いてもわからず、重ねたケーキ切って初めて「ああ、なるほど」って実感してました。おせーよ!!
とりあえずこれ、ロールケーキみたいな生地を一枚焼くだけでできるんですよ~。焼き時間も短いしすぐ冷めるし(スポンジケーキは焼くのに30分弱、冷ますのにも同じくらい時間がかかります)お手軽で大好き。クリームはマスカルポーネチーズが混ざっていて、コーヒーリキュールを加えたシロップとの相性がとてもいい感じです。

・今日の晩ご飯
今日はまだ仕事だったので、ひき肉買ったけどハンバーグは明日作ろうと思いました(=ハンバーグは割と気合が必要)。
でもこれだけは今日作ってなんか特別気分!

オニオングラタンスープです!スーパーの玉ねぎ売り場にスープが売ってて、玉ねぎをしっかり炒めてそこにスープ入れて、んでフランスパンにチーズのせてトースターでカリッと焼いたのんのせただけ、やねんけど、これがまた結構おいしかった!昔うちのいとこが職場のホテルで出してくれた本格的なやつにはそりゃ遠く及ばないけど(一つ年上のいとこはホテルの料理人してます)、これはこれで!
何よりこれ、入れ物かわいいですよね!やっと使えたよル・クルーゼのミニココット…!(親友からの誕生日プレゼントでした)
それにしても今日はスーパーは多かったな~。そりゃそうやね。あとひき肉いつもより高い気がした…そりゃそうやね…。

・年末に向けて
録画容量が深刻な問題です(……)。
だってね!こないだドリームテニスARIAKEあったでしょ?あれ5時間でしょ。そんで炎の体育会TVも録ったでしょ。圭くんの一年を振り返る番組も録ったでしょ……消せないしARIAKEとか微妙にまだ見れてない部分もあるし(圭くんのとこは全部見た)。…ああああ…あと相棒の再放送が毎日やってて…それは毎日母と消化するからいいんだけど……
元日の相棒スペシャルと、2日のスポーツ王はずっと意識はあって、それまでには容量確保!って思ってたんだけど、なんか、「格付けチェック」にイタミンが出るらしくて…!やばいそんなん永久保存版やん…!あと夜中には孤独のグルメもスペシャルがあって、旭川が舞台なんだって…それも録らなきゃだし!あああああああ……!!
アイカツ!の感想書いてDVDに移していかなきゃ…。相棒も前のシーズンのまだ残ってるの移さなきゃ…(雛ちゃんの話とか。ダークナイトは…考え中…)
はっ、そうだ、元日スペシャルより前に、何年か前のスペシャルの「亡霊」見直しとかなきゃ…。本多篤人の記憶が完全に「カナリアの娘」で止まってる…
うー!!
忙しい!!(幸せやねアンタ…)

・今年の一文字
「圭」
だよね。もうこれっきゃない。
本当に圭くんに夢中な一年だった(途中からやけど)。上にも書いた、一年を振り返る番組見てて、これも見てたこれも見てたってなる自分に結構驚いた。こんなに一つのスポーツに必死になるの、一人のスポーツ選手を必死で応援するの、人生で初です。
んで、もちろんいっぱい感動とかもしたんだけど、結構…辛い思いもしたなあって……。全米もそうなんやけど、うち的にショックが大きかったのは全仏やった…。見てたら涙出てきた。
これ、ずっと考えてるんだけど。自分が応援してる人が「負けた」時って、…どうしたらいいんだろうか。勝った時はさ、おめでとう!って。圭くん最高!!って、言えるけど。負けた時は?次がある、って言えばいいのかな。頑張った、って?
…考えてみればうちは、小さいころから負けるのも負かすのも嫌だった。これは変な謙遜とかじゃなく、人よりできない事のが断然多かったから(今でもか…)そもそも「負かす」なんてことはめったになかったんだけど、例えば弟と二人で遊ぶ時。将棋とか覚えてやってみるんだけど、やっぱりうちのが大きいから勝つことも多かったんだよね。んで負けた方がどうしても不機嫌になってその後やりにくいから、それに気づいてからは弟が「将棋しよー」って持ってきても断ってた(なんで将棋?って感じやけど、ゲームとか、他のものがなかったからってだけやね)。負けた時に泣いたりすねたりしないで、じゃあどうするべきなのか、ってことをそこで考えるのをやめてた。勝った時に負かした相手にどういう態度を取るべきなのかってことも。多分本当はそこでもっとちゃんと考えなきゃいけなかったんだ…。
いまだにわからないし、いまだに誰かと競争とかは苦手(デレマスで最初の頃、知らない人にバトルを挑むとか怖すぎて全くできなかった)。ゲームはいつだって「自分vsCPU」ってものしか頑張れないし、それもCPUを負かそうってのじゃなく、いかに自分がミスをしないかって…自分と戦ってる感じ。圭くん見てて、「うちもテニスやってみちゃおっかな~~♪」とか思ったりもするけど、オートテニスじゃなけりゃ絶対に誰かとの「勝負」になるんだなって考えると…それが遊びでも…やだなって思う…。
これ、ずっとこうやけど…あんまりいいことやと思わない。圭くんを応援する間に、変えれるものなら変えたい。
ってあるぇ!?なんで「圭」からこういう話になっちゃってるんだっけ!?

