FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



勢いが強かったダウのことなので、リバウンドも力強い。直近の高値と安値とでフィボナッチの観点から見ると、38パーセント戻りが23200というところであり、ほぼそのあたりまで戻っている。まずはいいところだろう。5割戻しで23700なので、そのあたりまでの戻しがある可能性もあるだろう。ドル円もさらにあと1円というところだろうか。

コメント欄でも、このまま下ではなく、中長期で上の可能性もあるのではないかというご意見もいただいているが、もちろん、その可能性があることは言うまでも無い。決めつけてトレードするのではなく、それぞれのイメージを描きつつ、あとは値動きに従って売るか買うかするということだろう。私は、ここでは「随想」(エッセイ)を書いているつもりなので、ついつい、その時の勢いに押された表現になってしまうが、他のまともな為替サイトや、有料情報などを参考にされて、バランスをとって読んでいただければ幸いである。105円を目指すと言う人もいれば、120円を超すという人もあり、様々である。

ただ、トランプの言動はますます異常さを増している。メキシコの国境の壁を作るためには、国家非常事態とすれば、民主党の協力は不要であるとか、とにかく、普通ではない。経済政策、外交政策でもとんでもない行動が早晩現れるものと思っており、FRBが利上げができなくなっている基礎条件(経済のピークアウト)と合わせて、景気下降局面に入っていくという見方をしている。

来週からのトレードはまずは様子見。もう一段のリバウンドがあったら、ドル円、クロス円で売っていきたいと思う。




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週末の相場は、雇用統計の良さで、利上げへの連想が働き、一旦ドル高。その後、パウエルの演説で、ハト派(引き締めはゆるやか)的ニュアンスがあったことで、ドル安。上下に振られて、長期債の利回りも上下、そしてドル円も、ドル高からドル安へ振れた。株価は、雇用統計がよくて上昇、ハト派のパウエルで上昇と、きわめて単純である。現在のアメリカ経済の問題点は、雇用のような遅行指標ではなく、利上げができなくなっているということにあるのだから、ハト派姿勢は、むしろ、景気悪化のシグナルである。よく考えれば、株を買っているほうがおかしいのだ。

まだこのあたりで揉みそうだが、次のネタが現れて、株価・ドル円の再下落は近いと思う。なお、パウエル演説で、ハト派姿勢ではあったが、大統領に命令されても自分は辞任しないとわざわざ発言したことには驚きがあった。前のエントリーで書いたリバタリアン問題と関係があるような気がしている。FRBの独立性問題は今後ももめそうだ。

今日は積極的トレードはほとんどせず。ドル円が108.5で軽く打診売り。まだ、このあと、しばらくは、ドル円の上昇の目もあるだろうから、あまり無理はせず、次の機会を狙いたい。


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