FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



雇用統計の数字が悪く、景気悪化=利上げ停止=来年の利下げ、という連想ゲームで株価が上がり、問題の長期金利も下がっている。まったく株式市場というのは、オプティミスティックであると思う。やはり、買いをロングというように、基本的に株はロング(長期の買い)で財産形成するものなので、単純に動きの上下で差益をとる為替のCFD(つまりFX)とは性質が異なることがよくわかる。日本株もドル円の円安効果もあって、楽観が満ちている。
 
ガザ戦争もイスラエルが地上侵攻しても、周辺国家はまったく動かず、これでウクライナ化したと思われる。一見落着、すべて楽観できるかというと、ゴールドが意外に強さを保っているのが、おそらく今後の懸念を象徴していると思う。米国・日本の債務問題はまったく片付いていないのである。おいおい、このあたりが再度発火してくると思う。

ただ、相場には時期がある。長期的にドル円上昇を見ていても、流れでしばらく反転はありうる。今の149円台が150円との間でしばらく動いて、再度下をめざして140円くらいまでの逆流はあり得るかもしれない。前の2022年秋の151円の時も、結局、130円を切るまで逆流してから戻ってきた。
 
今回がどのパターンになるかはわからないが、現時点では、ドル円の上下両方考えつつ動かしていきたい。


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