博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

会津幇会2014

2014年07月22日 | 旅行・オフ会・展覧会
三連休は会津若松方面に旅行してました。最終日に台風にやられた昨年の会津幇会のリベンジ企画です。主催者のきつりさん及び同行のみなさまに感謝しつつ、写真で旅のハイライトをば……


土産菓子・喫茶店店主のコレクションを陳列したシルクロード文明館。個人のコレクションとしては割とガチです。中国の物に加えてオリエントの物もかなりあります。


去年来た時には無かった山本八重さんの銅像。


江戸時代の宿場町の景観が残る大内宿。ここで一瞬通り雨に降られる。ここのお薦めのイワナサンドはうまいがボリュームがありすぎる(^^;)


塔の笰(へっつり)と吊り橋。



白くて大きな鳥居が印象的な、保科正之を祀る土津神社。社殿は戊辰戦争で焼失し、明治になって建て直されたものとのこと。ここで写真を撮ろうとした私が足を滑らせてすっ転ぶという事件がw



野口英世記念館の付近にある野口英世の生家。中に幼い英世が手を突っ込んで火傷した囲炉裏もあります。ここの展示パネルで、実は母親のシカとともに英世の父親も長生きしたらしいこと、英世には姉と弟がいたことなど、英世に関する衝撃の事実が発覚(^^;) 子供の頃に読んだ伝記本とか学習漫画では、英世とシカは母一人子一人の母子家庭ということになっていたと思うのですが……



晴れ渡る好天のもと猪苗代湖で遊覧船に。今回は写真奥の方の亀の船に乗りました。



猪苗代湖周辺にある有栖川宮威仁親王の別荘天鏡閣。この手の洋館というと思わず瀋陽の張氏帥府(張作霖・張学良の邸宅)を思い出してしまいましたが、あちらは張作霖の死んだ部屋なんてのがあったり、虎の剥製が置かれていたりで、もっと物騒な雰囲気だったんだよな……
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会津幇会 その2(完)

2013年09月19日 | 旅行・オフ会・展覧会
1日目は好天となりましたが、2日目の午前中は生憎の(というより予想通りの)雨天に。まずは白虎隊自刃の地である飯盛山に向かいます。



その飯盛山にそびえるイタリアのムッソリーニから贈られた記念碑。柱の部分はポンペイの出土品であるとか何とか。何でそんなものが……というか、ここにあっていいものなのだろうかと思わず不安になりました(^^;)



その後は鶴ヶ城へ。



こちらは2年前に当時の様子に合わせて写真のような赤瓦に葺き替えられたとのことで、内部の展示も大河に合わせてリニューアルされている模様。お昼は大正時代から続く渋川問屋にて、郷土料理のこづゆやニシンの山椒漬けなどを頂く。写真が悲しいまでにぼやけてます。こづゆは2日目に泊まったホテルリステルのバイキングでも食べました。



そして午後からは会津藩主の庭園兼薬草園の御薬園と会津武家屋敷を訪問。雨が酷くなれば午後の観光は厳しいかと思われましたが、このあたりから雨が上がってきました。御薬園では、会津ゆかりの人物ということで秩父宮妃に関係する植物もあり。(秩父宮妃は松平容保の孫にあたる)下の写真はイギリスのハークネスより捧げられた薔薇プリンセス・チチブ。



会津武家屋敷は幕末の会津藩家老西郷頼母の屋敷などを復元した野外資料館ですが、そこにひっそりと中国清朝の道光年間の年号が入った謎の拓本が……



3日目は会津藩藩祖保科正之を祀る土津神社などを訪問する予定でしたが、悪天候により観光を取りやめ、早めに帰路に就くことに。午前中には最寄りの鉄道は既に運休となっていましたが、宿泊していたホテルリステルのお計らいにより、上越新幹線の発着駅である郡山駅までリムジンを出してくれることに。これが無ければ確実に現地でもう一泊することになっていたはずなので、感謝です!
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会津幇会 その1

