FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



FOMCが近づいてきたのにくわえて、ダウの下落、さらには、クリントンの健康問題の表面化などで、リスクオフとなってきた。102円ローでドル円のロングはかなり手じまいをして、当面の方向性としては上下フィフティフィフティのスタンスとした。いつも書いているように現状では100円を割る可能性はまだ少ないと思うので、下げたら買っていきたいが、上にいけば売るということで、長期対応ポジは少なめとしたい。

昨日は、築地移転問題でつい書いてしまったが、あまりにもあきれる状況で、今日のニュースでも、地下空洞どころか、一部の建物では、コンクリートすらなくて、砕石面が地下で露出していることが判明した。私の直感ではおそらくベンゼン等の実際の汚染の空間数値自体は、魚介や青果に残留するレベルとはとうてい思えないが、最初の環境への配慮の前提となる諸条件を満たさないとんでもない建築物を作ってしまったことだけは現時点で間違いない。知事の作るプロジェクトチームの長の小島氏は、水俣病の政治解決を完成し、クールビズを実現し、環境省を実質的に立ち上げた、環境問題に関して日本随一の実力を持つ元環境省官僚である。いい加減な調査で終わることはあり得ないだろう。
 
調査や改修に最低1年以上の移転延期が必要であろうし、そうなると移転中止、豊洲売却、築地での再建という方向も現実化するのではないか。安値での売却は大損ではあるが、東京の魚介類のブランドイメージも重要だろう。




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