博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『倚天屠龍記』その5

2010年09月29日 | 武侠ドラマ
『倚天屠龍記』第28~34話まで見ました。

張無忌らを救うために明教総本部の教主となる決断をした小昭。そこで謝遜が「宝樹王どもが小昭に跪いているのか?」などと光景を目の当たりにしたかのようなセリフを発していますが、あんた、確か目が見えなかったはずでは(^^;)

小昭と金花婆婆が行ってしまった後、霊蛇島の浜辺で一晩を過ごす一行。しかし翌朝になってみると趙敏が行方をくらまし、殷離が殺害されたうえに謝遜の屠龍刀が奪われてしまいます。張無忌・謝遜・周芷若はこれを趙敏の仕業と見て、中原に戻って様子を探りますが、周芷若と謝遜は密かに丐幇によって攫われてしまいます。

その頃、宋青書と師叔の莫声谷は張無忌を捜索していましたが、宋青書は峨眉派の一行が水浴びしているのをのぞき見していたところ、莫声谷に見つかってしまい、言い訳しきれずに莫声谷を殺害するハメに(^^;) 当然師叔殺害の隠蔽を謀ることにするわけですが、速攻で父親らにバレてしまうことに……

張無忌は周芷若を助け出すために丐幇の会合に殴り込みをかけますが、そこで登場するのが黄衫の美女。



本作では劉詩詩が演じてますが、出番はここだけなのにパッケージ写真でも登場していて大物扱いです。



でも個人的に劉詩詩って、『少年楊家将』でチャングムもどきのキャラを演じてた記憶しかないのですが(^^;)

しかしこの黄衫の美女の活躍により陳友諒の悪事が暴露され、丐幇も明教の味方に。ここら辺から張無忌が周芷若と趙敏のどちらを選ぶのか優柔不断な態度を取り始め、彼が周芷若と会ってる時が趙敏が、趙敏と会ってる時は周芷若がストーキング。下の写真は趙敏を処断できない張無忌を罵りながら九陰白骨爪の修練に励む周芷若。とってもこわいお……



周芷若は怒りは張無忌との婚礼を趙敏によってメチャクチャにされたことで頂点に達し、闇夜林の中でまたもや九陰白骨爪の修練をしてストレスを発散させている時に宋青書が密会にやって来ますが…… 青書、うっかり九陰白骨爪を食らっちゃってます。何やってんだか(^^;) 

一方、婚礼を途中でブッチし、趙敏と行動をともにしていたた張無忌は、義父謝遜を処刑する「屠獅大会」が開催されると聞き……
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『テンペスト 第1巻春雷』

2010年09月26日 | 小説
池上栄一『テンペスト 第1巻春雷』(角川文庫、2010年8月)

琉球を舞台にした歴史小説らしいということで気になって購入。で、実物を読んでみると幕末の琉球王国が舞台となってました。

主人公の少女真鶴はよんどころない事情により、男装のうえ「孫寧温」と名を改めて科試(琉球版の科挙)を受験し、最年少で合格。同じく弱年で合格した朝薫とともに宮廷に出仕し、王命によって宮廷の財務改革を担うことに。特に浪費の激しい後宮の財政を緊縮しようとするが、王妃や聞得大君(王族の女性が任命される巫女のトップ)といった後宮のボスたちが立ち塞がり……

ということで、琉球版チャングムといった感じで非常に面白く読めました。主人公の少女が男装の麗人で、その兄が琉球舞踊の女形という倒錯ぶりがなかなかイイネ!幕末期の琉球という馴染みのない世界が舞台ということで、架空の人物がワンサカ出て来てもあんまり違和感が無いのも実によろしい。

つーか、今の日本の時代物・歴史物に欠けているのはこういうデタラメさなんですよ(^^;) こちとら史料を丸写ししたような歴史小説だの、戦国+三傑・幕末・源平物をローテーションで回してるだけの大河ドラマだのにはもううんざりなんですよw

先月から4ヶ月連続で文庫版が刊行ということで、続巻の方も楽しみです。
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『倚天屠龍記』その4

2010年09月24日 | 武侠ドラマ
『倚天屠龍記』第21~27話まで見ました。

武当山で玄冥二老を退けた後、張無忌は趙敏らによって捕らわれた正派の人士を救うため、万安寺へ。ここで光明右使の范遙が登場したり、張無忌が趙敏とサシで飲んだりしてますが、趙敏が自分の口紅のついた杯で酒を飲まそうとして張無忌が口紅のついてない部分に口をつけ、さりげなく間接キスを拒否しているのにワロスw

万安寺での救出劇の後は、成り行きから張無忌・小昭・趙敏・周芷若・殷離・金花婆婆と、四大ヒロイン揃い踏みで霊蛇島へ。そこで「金毛獅王」謝遜との再会や、明教総本部の面々が襲撃して来たり、金花婆婆と小昭の正体が明らかになったりするわけですが、真の見所は、張無忌・謝遜が四大ヒロインとともに小屋で寝泊まりするシーンでありましょう。

互いに張無忌から好かれているように見えるのが気に食わず、「無忌が相手していいのは私だけなんだからねっ!」と喧嘩を始める周芷若と趙敏、そしてそれに巻き込まれる小昭。