・本当はこういう話がしたかった
圭くん、かわいいですよね………(おい…)。
こないだのさー、体育会TVさー、最高すぎてもう…!!あれ見てからうち、仕事中とかにふと思い出しちゃって顔が笑いそうになること何度もあるんだけど!?どうしてくれるの圭くん…!
本当に今や、日本の宝じゃないですか。スーパースターじゃないですか。…その中身があんなにかわいいとか…、うちは心配になったよ!あんなの見たら、日本中が圭くんに恋しちゃうじゃんって!ライバル多すぎじゃんって…!(もう寝ろアホ!!)
ケーキが食べたくて本気出す圭くんもかわいいし、メンタリストとの勝負で顔に出まくって「…だからやだったんですよ…」とか言っちゃう圭くんもかわいいし。ああ、スポーツ王も本当に楽しみです!!修造さんが出ないってことで結構ショックだったんだけど…修造さん…修造さんも大好きなんです、うち…。てか修造さんのが先なんです好きになったの…。
まあ去年のARIAKEも、今年(前回)のスポーツ王も録画残してるからそこでいつでも最高におもしろい修造さん見れるからいいんだけどね!ていうかこれだよ容量圧迫してるの…!でも、消せないし…!!

北海道旅行2015・7

2015-12-11 23:10:59 | 旅行とお出かけのこと
前のとこでも書いたけど、本当このツアー申し込んでよかったです。
あの絶景を見るだけなら、往復のロープウェイに乗るだけでよかったかもだけど…、それでこの辺散策して戻って、って感じでもよかったかもだけど…、この辺…黒岳五合目付近の散策って、そりゃ植物に詳しい人なら色々興味深いやろけど、うちみたいなあんまなんも知らん奴はぐるっと見て回るだけじゃ何もわかんなかったと思う…。季節によっては色々とお花が咲いてたりするらしいけど、それもないし。それでいて紅葉は終わってるとかものすごい微妙な時期やし。
ネイチャーガイドさんの解説、めっちゃ興味深かったです。……ちなみに私、ロープウェイに乗る方々の本格登山ルックを見て「(登山をする人たちなのかな…)」って思ってたんですけど、どうやらそうでもないっぽかった。本格登山の人もいたかもだけどそれはすごく少数派で、あの展望台を見て、散策して、以上!下山!(そして有名な滝などへ)……って人も半分くらいはいたっぽい。つまり皆さんの格好は登山ルックというよりかはハイキングルックだったわけですが、…うちももしツアー申し込んでなけりゃそういうルートを辿ってたと思うし……それだとかなりもったいなかった、と思う。ロープウェイって決して安くないし…(旅行でも金の話か!!)。いやあの絶景にはそれだけの価値はあるとも思うけど…。

まあ特にうちは何も知らんも同然でしたから、何を聞いても「へええええ!!」って感動してましたね。ウザい参加者やと思われてたかもしれない…すいません。
この辺りは「エゾマツ」「トドマツ」が多く自生してるそうです。この2種類の見分け方として、枝が上向きに生えているか下向きに生えているか、っていうのがよく知られてるそうなんですけど(そういやうちも最近どっかで見たような…?長居植物園?でもあっこにエゾマツなんてないよな??)……ここではその見分け方、あんまり役に立たないらしい。
何故なら、雪の重みでどの枝も下向きになっちゃうから!! へええええ~~~
強い風の影響でこんなになっちゃってる木もあります。

左側が山頂の方向です。こんなすごいところで生きてるんやからすごいよね…。

幹にものすごい裂け目が。

これは、松は常緑樹だから冬も幹の中に水を貯えなきゃいけないんですけど、それが寒さで凍ってしまって、その膨張した力で裂けてしまってるそうです。す、すごいなー……。

五合目付近は遊歩道として整備されてて歩きやすくなってるんですけど

その、コンクリートが固まる前に動物が歩いちゃったそうでw足跡が残ってましたw
キツネとシカのがありました(↑あれはキツネの)。キツネはコンクリートの感触に「何かおかしい」って感じたのか、途中で引き返してるんですけど、

シカは堂々と横断したらしい…ということが足跡でわかります!シカwww

参加されてるご夫婦は結構年配の方で、旦那さんの方がこの遊歩道を絶賛してました。歩きやすい!って。「年寄りにはこういうところが嬉しいから、ここをもっとアピールすればもっとお客さんが来るんじゃないか」ってガイドさんに提案とかもしてはりましたw 北海道にお住いのご夫婦で、北海道の各地にお二人でこうやってお出かけしてるそうです。すごいなーうらやましい!!奥様が言うには「本格的な登山はしない」ということだったんですが。
そうそう、すごいなーって思ったことがもう一つあったんだった。ガイドのお姉さんがですね、お客さん方のカメラで撮ってあげる他に、自分で持ってたコンパクトなデジカメで風景を撮影してたんですよね。それを見て旦那さんの方が「ブログに載せる写真ですか?」って聞いてて…結構びっくりした!お姉さんも嬉しそうに「そうなんですー!ブログ、読んで下さったんですか?」(※もちろん個人のブログじゃなくて、観光協会というか会社?の公式のブログがあるのです)って聞き返すと、予約してから奥さんと一緒によく見てて「楽しみだね」って話をしてたんだって……。もううちはその答えに感動しすぎて言葉が出ませんでした(……)。めっちゃ仲良し!ってのもすごいけど、そのお年でインターネットを楽しんでいるというのが…!いやバカにしてるとかじゃ決してなく…、だってうちの祖母とか、多分ネットとか触ったこともないで…?