2013年09月18日 | 旅行・オフ会・展覧会
9/14~16まで、きつりさん主催の会津幇会に行ってました。

当然台風18号に巻き込まれて最終日の移動に難儀したわけですが、それもこれも山川健次郎関係の展示を見るたびに「クネ男、クネ男!m9(^Д^) 」とネタにしたバチが当たったのかなと。


日新館の山川健次郎記念碑。

(一応ネタの説明をしておきますと、大河ドラマ『八重の桜』で後年の初代東大総長山川健次郎を演じている勝地涼という人が、朝ドラの『あまちゃん』では前髪クネ男というあだ名の、健次郎とは対極に位置するかなりアレなキャラクターを演じているのです。)

初日は日新館→阿弥陀寺の藤田五郎・時尾夫妻の墓地、二日目は飯盛山とその周辺→鶴ヶ城とその周辺→御薬園→会津武家屋敷の順で見て回り、三日目は天候の都合で観光を取りやめて移動日というスケジュールでした。

会津藩の藩校日新館は当時の建物ではなく、昭和62年に別の土地に復元されたものですが、孔子を祀る大成殿を中心とし、その周囲に新月型のお堀の泮水を配置するという中国式というか、儒教式の学校建築となっています。(そもそも日新館という名前自体が四書のひとつ『大学』の文句より取られたものですが)館内は結構広いように見えましたが、当時の実際の建築と比べるとミニチュアサイズのようですね。



当時の建築のうち、天文台の跡だけが鶴ヶ城周辺に残ってます。ここは二日目に行きました。住宅地のど真ん中に埋没していて案内の看板とかはありません(^^;) こういう状況だと、当時と同じ場所に日新館を復元するというわけにもいきませんね。



そして日新館の端に安置されている謎の文殊菩薩像。康煕二年に中国より贈られたと説明にありましたが、蓮華座ではなく獅子に文殊菩薩が乗るという形式が中国っぽいと言えばぽい?



その2に続きます。
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大幇会と東洋文庫ミュージアムと

2011年11月01日 | 旅行・オフ会・展覧会
10/29・30と、先週末は東京に行ってました。新宿で開催の大幇会に出るのがメインだったはずですが、10/29に東大駒場キャンパスで北京大学哲学系の王中江氏による「中国出土文献と古代思想世界の新発見」という講演会があるらしい。時間的に行けないこともない。じゃ、行くか!東洋文庫ミュージアムというのが最近オープンしたらしい。じゃ、そっちは30日に寄ってみるか。神保町で古書祭りをやってるらしい。じゃ、それも…… ということで、最終的には何がメインなのかよく分からない状態になってました(^^;) 以下、イベント別にレポートを。

王中江氏の講演
王中江氏の講演の正式なタイトルは「簡明本 出土簡帛文献与古代思想世界的新発現」。郭店簡・上博簡など戦国・秦・漢期の出土資料の発見によって思想史のどの部分が書き替えられるかという話で、内容的には湯浅邦弘『諸子百家』(中公新書)と一部かぶってたような気もします(^^;) しかし始皇帝時代の秦が儒家的な「孝」を重視していたとか、面白い指摘もちょこちょことありましたね。こういうのを見ると、父親への孝より君主への忠を重んじさせるように説く『韓非子』って、始皇帝の時代にあってもかなり浮いた存在だったのではないかという気がしてくるわけですが。

大幇会
新宿から宿に行くのに迷ったorz 更に宿から大幇会会場に行くのに迷い、迎えに来てもらったorz 大幇会参加は3年ぶりぐらいということで、岡崎先生や関東の方々とも久闊を叙することになりました。頂いた景品のDVD『花木蘭』(ヴィッキー・チャオ主演映画)やドラマ『二郎神』はまたいずれ鑑賞するということで……

東洋文庫ミュージアム
2日目は10/20にオープンしたばかりの東洋文庫ミュージアムへ。東洋文庫所蔵の貴重書・絵画が展示されているというのがウリですが、確かに「円明園西洋楼版画」や「アヘン戦争図」など、教科書に載ってるレベルのものがチラホラと…… 個人的にツボだったのは、国宝の『史記』(1145年の写本)と殷代の甲骨卜辞でしたが(^^;) また企画展示コーナーもあり、私が行った時は辛亥革命百周年記念展示ということで、孫文や黄興・蔣介石・魯迅といった革命人士の筆跡が展示されてました。国宝展の展示コーナーなど定期的な入れ替えもあるようで、機会があればまた行ってみたいですね。

