今日こんなことが

山根一郎の極私的近況・雑感です。職場と実家以外はたいていソロ活です。

人工水晶体からの眺め

2013年08月05日 | 健康

白内障手術から一夜明けた。
眼にはなんの異状もなく、違和感もない。
今日は術後翌日の検診。
順調に回復しているという。

実際、人工水晶体で映される視界は、すこぶるクリア。
手術前は、右目の全視界が薄ガラスがかかったように曇っており、
さらに酷い乱視のように像が2重になっていた(これも白内障のせい)。
それが、あっという間にレンズの曇りもなく、
ピントも合っているまともな視界に戻った。

私の右目に埋っている人工水晶体は、調整不能の単焦点レンズである。
調整可能なレンズもあるということだが、これは保険が効かないのでやたら高い。
それにピントの調整の精度に難があるとも聞いた。

同じ単焦点でも遠方用と近場用の二種類があり、そのどちらかを選ぶ。
私は高校の時に左目だけが近視になったので、
右目は遠目、左目は近目と役割分担していた(これを”モノ・ビジョン”というらしい)。
なので、手術する右目は従来通り遠方用にした。

もともと視力が1.2あった右目は、老眼により、近場にピントが合わなかった。
すなわち手術前のホンモノの水晶体もすでに単焦点になっていたのだ。
だから、手術後もピントに違和感がないわけだ
(次に左目を手術する時は、近場用にするつもり。
モノビジョンでいれば、矯正装置がなくても片目ずつ裸眼で遠近両方にピントが合うから)。

ただ、術後は、傷口を塞いでいないので、感染症が怖いという。
抗菌・抗炎症の3種類の目薬を日に6回点眼し、
飲み薬を2錠ずつ日に3回摂取する。

今日から入浴はできるが、洗髪はできないので、近所の美容室に洗髪だけしてきた
(前かがみになる床屋の洗髪は厳禁)。
睡眠中は、無意識に目を触らないようにゴーグルをつけて寝る。

というわけで、余分な汗もかきたくないので、今週いっぱいは家でおとなしくしていよう。