七合目まで行けるリフト乗り場に到着。

「この板のとこの白いのはなんですか?(凍結防止の塩…?)」ってうちがガイドさんに聞いたら「これ、凍ってるんですよ。」って。「エッ!?」ってなったけど、そうよなあ、もうここ山の上なんだもん、部分的に凍結しててもおかしくないんだなあ…ってなった。
そしてリフトのとこには雪も。

今冬初めて身近に見る雪です。リフトに乗っかってる雪を、係員の人が次々落としてたから…それかな?

まあ、雪、見えてるし。ここにあっても不思議じゃないんだよね。あの上の辺りはもっと寒いんやろね…。

「おはようロープウェイ」のツアーとしてはここで折り返しなんですが、この後リフトに乗って上に行くのも自由だそうです。私と一緒で一人で参加された男性はこの後黒岳の頂上を目指す予定らしい!私にはしっかりめの装備に見えたのですが、ガイドのお姉さんが言うには、山頂はもっと寒いからもう一枚あった方がいいと思いますって。そんなにか、と驚いてる私でしたが、男性はリュックの中にもう一枚あるって…準備万端でした!
帰り道にはもう参加者皆さんの気持ちも和んでいて(私も…いやホントです…)、普通に色々お話しながら歩いてました。いいお天気で本当によかったって言ってたら、私らよりガイドさんの方が「本当に!」に力がこもってました。…というのも、その、東京からいらしたという男性は、本当は前日にこのツアーを申し込んでいたそうなんですけど、昨日は強風でロープウェイが動かなくて中止になってしまってたそうです。…そして今日はもう下山したら札幌の方へ移動して新千歳から飛行機に乗らなきゃいけないらしい。それは本当に、本当によかった…!
そしてお姉さんは言ってました。「天気予報によると、明日もほぼ確実にロープウェイ動きません。きっと今日だけです…。」って。その時は、なんてラッキー!って喜びました。日頃の行いは良くなってるのかって、ちょっと、思いました…。

男性が東京から来たって言った時にご夫婦が「まあ、遠くからはるばる」って反応をされてたので、私が大阪から来ました☆って言ったらすごくびっくりしてはりました…。その時「(そうか、大阪ってめちゃ遠いんだなあ…)」って実感した…。何度も来てると近く感じるし、未だ一度も降り立ったことのない東北地方のが遠く感じちゃうけど……遠いとこなんだなあ。
山に雪が積もってるのも、地面が一部凍ってるのも、昨日の今頃のうちが聞いたらびっくりするよね。いや、こんな朝早くは、寝てたけど(えー)。

北海道旅行2015・6

2015-12-09 23:50:19 | 旅行とお出かけのこと
眠れないからって極力音をたてないように布団の上でストレッチとかしてたけど、いつの間にか寝てたっぽい。電気つけっぱなしで(すいません)。
スマホで時間確認したらもう5時過ぎで飛び起きた。
…どうなんだろう、外は晴れてるっぽい。…もう昨日の夜の時点で多分強風で無理なんじゃないかって思ってたけど…、申し込んだツアーのところから中止のメールも来てないし、これは…いけるのか…!?
急いで着替えて化粧して、昨日の夜食べたせいで1つになっちゃったパンを食べて、ロープウェイ乗り場までダッシュ。…おお、人がいっぱいだ…!いけるんやね…!

集合の5時50分ちょうどくらいに乗り場に到着。受付の方にツアー参加の旨を伝えると、今日案内して下さるスタッフさんがそこにいてはりました。名前とか住所とかを参加用紙に書き込みつつ、他のお客さんたちと一緒にロープウェイの列に並ぶ。……てか、人が、多い!!乗り場はいっぱい。まだ6時前なのにこの活気…!日本の方が多いけれど、海外の観光客の方もいはって……
そして皆が見事に「登山ルック」!!色とりどりのウインドブレーカーがまぶしいです!!トレンチコートに普通の肩掛けバックとか完全に街歩きな格好なのは私だけでした…!恥ずかしい……!!またこういうパターン…!!
いや、だってさ……登山しーひんやん……。ふざけた格好やけどこれ一応防寒対策はバッチリなんですよ…。押入れからマフラーも手袋も出してきたもん……。
ホント、バカは困りますよね……。隠そうったって無理なんだ…ふふ……。