神田古本まつり
人多すぎワロタw しかし肝心の収穫はいまひとつ……

最後におまけ。東洋文庫の向かいの六義園にて。
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平城宮は雨だった

2010年06月14日 | 旅行・オフ会・展覧会
昨日は関西幇会にて平城遷都1300年祭に行ってました。せんとくんのぬいぐるみに会うのを楽しみにしていたのですが、あいにくの雨のせいかせんとくんには遭遇できず(^^;) 取り敢えず巡ったところを写真で挙げていきますと……



入り口の朱雀門。これは平成10年に復原されたものということですが、近鉄奈良線の電車の中からもバッチリ見えます。会場の方は入場無料。というか、平城宮跡自体がだだっ広い原っぱのような状態で囲いも何も無い状態なので、確実に入場料を取り立てるのが不可能なんですね(^^;) 

しかしJR奈良や近鉄奈良駅などからのシャトルバスや、会場内を走るトラムの運賃も無料というのエラい。1年前に行った西安の法門寺はこれと同じぐらい広い空間ながら、バカ高い入場料を設定し、カートバスの運賃まで容赦なく取り立てていたというのに(^^;)



復原された遣唐使船。船の中にも入れますが、隣接する歴史館の中から入って行かなければなりません。(歴史館の入場料は大人500円。)しかしこの歴史館、年表などのバネル展示や解説映像だけで、当時の文物の展示が全く無いというのが何とも…… しかし解説映像の中で我々はウザいぐらいにせんとくんのご尊顔を拝することができたのであった(^^;) あと、映像に合わせて喋る天平女官型ロボットと、最後に控える平城京VRシアターは色々と凄かった。



そして再び朱雀門の方に回って、今度はその奥に控える第一次太極殿へ。この2点間は7~800メートルぐらい離れているということで、結構歩きます。しかも途中で近鉄奈良線の踏切を渡らなくちゃいけません。ここでまた門から仏舎利塔まで延々と歩かされた法門寺を思い出すことに…… 



そして太極殿に到着。これは今回のイベントに合わせて復原されたもの。中には四神の絵が飾られていたり、



儀式の時に聖武天皇が座った高御鞍が展示されてたりします。



この後は敷地内の西にある平城宮跡資料館へ。こちらでは当時の木簡など出土文字資料を中心に展示されていましたが、写真撮影もオッケーの模様。(「フラッシュ撮影禁止」という看板があったので、フラッシュ焚かない撮影はオッケーということだと思う。)これ以外に遺構展示館もあるということですが、今回は時間と天候の関係でパス。

感想としては、やっぱり実物の展示がもっと欲しかったなと…… 県内各地では大遣唐使展や大唐皇帝陵展など関係する特別展が開催中でしたが、このうちの1つでも会場の方に持って来れなかったものかなと思うのですが。あと、フードコートはどう考えても狭すぎると思います(-_-;) 弁当を各自持ち込んでベンチや草原で食えということでしょうか。
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久々の幇会

2010年05月04日 | 旅行・オフ会・展覧会
退院後のリハビリ第3弾というわけで、昨晩は久々の幇会に参加するべく河原町に行ってました。1次会はアジア料理店、そして2次会はガンダムバー「G Base」へ。近辺にあった「秘密結社ショッカー」も捨てがたかったのですが(^^;)(噂によるとメニューが存在せず、店主が客の顔を見て出す物を決めるそうな……)

で、その筋のプロである令兎冲さんから結核とか医療関係のお話を色々お伺いしました。留学中、体温38度以上の留学生は留学生寮の隣の病院に連れて行かれ、血液検査で新型インフルエンザに感染していないかどうか診てもらうことになっており、私も2回ほど検査させられたのですが、令兎冲さん曰く、血液検査では感染してるかどうか分からないとのこと。やったね!\(^o^)/
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『集安闘病記』その4(完)

