FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



前から指摘しているように、ユーロドル、豪ドル、ポンドドルなどいずれも長期のレジスタンスにぶつかっているので上昇(ドル安)の動きが止まっている。この後の動きだが
1 跳ね返されてドル高になるが、円高も伴って大きくドル円が下げる
2 跳ね返されてドル高になり、ドル円も再上昇する
3 レジスタンスを破ってドルストが上昇し、ドル安に伴うドル円下降が進む
の3シナリオが考えられる。1または3のいずれかが長期の流れだと思うが、当面2の可能性もある。いずれにせよ少々ここで日柄調整となるのではないか。次の動きはいつものようにお盆前後だろう。

COVIDの方は、検査対象を前より広めにするようにしたため、感染者数(陽性者数)は前回4月より上昇しているが、死者数を見ればわかるように、まだ前回のピークより低いレベルの感染だと思われる(前回に、今回並の調査をしていれば1日1万人だった可能性もある)。したがって国全体としての緊急事態宣言はまだ絶対に出ないはずだ。ただ、運悪く、さらに事態が悪化して、東京が1日コンスタントに1000人以上の感染者がでるようになると、病院体制が問題になってくるので、国も緊急事態宣言を再度出すことになるだろう。この病気の対策は何が正解なのか、実はまだよくわかっていない。患者を抑えていたベトナム・香港などが再度上昇しているのを見ると、実に難しい。集団免疫を得たというスウェーデンもこの冬にどうなるかは不明だ。どの国も手探りの対応になっているのはある意味やむを得ないだろう。


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