私が申し込んだのは、層雲峡観光協会のHPで紹介されていた「おはようロープウェイ」というツアーでした。ネイチャーガイドさんが案内してくれるということで、ただロープウェイに乗るだけより楽しそうだし勉強にもなりそう!って思ったから。軽い気持ちだったんですが、…後から考えるとこれは申し込んで本当に良かったです。
ロープウェイ降りたところで改めて集合、ということで、いよいよ始発のロープウェイに乗り込みます。早朝だというのに皆のわくわく感がすごい。あと、周り見て気づいたけど…ほとんど年配の方で、もしかしてここにいる中でうちが一番若いんじゃない?って感じでした。うちの地元のバスに昼間乗る時みたい(誰もわからない例えやめてください)。
あっ、でもガイドのお姉さんは確実に私より若かったか。

いいお天気だなあ、よかったなあ…とは、宿を出て走ってる時に思ってた。
でも、いざ!雪を綺麗にかぶった山が見えた時の、車内が沸き立つ感じ、楽しかったですね…!ロープウェイの窓、外との温度差で結構曇っちゃったりしてたんで、中で写真は撮らなかったんですが。
終点、黒岳五合目に到着。降りたところで蛍光イエローのスタッフジャンパーを来たガイドのお姉さんの所に向かいます。本日のおはようロープウェイ参加者は私を含めて4名。年配のご夫婦と、若い男性がお一人。とっさにやべっと思いましたが、なんか頑張って会話とかしなくても大丈夫そうだったので、とりあえずほっとしました(…………)(あの、別にその方が怖そうだったとかじゃなくて……あの…こんなんですみませんほんと…すいません…)。

ていうかここはうちが場を和ませなきゃとか、そういうの考えてる場合じゃなかったんですよ!!その五合目の駅の屋上の展望台を目指す時はドキドキしてそれどころじゃなかったんです!
そして目の前に広がるのは想像以上の絶景…!!

うわああああああ……!晴れて、晴れてよかった…!神様ありがとう!!

温泉街がずーっと下に見える。

ああ、どっかで見たと思ったら、地図と同じ形だ…(当たり前)。どこでもこうやって見れたら迷子になったりしないのに…。鳥になりたい(えー)。
まあ見ての通り雲海は1ミリも見えなかったんですが。いいんだ、自然現象だもの…(ちなみに夏のが見れるそうです……)。

展望台にある、趣のある看板。

説明されたそばから名前を忘れていく私の強い味方。
展望台はそんなに広くないんですが、さっきのロープウェイに乗ってた人はほとんど来るので人でいっぱいです。んで、ガイドさんは私らツアー参加者に「撮りましょうか?」って声をかけてくれるんですが(ソロ参加者には嬉しいですね!ご夫婦にも!)、着てるジャンパーでスタッフさんだとわかるので、まわりの人にも頼まれまくってて大変そうでした。

お月様まで綺麗に見えます。

本当、昨日の夜は強風できっと中止だとほとんど諦めてたから嬉しい……!

広くない展望台をぐるぐる回って写真撮りまくって、十分景色を満喫したら階段を下ります。この後はこのあたりの散策!

アイカツ!132話「灼熱の情熱ハラペーニョ」感想

2015-12-08 23:08:53 | アイカツ!
※この色はあかりちゃんのセリフ
※この色はスミレちゃんのセリフ
※この色はひなきちゃんのセリフ

・開幕差し入れ
「大空先輩、新条先輩、これ、差し入れなんですけど、よかったらいかがですか?」

!? ロイズのポテトチップチョコレートっ…!?(←大好きなので動揺)
そこに、テロテロテロリーン♪と、アイカツフォンの着信音が。
ダンシングディーヴァ、略してダンディヴァ(byあかりちゃん)のチュチュ・バレリーナが今週も売上トップ!の通知でした。今最もアツいユニットって呼ばれてるらしい。盛り上がる三人。
…って…あるぇ!?スルー!?ポテチチョコスルー!?!?(←大好きなので超動揺)

・アツい、と言えば!!
ジュリちゃん!
ユニットのアツさに感化され、自分でもパートナーを探してるらしいんだけど……

wwwwwwwwwwwwwwwwwww
パートナーになりそうな女の子を見つけてジャンプしながらアプローチに向かうジュリちゃんの図です!!
おかしいやろ!!!!!!!wwww
あとなんで主人公たちは顔赤らめながら「さっすがジュリちゃん!パートナー探しも情熱的…!」とか感心してるんですか!!ツッコんで!!