2009年10月12日 | 旅行・オフ会・展覧会
宿舎の自分のフロアに戻るやいなや、阿姨(フロアマネージャー)に捕捉され、その場で強制検温。ここで38度前後の数字を叩き出してしまったため、病院に連行されるハメに。せめて10分ほど休憩してから検温していれば、もう少し数値が下がったはずですが……

連れて行かれたのは宿舎の隣にある大学付属病院ですが、ここは1年ほど前に風邪をひいた時に知人から「ここは良くないから絶対行くな」と言われていた所……(その後別の知人から「普通の風邪ぐらいなら大丈夫ですよ」と、フォローになってるんだかなってないんだか分からないコメントをされた)俄然不安が募ってきます。

まずは採血され、簡易H1N1検査。取り敢えずH1N1ではないというお墨付きをいただきました。まあ、本当にH1N1ならバファリンもどきで一気に熱が下がるわけはないのですが……

お次はおばちゃん医師2人による診察。ひとしきり喉が痛いとか関節が痛いといった症状を説明し、最後に「お腹を壊していて嘔吐感がある」と言った途端におばちゃん医師が「あっ、それは腸炎だわ!」と即断。腸炎の治療を受けることに。イヤイヤイヤ、ちょっと待って下さい、聴診器で心音聴いたりお腹を触診したりっつーのは無しですか(^^;) これでは薬局に行くのとそう変わらんではないですか!「絶対行くな」と言われたわけが何となく分かってきたよorz

腸炎の薬をもらった後、点滴ルームで3時間ばかり点滴を受けることに。ここで患者や付き添いとして来ていた宿舎の別のフロアのマネージャーとか吉大日本語学科の学生さんと出会い、ひとしきりお喋りすることに。何か病院に行くたんびに語学のレベルが上がってるような……

で、その後は腸炎(だったかどうかすら怪しいもんですが)は無事に治まっていき、今は発熱の後遺症と思しき歯肉炎に悩まされています…… 

おまけ:病院でよく使われる中国語
打点(da3dian3):点滴を打つ
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集安闘病記 その3

2009年10月11日 | 旅行・オフ会・展覧会
集安から通化行きのバスに乗り込み、2時間ほどで難なく通化に到着。長春行きバスの切符も20分後発車のものが買えてしまいました。ここまで特に体調に変化はなし。「風邪がぶり返すかと思ったけど、長春まで無事に戻れそうだな。」この時はそう思ってました。しかし本当の地獄はここからなのでありました……

異変に気付いたのは長春行きバスに乗ってしばらくしてから。何か車内の暖房が異様に熱いのですが…… そう感じるのは私だけかと思ったら、前の席のおばさんも「很熱啊!」とか言ってます。特に私が座っていた一番後ろの席が一番熱いようで、隣に座ってる女の子もあからさまに熱そうにしています。しかし誰も暖房を止めろと運転手にツッコむわけでもなく、そのまま4時間ほど我慢するハメに…… 途中のトイレ休憩で外に出た時は頭がしばらくキーンとなってました(-_-;)

そんなこんなでようやく長春の街中に入ったと思ったら、中途半端な所で運転手とバスガイドが「ここで下りろ!」とか言い出します。どうやら連休で道路が混んでいる中、終点の長春市客運中心站まで行くのが面倒臭いらしい。

文句を言いながらも素直に下りる乗客たち。私も仕方がないので下りることに。「ここは一体どこだろう?」と思いながら周囲を見渡すと、何か見覚えがある風景なんですが…… そこは宿舎から車で5分ほどの所にある長春大学の真ん前でした。(ちなみに長春大学というのは満洲建国大学の跡地にできた大学だそうです。建国大学というのは『虹色のトロツキー』の序盤で出て来た学校ですね。)運転手が横着なおかげでむしろ助かったぜ!と、早速タクシーを拾って宿舎へと帰還。

すんません、長くなったのでここでまた次回に続きます。
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集安闘病記 その2

