松田久子さんと福島知事に立候補した井戸川かつたかさん事務所を訪問した。そして、少しだけポスター貼りのお手伝いをしてきた。井戸川さんの主張は、「放射能は危険だ!健康を守り、生活を再建します・・・世界最大の原発事故に対しては、世界最大の救済を実行します・・と、明快です。
井戸川さんの立候補によって、あいまいにされていた争点は、被ばくから健康・命をまもることだと焦点化し始めたようです。国や県の被ばくに対するの過小評価、情報隠しの政策ではなく、必要な防護策を作ることは切実な問題です。年20ミリシーベルトでの避難解除を進めるのではなく、チェルノブイリ基準をいかした県独自の被ばく防護実施は、多くの県民の要求です。大手マスコミの井戸川さん密着取材の意図は「低線量被ばく問題を取り上げているのは井戸川さん。この主張に福島県民がどう反応するか、これからの原発政策を左右するから」と語ったという。また、事故後初めての世界が注目している選挙だと、あらためて思う。事故後3年半が経つ。この間の県民のくやしさ、怒り、不安が、選挙結果に結ぶついてほしい。そんな思いで帰ってきた。