・食堂にてお茶タイム。
あのポテチチョコを囲んで。スルーされなくてよかったねまどか…。
さっきの子は、歌よりもモデルの道に進みたい子らしくて、惜しくもユニット結成ならず。お世話担当の1年生「しずかちゃん」にも聞いてみたけど、まだ道を決めかねてる状態だからまずはもっとレッスンを積んで自分の道を見つけたいんだと言われたらしい。

「エモシオン!つまり感動!」
感動してる場合か!!www あとくねくねした動きがおもしろいよジュリちゃん…。
「ちゃんと考えてるんですね、しずかちゃん♪」
まどかぁ!?あんたそれ自分はちゃんと考えてないみたいな発言やで!?スルーされてるけどうちはツッコむで!!(……)

・今まではお芝居一筋だったジュリちゃん
なぜ、今、ユニットを組みたいのか。ダンディヴァの二人を見て、「パートナーとがっつりタッグを組んでみたくなったから!」って。
ドラマの撮影は最終回で終わる。そしたら共演者ともスタッフともお別れ。そして次のドラマはまた違う共演者・スタッフと作ることになる…。ユニットを組めば一曲で終わりじゃない、次の曲も、ずっと一緒にやれる。…なるほど。熱に当てられてるだけじゃなくて、ジュリちゃんならではの理由があるのね。
「つまり、同じパートナーとアツい絆を結んでいきたいと!」
「その通り!!」
ひなきちゃんが綺麗にまとめた!さすが!

・まさかの
「それに…このチョコがけポテチみたいに、新しくて意外なユニットを組みたいと思って…!」
!?
さすがのひなきちゃんもこれには困惑顔。もちろんあかりちゃんとまどかちゃんも「???」状態。BGMだって止まります!!

「チョコがけポテチ……!あなたはチョコなの?ポテチなの?」
ジュリちゃん!?wwwwwwwwwwwwww
てかスルーどころかキーアイテムでしたよチョコがけポテチ!!
「甘いべきか…、しょっぱいぺきか…、それが問題だ。」
映らないんだけど、多分唖然としてるあかり・まどかの二人を差し置き、「なるほど~!!」とか言ってポン!と手を打つひなきちゃん。
「最初見た時は、これおいしいのかなって思ったけど…食べてビックリ!」(ここで実際に一枚取って食べるひなきちゃん)
「おいしいじゃんこれ~~!!…ってやつだね!」
「ビンゴ!!」
た、確かに…。最初見た時は何これって思った…!別々にしてよって思った…!でも食べたらめちゃおいしくて、もう北海道展の度に買っちゃうくらい好きだし…!!わ、わかりやすい例えでは、あるかも……!
意外な組み合わせで、今までにない自分をステージで表現したいんだというジュリちゃん。もう完全に話にはついてきてて、笑顔で頷くあかりちゃんとまどかちゃん。おもしろそうって一番ノリノリなのはひなきちゃんで、結局皆でジュリちゃんのパートナー探しを手伝うことに。

・皆でパートナー探しのお手伝い
講堂?ぽいとこで道行く生徒を真剣に見つめてるジュリちゃん。一人の女の子を見つけてハッとして、声をかける!
「そこのクールなセニョリータ!!」
パンパン!と手を打ち鳴らし、
「私とユニット!組んでみない!?」
最初はびっくりしてたその子も(引いてないのがすごい)、冷静に、クールなノリの歌が好きだから紅林さんとは合わない気がするって…。
「チョコがけポテチみたいなユニットになればいいと思う!!ねっ!!」
「ねっ」じゃないよなwwwww
後ろで心配そうに見守る三人。心配した通り、伝わらなかったみたいで、その子には逃げられてしまう。でもジュリちゃんががっくりしてるのは一瞬で、「よし!次はもっと情熱的に!!」って…。
もっと!?って驚くあかり&まどかだけど

「いいねージュリ!その勢いでがんばろー!!」
これ聞いた二人の顔wwwwwwwwwww
やばい誰も止める人がいないよー!!! 

・だから誰か止めて…
「さあ一緒に組もう…!奇跡の!チョコがけポテチユニット!!」

これスクショ撮るの何気に大変でした…w全身入らないんだもの!てかジュリィィィィィ!!!!!!!体柔らかいな!!!!!(そこかよ)
その辺歩いてた生徒たち(主に後輩…?)には囲まれたりしてるけど、「チョコがけポテチ」の意味は全く伝わってない(そりゃそうだ)。見かねたひなきちゃんがその輪の中心に進み出ていって、「チョコがけポテチユニット」の…ジュリちゃんのアツい想いをわかりやすく解説する。

・それを見ていたあかり&まどか
「なんか…」
「はい。」
「あの二人…」
「大空先輩の言いたいこと、わかります。」
「合ってるよね?」「合ってますよね?」

「うん」ってうなづき合う二人(かわいい)。
そうよなー、さっきからだよね!ジュリちゃんの想いを一番理解してるの、ひなきちゃんだ…!

・パートナー探しは続く
ジュリちゃんとひなきちゃんは引き続き通りすがりの生徒にアピール!あかりちゃんまどかちゃんはチラシ配り。

てかこれ誰が作ったの!?何気にすごくない!?
相変わらず人気はあるので注目されるし、囲まれてるジュリちゃん。しかし「我こそは!」と名乗り出る子はいない。あかりちゃんも耳にする、「おもしろそうだけど、あのパワーについて行ける気がしない」って言葉…(そりゃそうだよな…)。

