博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『大明風華』その3

2021年06月13日 | 中国歴史ドラマ
1年以上放置していた『大明風華』ですが、視聴を再開。この間にWOWOWで『大明皇妃』の邦題で日本語版が放映されました。今回は第11~22話まで鑑賞。

永楽帝の命の恩人ということで孫若微は傷の療養がてら客人として宮中に滞在することに。建文帝の遺臣にあたる徐浜も永楽帝に出仕することとなります。建文帝といえば、永楽帝は甥がもし生きておれば和解をしたいと思っているようなのですが……


ということで密かに生き延びていた建文帝 (^_^;) 出家してます。伝国の玉璽を永楽帝に引き渡し、叔父甥の和解を果たします。そして「靖難遺孤」を罪に問わないという誓いを立てることに。


このあたりで永楽帝は漢王・趙王を伴って北方への親征を決意。これまで次男の漢王を監国の地位に就けていましたが、太子を監国に戻し、親征の準備を始めます。相変わらず仲良く喧嘩してる太子・漢王・趙王の三兄弟ですが、こういう面白カットも。

一方、胡善祥は太子妃のお付きに出世し、更に太孫(朱瞻基)の選秀に応じ、太孫妃の地位を窺います。そんな中、彼女は孫若微が幼い頃に生き別れとなった姉であると気づき、姉妹の名乗りを挙げることに。彼女は若微にも選秀に応じるよう薦めますが、太孫妃となって跡継ぎを生み、権力を得ることで両親の仇討ちをしたいという思いがある模様……


そして若微の身元を整えるために敢えて死を選ぶ養父の孫愚……


この前後に科挙に登第した若き日の于謙が登場。酔い潰れた状態で永楽帝と謁見し、北方親征への批判を口にしてしまいますが……

で、いよいよ選秀。朱瞻基は本音では若微を妃としたいところですが、政治的判断により漢王の推薦を得た善祥を太孫妃に選び…… ということでヒロイン周りよりおっさんズを見てる方が楽しいドラマですw

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