今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

雷雨下の静電位

2013年08月21日 | 計測
21日午後10時、東京区部は激しい雷雨にみまわれた。

ロケーター(簡易電位計)で、空気中(室内)の電位を計ってみた。
通常は、-0.1kVだ(以下同単位)。
スイッチを入れると、-0.0から-04までの間を激しく循環する。
雨が激しく降り、雷が頭上で炸裂する頃は、-0.5の標示で固定。
雨はそのままで、雷雲が遠のきはじめると、また-0.0から-0.5までを循環し、
雷鳴が聞こえなくなってもその状態が続き、やがて-0.0から-0.2の循環に収束していった。
そして頭上からレーダーエコーが去ると、もとの-0.1固定に戻った。
大気の電位変化をリアルに体験できた。
この電位の変化は、強い雨滴によるものらしい。

それと、最初の近隣(文京・台東区あたり)への対地放電は、
雷雲がまだ遠く清瀬・練馬あたりにある頃だった
(東電の雷雲・落雷合成情報のサイトをリアルタイムで確認)。
すなわち雷雲がまだ数キロ以上遠くにあっても、頭上への落雷がありうるという事実を体験した。
やはり雷はこわい。

人間は草食動物らしい

2013年08月21日 | 健康
7月21日のブログ記事で紹介した『エビデンスで知る がんと死亡のリスク』(安達洋祐著)。
実際のエビデンス(統計データによる疫学的証拠)にもとづいた内外の研究結果を集め、
発がんをはじめとする健康リスクを網羅的に紹介したものだ。
本書を通読すると、人間は本来は草食動物ではないだろうかと思えてくる。

なぜなら、牛や豚などの赤肉は胃ガン、大腸ガン、膀胱ガンのリスクを増やす一方、
野菜は胃ガン・肝臓ガン・大腸ガン・結腸ガン・乳ガンを含むガン全般のリスクを減らし、
脳卒中と心臓病もリスクも減らし、
菜食主義者は寿命が3.6年長いというから。
野菜の他に、豆類・全粒穀物・果物も血糖値や血圧、
コレステロールに好ましい影響を与える証拠が明記されている。

人類はたぶん、当初から”雑食”になっているらしいが、他の類人猿は果物などが主食であり、
数千年来、農耕で穀物を主食にしてきた人類もその意味では草食性が強い。
他の類人猿が食べる肉といっても昆虫や小動物であり、
肉食獣のように大型動物の肉ばかりを食べる生活ではない。

主に草食の生き物では、他生物の肉は体にとって元来は異物であり、
多量に吸収すると毒として作用してしまうようだ
(ただし魚やは肝臓ガン・脳卒中・心臓病のリスクを低めこそすれ、他の発がんリスクを高めない)。

実は私は、物心ついた頃から、動物性食品が苦手で、今でも寿司以外の動物性食品は、
たとえば名古屋で自炊をする場合は好んで摂ろうとはしない。
それでも動物性蛋白質を摂取しないといけないという強迫観念はあるものだから、
無理して卵や牛乳を摂っていた(むき出しの肉や魚には全く手が出ない)。

その一方で、野菜はどれも抵抗がなく、
野菜炒めやサラダのカラフルな野菜の盛り付けを見ただけでワクワクする。
一番好きなのは大豆で、納豆も豆腐も枝豆も好物で毎日摂ってもいい。
なので私の身体を構成する蛋白質の大半は大豆由来だ。

幼少時から自分は草食動物だと思っていたという、
名実ともに元祖”草食系”を自任する私。
健康のためにも、「動物性蛋白質を摂らねば」という強迫観念から自由になっていいようだ。

余分なのはアルコールだけだな…