・食堂にていったん休憩
応援してくれる子は多いんだけど…ジュリちゃん的にもビビッと来るような子はいなかったらしい。
そこであかりちゃんがやっと、言う。例えば自分たちの中でユニットを組むなら誰?って。考えたこともなかったってジュリちゃんに(なんかここ、ナチュラルにまどかスルーされた気がするけど…まあそれもスルーしておこう…)重ねて、考えてみようって言うあかりちゃん。たとえば、ひなきちゃんとだったら?
「誰とどういうユニットを組みたいって具体的にイメージしてみると、一歩前進するんじゃないかなって思って。」
あかりちゃん…うまい言い方するなあ。…いや、あかりちゃん的には嘘とか言ってるつもりは全くないんだろうけどね。あの不毛なナンパ作戦じゃらちがあかないっては思ってるやろしね(ジュリちゃんパワフル&前向きすぎてくじけそうにないし)。

・やりたいユニットを具体的にイメージ
ジュリちゃんは真っ赤なフラメンコのドレスを着て、闘技場?っぽいとこで踊ってる。
向かいに立っているのは…闘牛士の格好のひなきちゃん!しかしそこに突撃するのは牛ではなく、ジュリちゃんで…
その手を取り、見つめ合う二人…!

なんやこれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

・見えた!!
今のイメージの説明をするジュリちゃん。
「闘牛してた!私が牛、ひなきが闘牛士で…ひらりとかわされちゃった!!」
「…闘牛?」
「歌とか、ダンスじゃなくて?」
もう今回この二人の反応がおもしろすぎるwwwそりゃいきなり闘牛とか言われたらびっくりするわな!
でもまた!ここでも一人、なるほど!とポンと手を打つひなきちゃん。闘牛=アツくぶつかり合いたいってことなんじゃないかって…ジュリちゃんもそう!って嬉しそう。そんな二人を見て確信を強めるあかり&まどか。二人にまっすぐ、言う。二人は合ってるって。パートナーはひなきちゃんしかいないって…。
そう言われても当の本人たちはあんまり実感がないみたい。ずっと一緒にいる二人だから、ジュリちゃんが目指してる「新しいもの」ってコンセプトからは外れるんじゃないかとか意外と冷静な意見まで返ってくる。
でも、あかりちゃんは「チョコがけポテチ」のおいしさの例えには二人はぴったりあてはまるって、推し続ける。ジュリちゃんがピリッとしょっぱいポテチで、ひなきちゃんが甘いチョコ。
しばらく考えてた二人だけど、意外といけるかもって…めでたくユニット結成!おめでとう!

・さっそく二人で一緒に特訓!
結成ライブに向けて頑張る二人…の様子をそっと見に行ったあかり&まどかペアは、二人のためにそっとチョコがけポテチを置いて行く。

見つけて近づく動きがめちゃかわいいwww
ちょうどお腹が減ってた二人は大喜び。休憩がてらポテチをつまみつつユニット名の相談。チョコポテチガールズ、とかホットチョコポテチ(それチョコ溶ける!!)とか、チョコポテチから離れられないジュリちゃんでしたが、実は、ユニット結成した時に思いついた名前があるらしい…。

・いよいよ結成ライブ
ユニット名は……

正直最初聞いた時は「ええっ!?」ってなりましたが(←私が)、ひなきちゃんもすごく気に入ってるらしい。
「ユニット名にふさわしい、アツいステージにしよう!」

・曲は「Poppin' Bubbles」
おお、これかあ~。確かにこの二人の曲だ!

個人的に好きなんだよね、この曲。前とは違ってユニット専用のドレスになってるからよりカワイイ!!

アイカツシステムってすごいよなあ…と実感する水中(?)ステージ。バラの花びらが舞ってるのはジュリちゃんのオーラです。

・さて、次は…
すごくよかった!!と目を輝かせてステージを見つめるあかりちゃんを、隣で優しく見つめるまどかちゃん。

まあ当然、残りはこの二人なわけですね…!残り物には福が……残り物とか言うな!!!!(……)

・しかし次回予告…!
お、さっそくユニット結成回?って余裕こいて見てたんです。
「まどかちゃん。プレミアムドレスは、おばあちゃんに作ってもらうの?」
「いえ…。私……、頼めません……。」
神妙な声にビッッックリして、…泣いた。

なんかこの、タイトルと、この表情にも泣いた。
神回、ってかまた、号泣回の予感なんですけど……!!

「赤毛のアン」のいいセリフ・50話(最終回)

2015-12-04 21:50:56 | 赤毛のアン
第50話「神は天にいまし すべて世は事もなし」より
…さあ、いよいよ最終回です!なんか49話が実質のクライマックスとか、最終回がしょーもないみたいな書き方しちゃってましたが、そんなことないんですよ!てか久々見て、「そんなことないんだ」って実感しました…。でもまあエピローグ的な位置づけでは…あるよね?それに1話使っちゃうんだもの、ゴージャスな話よね!!

