博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『御賜小仵作』その5

2021年06月27日 | 中国歴史ドラマ
『御賜小仵作』第25~30話まで見ました。

楚楚、蕭瑾瑜は黔州刺史の李璋とともに、偽金作りのアジトらしき鉱山を捜査しますが、実は当の李璋が偽金作りを取り仕切っていたのでした。李璋によって鉱山に閉じ込められた2人ですが、その間に互いの愛を確認し、楚楚は遂に蕭瑾瑜の告白を受け入れます。前回彼女が告白を拒否したのは、仵作の身分の低さというか、死体を扱う職業という穢れ意識みたいなものがネックになっていた模様。

そして2人は蕭瑾璃らによって救出され、李璋の背後に武宗の遺児とされる昌王が存在することを確信。


そして冷月の祖父の冷沛山も黒幕のひとりではないかいうことで、一行は表敬がてら彼の軍営を探訪し、留まることに。


以前から祖父に不信感を抱いていた冷月は、いよいよ祖父との対峙を迫られ、覚悟のヤケ酒 (^_^;)

軍中では兵士が幻覚を見て自害するという怪死事件が相次いでましたが、冷沛山の片腕侯斌将軍も犠牲に。また一兵卒に扮して兵営に潜り込んだ景翊も幻覚を見て暴れる所を取り押さえられます。更には冷沛山も奇病に冒されており、自分の寿命が長くないと自覚しているようなのですが……

実のところ怪死事件は軍中の文官の呉琛が仕込んだ毒が原因であり、冷沛山の奇病も彼が与えた薬に仕込まれた丹砂が原因なのでした。しかし気付いた時には彼は井戸より死体で発見されます。冷沛山のもうひとりの片腕趙捷がすべての黒幕で、彼は昌王の配下としてクーデターを図っていたことが判明。

クーデターは未然に防がれ、結局冷沛山はシロということに。

一方、長安では秦欒が蕭兄弟の出生に不審点があることを嗅ぎつけます。どうやら兄弟のうちどちらかが謀反人とされた剣南節度使陳瓔の子であるようなのですが……?それとともに秦欒は昌王側からのオファーを受け、彼らと結託することを決意。というあたりで最終ターンへ。

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