博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『相愛穿梭千年』その4

2015年05月10日 | 中国歴史ドラマ
『相愛穿梭千年』第13~16話まで見ました。

韓于飛は湘湘との別れを受け入れたと思ったら、彼女とのドラマでの共演を拒否。まあ彼女と寄りを戻したと思ったら、実は記憶が改変されていたとか何とか訳の分からん理由で一方的に振られるんですから、拗ねた態度をとりたくなるのも分からんではないですが (^_^;) 

さて、2015年の世界に留まって湘湘と暮らす道を選んだ公明さんは、一旦前16年に戻って成帝に官職を辞して隠居したいと申し出ますが、王莽の陰謀によりタイムスリップして姿を消す瞬間を皇太后王政君に見られてしまい、妖術使いの嫌疑をかけられてしまいます。おまけに現代の図書館で『漢書』を読み、そのとばっちりが許皇后にも及び、服毒自殺する運命にあることを知ってしまい、決死の覚悟で再び漢代へと戻ります。

で、成帝の面前で公明が妖術使いか否か、手足を縛り、懐に例の玉佩を入れ、更に公明の要望で王莽を射させて確かめることに。しかし事前に玉佩を偽物とすり替えておいたのでタイムスリップ機能が発動するわけもなく、矢が命中して虫の息となる公明。これによって公明と許皇后の無実が晴らされ、王氏一族の信用が失墜します。王莽は蟄居、他の王氏一族は追放処分に。ここで王氏一族の親戚で王莽のライバルとなる淳于長が登場。王莽が事の次第を知らせに趙飛燕のもとにやって来た時に、「こいつは幼少の頃王氏一族の子弟の中でぼっち状態で、友達と言えば公明ぐらいだったんですよm9(^Д^)」と、さりげなく王莽をプギャりますw

が、実は公明さん、王莽が微妙に急所をはずしてくれていたので、まだかろうじて生きています。彼の身柄を引き取った師匠の張大人と影月が懐に本物の玉佩を忍ばせて現代へとタイムスリップ→前回タイムスリップした時に契約していた病院の前に落下するようにし、治療を受けて復活を遂げる公明さん。何ですかその手際の良さは(; ・`д・´) 矢を受けた瞬間に何かを感じ取って心身の調子を崩していた湘湘も彼の無事を知り、一安心。

しかし図書館で再び『漢書』を読むと、今度は王莽の陰謀で許皇后のお腹の子(今回の話の前後に懐妊)が成帝ではなく公明の種であるという噂を流され、自害するという顛末を知ってしまい絶望。許皇后は何をどうやっても死ぬ運命にある模様…… やはり歴史の改変は簡単にはいかないのですね。更に王莽が後年漢王朝から帝位を簒奪するということまで知ってしまい、(今まで何回か『漢書』を手にとっておきながら、そこんところはスルーしていたんですね)漢代に戻って王莽と対峙することに……

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