恒大がらみのリスクオフで、米株が変調をきたしている。まだ安定する様子はなさそうだ。米国債の利回りも上下しており、それにつられてドル円も上下する動きになっている。判断しにくい相場だが、現状、円高に転換したとは考えていない。ドル円は、上下するので、戻り売りでも、押し目買いでもいいが、短期でのトレードとなると思う。ドルストレートはひじょうに読みにくいので今は避けたい。
当面、米株価が大きく下落するとドル円もわずかに下がり、それから戻すという往復運動が続きそうだ。ドルストもドルの上下で大きく振られそうで、こちらもダイナミックな動きになりそうだ。反面、ビットコインが意外に安定しているのは驚異である。株からの逃避資金が入っていることは疑いないだろう。この後の株価の大きな下げがあれば、そこが見物となる。注目したい。