そしていきなり忘れてた部分。アンが奨学金を蹴って家に残るって話はアボンリーにすぐ広まったけど、ほとんどの人がマリラの目の事情を知らないために、周りの人に愚かだとかかわいそうだと言われたりしてたんだって…!うわあ…。アラン夫人だけは賛成って言ってくれて、アンが涙を流してる…。それだけで、いいんだろうなあ…。周りにはマリラのために言わないって決めたんだろうなあ。アンがひどいこと言われたらマリラの方が言い返したりしちゃいそうだけど、それもしないって決めたんだろうなあ…(ひどいことっつっても、アボンリーの人だってただ事情を知らないだけで、ナレーションさんの言うとおり「善良な人々」なんだよなあ…つーかダイアナにも言ってないのね!?ビッックリ…)。

ある夕方、リンドさんがグリーンゲイブルズを訪ねてくる。アボンリーの情報屋リンドさんの口から、ギルバートが自分のためにアボンリーの学校の先生のポストを譲ってくれたことを知るアン。ギルはもちろん詳しい事情は知らないはずだけど、同じ苦労をした上で大学に進まない決断をするなんてよっぽどのことがあるんだって確信があったのかな…。ギルだって勉強は続けるんだし、大学への費用を貯めなきゃいけないからアボンリーの学校に勤めるのが一番いいはずなのに…それを、アンに譲った…。アンが、マリラと一緒にいたいって思ってることをよく知ってるから…!(マリラ、何も言わないけど泣きそうです…)
驚き、そんな犠牲をギルに払わせるわけにはいかないとうろたえるアンだけど、もう決まったことだし、今断ってもギルのためにもならないからアボンリーで教えなさいってサラリと言うリンドさん。そしてこの次の発言が……
「なに、もうパイ家の子供はいないからちゃんとやっていけるよ。ジョーシーが最後で本当によかったね。この20年というものアボンリーの学校には誰かしらパイ家の人間がいたけどねえ、あの子達の役割と言えば、『この世は安息の地にあらず』ってことを先生たちに思い知らせるために違いないよ!やれやれ!」
パイ家wwwwwwwwwwwwwwwww
48話に続いてボロクソですね!!何度聞いても最高に面白いこのリンドさんのセリフ……!!フォントサイズも変えちゃうわ!アンが不安そうな顔をしたのはそういう理由じゃないよwww

そこでバリー家の窓で何か光ってるのに気づくリンドさん。ダイアナからの「すぐ来い」の合図だったので、アンは二人にちょっと行ってくると言って駆け出していく。そしてそこにはジョセフィンおばさんが。久々にアンと話したいんだって…。
内容は、やはりというか奨学金を辞退した件のことだった。自分が一番アンの苦労を知ってると自負しているジョセフィンおばさんは、一言言わずにはいられなくて(多分めっちゃ急いで)アボンリーに来たんだと思われる…。ダイアナのお母さんが何度かたしなめようとするくらい、結構な勢いでまくしたてるジョセフィンおばさん。マシュウが亡くなって大変なのはわかるけど、マリラが無理矢理アンの大学行きを辞めさせたなら許さない、って感じ…。アンがかわいそうだって…。
しばらく黙って聞いていたアン。静かに、マリラは最初この決断を反対したんだって、言う。自分が押し切ったんだって。後悔なんてなくて、幸せな気持ちでいっぱいなんだって。
わけがわからず困惑するジョセフィンおばさんも、穏やかな表情でそう言うアンにはもうそれ以上何も言えない。そんなおばさんのそばへ寄り、手を取って、アンはこう言います…。
「ミス・バリー。なんてご親切なんでしょう。あたしのことをそんなに心配して下さるなんて。あたし、今度くらい人の親切が身に染みたことはありません。…そして、はた目から見れば不幸や不運に見えるかもしれないことが、普段わからなかった人の心の奥深い温かさや強さに触れたり、自分の心を試すまたとない機会なんだということを、つくづく思い知らされました。」
結局本当の事情は言わないアンだけど、とにかくものすごく考えて出した結論で、一時の気の迷いとかじゃないってことは十分に伝わった。それにジョセフィンおばさんがこうやって駆けつけたことに対する感謝まで…。もう、何も言えないよね…。
んで、アンが帰った後。見送りに出ていたダイアナとお母さんが部屋に戻ると、ジョセフィンおばさんがため息をついて、こう言う。
「…ま、それにしても、マリラという人は本当に幸せだねえ…。あんな子をそばに置けて。あたしゃ羨ましいよ…。」
泣きそうです……。やめてこっちまで泣くじゃん…!もう最終回までこの人は……!
この後、ダイアナがほっとかずにおばさんのそばに寄っていくのが愛しい(アンじゃなくて悪かったなとか言わない)(そりゃ言わないだろう…ダイアナは…)。セリフないけどミニー・メイも交えてトランプ?一緒にやってるシーンが映ります…。