2009年10月10日 | 旅行・オフ会・展覧会
前回書き忘れましたが、実は旅行の2~3日前から熱はないものの少し寒気がしていたのでありました。でもいつも通り風邪薬を飲んどきゃ良くなるだろうという感じで集安まで来ちゃったんですね(^^;) で、念のために持ってきた体温計で測ってみると38度…… これはいかんということでホテルの近くの食堂で晩飯を食べた後、持参した風邪薬を飲んで早々に就寝。この時点で明日は観光を諦めてずっとホテルで寝てることを決意。

翌朝。熱はあんまり下がってない…… 仕方がないので明日のバスの切符を買いがてら薬局へ。まずは薬局で症状を説明し、風邪薬と抗生物質(こういうものが処方箋なしで普通に街中の薬局で買えてしまうのが中国の恐ろしいところ。聞いたところによると、日本と違って薬事関係の法律が甘甘だそうです。)、そしてバファリンもどきを購入。この時、「お腹を壊している」と言い忘れたことが後に災厄をもたらすことに……

薬局を出た後バスセンターに行ってみると、何か明らかに工事中なんですが(^^;) そこから更に歩いた所に臨時の切符売り場がありましたが、何か貼り紙が。「本日より10月5~10日までの長春・吉林・大連・瀋陽行き切符の販売を開始します。 9月29日」

な、なんだってーーーーーー!!6日前から切符を売り出すなんて列車なみじゃないか!本当に東北の長距離バスをなめててすまんかった…… この時点で明日の長春行きの切符は既に売り切れてるような気がしましたが、窓口で聞いてみるとやはり売り切れという返事が…… 仕方ないので朝6時半発の通化行きの切符を購入してホテルへと帰還。フロントに一応発熱している旨を告げて就寝。

そして翌10月6日の朝。特にバファリンもどきの効果があったようで平熱まで回復。まだ食欲が戻らないのが気がかりでしたが、(これは後に腸炎の症状と判明)戻れるうちに長春に戻ろうということで宿をチェックアウトし、長距離バスの乗り場へ。ということで次回に続きます。
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集安闘病記 その1

2009年10月08日 | 旅行・オフ会・展覧会
今回の旅行については正直どこから語り出せばいいのか分かりません(^^;) 取り敢えず時系列に沿って話を進めて行きたいと思います。

今回は駅前の長春市客運中心站から1日に朝と夕方の2本ずつ出ている長距離バスに乗って集安に行く予定でした。そもそも今まで私が乗ったことのある中国各地の長距離バスというのは、

○一応切符売り場は存在するが、入り口付近でもぎりのおっさん・おばちゃんに捕捉され、行き先を聞かれたうえ切符を買わされる。
(このもぎりがそのままバスの添乗員になるパターンが多い。)
○もぎりから買った切符は行き先すらちゃんと書いてないいい加減なシロモノ。
○待合室など有って無いようなもの。適当に自分でガレージに入って該当する行き先のバスを探す。
○もちろん正確な出発時間とか座席指定なんて存在しない。バスに乗客を詰めるだけ詰め込んで発車。
○予約券は存在するらしいが、とてもそんなものが買える雰囲気ではない。

……てな感じでした。ところが長春を含めて吉林省内の長距離バスは、

○もぎりのおっさん・おばちゃんなど存在しない。必ず窓口で切符を購入。
○切符には行き先・日時・便名のほか、座席番号まで記載。
○待合室が広い。で、行き先別にゲートが分かれており、守衛がいて時間になるまでバスに乗車できない。
○予約券も余裕で買えてしまう。

……正直、東北のバスセンターをなめてた(^^;) 

で、10月4日当日朝の便は既に昨日のうちに売り切れ。夕方の便ならあると言うが、とてもそこまで待ちきれないので、割と本数のある通化行きのバスに乗ることに。そして通化から更に集安行きのバスに乗ってホテルに到着。そんで夕方にホテルに着いた時点で発熱でダウンしたわけであります。ちなみにホテルですが、ちゃんと予約できていました。
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