FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ユーロドル、金のロングは継続。一般に、金は月曜日に高く、翌日のNYで売られるパターンが多いので、追加するかどうかはNYで見たい。下げたら買い増しだ。ドル円も92.40あたりからちょっと売っている。こちらは様子を見つつだ。
 
金は、カレンダーに忠実なもので、月曜高とか、月初めの上昇とか、年末の上昇とか、いろいろとアノマリーがあるようだ。金とのつきあいはまだ十年単位で続きそうなのでいろいろと勉強していきたい。


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休み中にいくつか経済・為替の本も読んだが、FXではこの本が一番おもしろかった。ロブ・ブッカーとブラッドリー・フリードという人たちの著書で、世界的にセミナー活動などをやっている有名な人らしい。日本でもSPAなどに記事を書いていて知る人ぞ知る存在らしいのだが、私は、寡聞にして今まで知らなかった。題名は『超カンタンアメリカ最強のFX理論』というのだが、題名が軽いのに対して、中味はかなりしっかりとしたテクニカル系のFX本になっている。まず紹介される2トレンディと名付けた手法は、4時間足のトレンドラインをベースとして、1時間足のトレンドラインを切って、4時間足に向かったところをエントリーとし、4時間足に達するところを利食いラインとする手法(PDFによる解説にリンク)であるが、わかりやすくていいものだと思う。他にも800MAと200MAと62EMAを組み合わせて、相場のパターンを見るというのもいいアイデアだ。また、最後にある、トレードのエッジ・リスクリワード比による資金管理もよくまとまっているし、バックテストを行うソフトであるForex Testerの解説もいい(後日、別にエントリーをもうける)。ということで、全体として、今までに出たテクニカル系のFX本としてはひじょうにいいまとまりの本だと言える。なんでもそうだが、この手法だけで勝てるとは言えないだろうが、移動平均線についていろいろ考察する時にとても参考になる本だ。初級者から中・上級を狙う人は読んで得るところが多いと考える。ぜひ、ご推薦したい。

超カンタン アメリカ最強のFX理論
ロブ・ブッカー&ブラッドリー・フリード
扶桑社

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