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今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

失敗の専門家

2014年03月01日 | 失敗・災難

私のポカは昨日の記事で終わらなかった。

今日は、一年で最も重要な教授会である「卒業判定教授会」。

そのために数日前から名古屋に帰っていた。

そして今日、早めに大学に行き、教授会が始まるまで研究室で待機した。

そろそろ始まる頃と思い、会議室に行ったら鍵がかかって入れない。

照明は切れて、中には誰もいない。

事務室に行ったら、会議開始は3時間前で、もちろんとっくに終わったという。

事務室の職員は皆、私の顔を見て笑っている。

その瞬間、私は強烈なデジャブー(既視感)に襲われた。

いやデジャブーではない。

昨年も私は今日とまったく同じ行動をして判定教授会に出られなかったのだ。

2年続けて、同じ失敗をやらかした。

その理由はすぐにわかった。

自分のスケジュール管理はパソコン・タブレットのカレンダーソフトでやっている。

年一度の定例行事は、一度入力したものを「毎年」で繰りかえしにしている。

昨年の「判定教授会」の開始時間の入力を3時間間違えた。

そしてそれをそのままにしたので、今年も同じことをしてしまったのだ。

かように、私は次から次へと失敗する。

なにしろ我がブログのカテゴリーに「失敗・トラブル」を設けたくらいだ。

ただし、失敗をしても、ただでは起きないのが私。

自分が犯す失敗を分析し、再び繰りかえさないよう対処行動を考える。

まず、昨日の記事で示した、事業収入は今後は計算ミスをしないように、エクセルの集計欄の隣に入力額の半額を自動出力する欄をつけた。

菓子を入れる袋は、食べ終わった空き袋を入れるのは透明の袋にし、買ったものは白い袋と色別にして、食べ終わってない菓子を間違って捨てることがないようにした。

そして今日の判定教授会については、忘れないうちにカレンダーソフトの来年の開始時間を訂正した。

ミスをしたあと、どうすればそれを防ぐか考え、即座に実行する。

その対処行動を繰りかえして、ノウハウを蓄積していく。

きっと私は、失敗をいかに防ぐかという”失敗学”の専門家になれる。

一人の失敗だけで、専門家になれるのかって?

私はそもそも、”失敗”の専門家なのだよ。