んでここからBパート。マシュウのお墓参りに行く途中、郵便局の前で自分あての手紙を2通受け取り、その場で読むアン。まずはステラ・メイナードの手紙。レドモンドに(おそらく通常の試験で)合格した、またアンと一緒に勉強できるのが嬉しいって内容だった。お墓参りが終わって、今度はステイシー先生からの手紙を読む。これも、奨学金ゲットを祝福するお手紙だった。でも特に悲しそうな顔とかはしないアン。
途中、ミセス・アランと出会って、話しながら歩いてて…、そしてその後、一人になったアンはギルバート・ブライスと出会う。アンの姿を見つけて少しだけ微笑み、帽子を取ってすれ違おうとするギルに、アンは自分から手を差し出して話しかける。まずはとにかく、アボンリーの学校を譲ってくれたことのお礼を丁寧に言うアン。ギルも笑顔で手を握り返し、大したことじゃない、役に立ててうれしいって…。
おおおおお……ようやく二人が仲直り……って最終回やん!!
あの石板事件は何話だっけ??「教室騒動」だから…14話だ。50話でやっと和解ってすごいな!!歴史的和解だよ…!!アン自身もギルに正直に告白してる通り、もうあの川で助けてもらった時(31話「不運な白百合姫」)には本当は許してたらしいけど。しかし…物語内時間トータルで5年だそうです。アンはともかく、ギル…!紳士すぎる…!!5年も溝があったのに、スッとアンのために動くことができるなんて!!「いい友達になれるように生まれついてる」って、心のどこかでずっと思ってたのかな…。クイーン組の時とか完璧無視だったみたいやけど…。
つーかギルと話すとこのアンがめちゃかわいい!顔赤らめたりちょっと目を伏せたり…かわいい!!別れた後に一人で楽しそうにくるっと回転してるとことか超かわいいいいいい!!なんでこれ最終回だけなの……!(まあそこがいいのかもだけど)

その夜。アンは自分の部屋の窓辺で、ステラとステイシー先生に手紙の返事を書く。一通り事情を説明して、しばらく外を見て物思いにふけって…。
「(私の地平線は、クイーン学院からこのグリーンゲイブルズに帰ってきた夜から見れば、極端に狭まってしまったのかもしれません。しかし、たとえ私の足元に敷かれた道がどんなに狭くても、この道にはきっと静かな幸せの花が咲いているに違いないと思います。…真剣な仕事と、立派な抱負と、好ましい友情を手に入れる喜びが私を待っています。)」
アンが緑の木々の中に、自分の未来のイメージを描く。先生として子供たちの前に立つ姿、マリラと一緒に幸せに暮らしていく姿、ダイアナ達と一緒に何か作っている姿、そして、ギルバートと二人でいる姿…。
「(…本当に、道にはいつでも曲り角があるものですね。新たな角を曲がった時、その先に何を見出すか。私はそこに希望と夢を託してこの決断をしたつもりでした。…でも、狭いように見えるこの道を、曲がりくねりながらゆっくりと歩み始めた時、広い地平線に向かってひたすら走り続けていた頃に比べ、まわりの美しいものや、人の情けに触れることが、多くなったような気がするのです。)」
しばらく窓の外、遠くに見えるダイアナの家の方向を見つめるアン。
「(…無論、広い地平線の彼方にそびえたつ高い山を忘れてしまったわけではありませんし、何ものも、持って生まれた空想の力や、夢の理想世界を私から奪い取ることはできません。でも私は今、何の後悔もなく、安らぎに満ちてこの世の素晴らしさを褒め称えることができます。
…ブラウニングのあの一節のように。)」


アンはここで手紙から顔を上げ、…最後のセリフをゆっくりと、声に出して言ってくれます。
「神は天にいまし すべて世は事もなし。」

手紙を書いている間ずっと流れているBGMが、最後のセリフのとこでは完全に止まってるのがものすごくカッコイイ…。そして歌が流れて、カメラがずーっと引いてって…最後には道のずーっと向こうにグリーンゲイブルズが見えてるって絵で、終わり。終わりなんだけど、なんというか余韻がすごく良くて、まるで映画が終わる時みたいって思った。

全50話…。
1クール12話で終わっちゃうアニメと比べたら、まあそりゃ映画みたいだよねえ…。最初にも書いたけど、アンの最大の決断は前回描かれてるから、この最終回は丸ごとエピローグみたいなものなんだよね。本当に贅沢な話だし、こういう贅沢な枠で「赤毛のアン」をやってくれたってことがすごく、嬉しい(例えば赤毛のアンを今の時代、12話でやろうとしたらどうすりゃいいんだ…!?多分ギルは途中退場のまま二度と出てこれない)(ひでえ…)。

最後のブラウニングの詩の一節…。
「赤毛のアン」の原書はこうやって詩を引用してるとこが多いらしくて、最初の最初もブラウニングの詩で始まるそうです(多分アニメではこの最後以外はカットかな?そもそもなじみのない日本の人には意味伝わりづらいもんね…)。すごいなあ…、ブラウニングで始まりブラウニングで終わるのね。
せっかくこうしてアンを最後までじっくり見たのだから、ずっと「いつかは読んでみよう」って思ってた続編の話も、本当に、図書館で借りてきてでも読もうと思いました。うん。今年……はもう終わっちゃうから、来年!来年中に全部読み切ろう!

「いいセリフ」のピックアップ、やってみてよかったです。どんどんピックアップどころじゃなくなってるけど。
昔からアンのことは、いいなあ、好きだなあって思ってたけど、それって今思えばすごい漠然としてた。文字に書き残すことで、意味もめっちゃ考えたし、記憶にもすごい残るようになったと思う。
アンがもっともっと大好きになりました。ありがとうアン。大好きです。