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杜の茶菓菜(もりのさかな)
山の果樹畑状況’10年5月末・ルバーブ
先週末、5週間ぶりに長野の果樹畑へ。
5月の末から8月の頭にかけてが一番草がはびこる時期。
一体どれだけ草ぼうぼうかとドキドキしたが、思ったほど伸びていなかった。
朝、車から降りると思わず身震いするほど寒かったから、低気温のせいもあるだろう。
雪がちらついた先月、芽吹いたばかりだった木々達も健やかに葉を伸ばし緑鮮やか。
今年も変わらずルバーブは順調。
去年こぼれ種から芽吹いたルバーブも確実に大きくなり軒並み白い花穂を出していた。
以前、種を採ろうと花穂をそのまんま伸びたい放題咲きたい放題に放任していたら
ルバーブの株自身が弱ってしまったので、今年はきれいさっぱり刈り取った。
花穂の切断面にてんとう虫とありんこがたかっている。タデならぬルバーブ食う虫も好きずき。
花穂を出してこれからの季節、大体10月の終わりくらいまで毎回収穫できる。今回はシーズン初なのでちょっと控えめに収穫。それでも5kgはあった。
根元に近いところをハサミで切り、葉っぱも落として茎だけを静岡に持ち帰る。
そのままかじってみるとシャッキリ酸っぱい!
生のルバーブとジャムを並べて食べてみると、元が同じものとは思えないくらい。
葉を取った茎をきれいに水洗いし、2cmほどの長さにざくざく切る。
重さを量り、ルバーブ量の40~50%の砂糖を刻んだルバーブにまぶしてよく混ぜる。
半日ほど置いて砂糖がなじんだら鍋にあけて火にかける。
最初は強火。表面に浮かんでくるアクをすくってゆっくり混ぜながら加熱。
15分ほど加熱すると、とろとろに柔らかく煮とろけてくるので中火にして
全体が均一にとろけるまで混ぜながら煮る。
焦げつきやすいのでそれだけ注意すれば、手軽に加工できるジャム素材。
青りんごに柑橘とプラムを足したような甘酸っぱいルバーブジャムの出来あがり。
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