今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

東京-名古屋鈍行往復

2013年08月15日 | お仕事
東京の実家に帰省中だが、一旦名古屋に戻る用事ができた。
①大学に設置してある私設気象台の観測データを配信するパソコンを工事の停電後起動させるため、
②前回の帰省時に忘れた投函予定の封筒を取りに帰るため、
そして③棲み家のベンジャミンに水を遣るためである。
棲み家のベンジャミンは一緒に住んでもう20年以上たっているが、
最初の数年以降、半分枯れて半分生きている状態が続いている。

かくもちょっとした野暮用に過ぎないので、新幹線で往復2万を出すには忍びない。
勤務先は夏季休業中で、急いで行かねばならない用事でもなく、また急いで戻る必要もない。

なので、「青春18きっぷ」で名古屋に往き、棲み家に一晩泊り
(ベンジャミンに水を遣り、置き忘れの封筒をバッグに入れる)、
翌朝大学での用事を5分ですませ(パソコンの電源を入れ、ネット接続を確認するだけ)、
また18きっぷで帰京する事にした。
18きっぷの利用は毎年夏にやっている事で、もう慣れている。

片道6時間、冷房が効いた車内に座りっ放しなので、
長袖・長ズボンでないと冷える。
以前は、長時間の車内読書用に分厚い本を持ち込んだが、
今はiPadminiに数冊分をインストールし、身軽になった。
ただ、往きにiPadminiで電子書籍と音楽をともに利用し続けたら、バッテリーがもたないことがわかった。
なので、名古屋からの帰りは、iPadminiは読書専用にし、ヘッドホンでの音楽はiPodtouchに分業させた
(WiFiをオフにするとなんとかもちそうだ)。

東京発も名古屋発も昼前に乗って、夕方に着く。
なのでいずれも昼食は駅弁にする。
東京発の時は、変則的だが崎陽軒の「特製シュウマイ」(高級シュウマイのみでごはん無し)。
ポピュラーな「シュウマイ弁当」にしない理由は、せっかく崎陽軒で買うなら、
「ひょうちゃん」がほしいから。
ひょうちゃんの種類は40種以上あるらしいいが、いまだ同じものがない。

名古屋発の場合は、浜松で改札を出て、浜名湖漁協の「うなぎ弁当」を買う。
何しろここのは浜名湖産うなぎだから。
途中下車したので、電車を1本分見送り、待ち時間にホームのベンチでうなぎ弁当をかっこむ。

というわけで、新幹線往復にくらべて15000円も浮くだけでなく、
長い読書時間を得て、鉄道旅行気分も味わえる。
私にとっては、とても合理的な手段だ。

ただ、より合理的にと、早朝に東京を発って、午後に名古屋で用事を一気にすませて、
夕方名古屋を発って、夜11時に帰京するという、18きっぷ1回分(2400円)での往復も考えたが、
1日に12時間もの乗車は、過去、名古屋から18きっぷで”飯田線乗り通しの旅”でやった時
(名古屋-塩尻-岡谷-飯田-天竜峡-豊橋-名古屋)、
とてもつらかったので、時刻表上でシミュレートしただけで実行する気になれなかった。