張無忌は何とか場を収めようとしつつ、頭の中では四大ヒロイン全員が花嫁衣装を身に付けて自分と結婚しようとし、誰をお嫁さんにしようかと迷いまくるという妄想が繰り広げられているのでありました(^^;) しかし「えー、オレって実はモテモテじゃん?弱ったな~~~(はあと)」などという甘い雰囲気が微塵にも感じられないのがまた何とも……

しかしその妄想に当てつけるかのように、悪夢にうなされながら「お父様、お母様を殺さないで!第二夫人を殺したのは私なの!男の人ってどうして多くの妻や妾を持とうとするの……?」と寝言を言う殷離。このタイミングで無意識にこういうことを言うのはGJとしか言いようがありません(^^;)
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『大兵小将』

2010年09月23日 | 映画
『大兵小将』

時は紀元前227年、秦の始皇帝による統一前夜。梁軍の攻撃により全滅した衛軍ですが、その中で王力宏(ワン・リーホン)演じる将軍1人が生き残り、ジャッキー演じる梁の兵士に生け捕りされるハメに。王力宏は捕虜として梁国まで連行されることになりますが、そこへ王力宏の命を狙う衛の公子や蛮族の楼煩が絡んできて……

ということで人質を連れ帰ろうとするジャッキーと、脱走をはかる王力宏が仲良く喧嘩しながら珍道中を繰り広げるという展開は期待通りですが、ラストシーンはいまいち……ジャッキーが王力宏をかばって死に、自らの夢を彼に託すというベタな展開の方が良かったなと…… 

主題歌の「油菜花」はなかなか良かったです。この作品、『ラストソルジャー』の題名で日本でも公開されるということですが、この主題歌が『SPIRIT』の時のように変な邦楽に変更されないことを祈っておきます。
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『マンチュリアン・リポート』

2010年09月22日 | 小説
浅田次郎『マンチュリアン・リポート』(講談社・2010年9月)

治安維持法改正に反対して投獄された志津中尉だが、その主張が「あのお方」に認められ、特命により張作霖爆殺事件の真相を解明するべく、中国へと渡航することに……

というわけで、『中原の虹』の番外編というか後日談です。張作霖が本編『中原の虹』の主人公なだけに、爆殺事件は本編第3部のテーマとなるかと思いきや、今回の番外編のネタに持ってきましたね。今回はこの志津中尉の報告と、張作霖爆殺事件の当事者である×××(一応ネタバレ防止のために伏せておきます)の述懐が交互に進められるという形で話が展開していきます。正直、本編の『中原の虹』よりこっちの方がおもろいなと(^^;)

で、『蒼穹の昴』以来の主役である春児もちゃんと登場。宮仕えを始めてからはや30年ということですっかりいいおじさんになってますが、『中原の虹』終了後から今回の作品の間までに裏では色々と画策していた模様……
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『倚天屠龍記』その3

2010年09月20日 | 武侠ドラマ
『倚天屠龍記』第14~20話まで見ました。

峨眉派に捕らわれ、明教の総本山光明頂まで連れてこられた張無忌と殷離ですが、殷離が「青翼蝠王」韋一笑に攫われ、張無忌も明教五散人の説不得に拉致られて総本部へ。で、明教の内部抗争を収めた彼は教団の幹部から請われて教主の座に就くことに……

ここで四大ヒロインの最後の1人小昭と楊不悔(大人バージョン)が登場。小昭を演じているのは『鹿鼎記』の双児役などでお馴染みの何琢言です。侍女キャラがすっかり板に付いていますなあ(^^;) しかしその彼女も乾坤大挪移を発見する段では怪しげな動きを見せていますが。この前後に黒幕の円真法師こと成昆が六大門派と明教との戦いの最中に死んだふりをしたり、腹に一物抱えながら趙敏に仕える様子が描かれます。

その趙敏と光明頂を下りてきた張無忌とが遭遇。安以軒が演じる趙敏ってどうよ?と思ってましたが、予想してたよりなかなかいいですね。ここで趙敏の配下に半身不随の目に遭わされた殷梨亭を楊不悔が看病するシーンも挿入されてますが、殷梨亭が自分の体が良くならないのを悲観して自殺しようとしたり、それを止めるために楊不悔が自殺しようとしたりするシーン(文字にすると何が何やらですな……)が挿入されてます。

少林寺に赴き、何者か(と言っても要するに趙敏の一派なんですが)が六大門派を襲撃し、その罪を明教になすりつけようとしていること、更に次の標的が他ならぬ武当山であることを知った張無忌は、矢も楯もたまらずに武当山へと急行し、小者に変装して事態を見守ることに。このあたりの展開もベタなRPGみたいで実にイイ(^^;) 

そして身元を隠したまま趙敏の手下である西域少林派の手練れと戦うことに。ここで張無忌のセリフが一部音声吹き替え前のものと吹き替え後のものがかぶってしまうという痛恨のミスが(^^;) (一応解説しておくと、主に音声技術の問題により、中国のドラマは撮影後に俳優さんがもう一度台詞を吹き返し直すのです。この時に香港や外国の俳優さんの場合は別の声優が吹き替えすることも。)ストーリーの山場でこういうことをやられるとな……
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入院前後に読んだ本

2010年09月18日 | 中国学書籍
入院前後に読んだ本シリーズ第3弾です。

大島正二『唐代の人は漢詩をどう詠んだか ―中国音韻学への誘い』(岩波書店、2009年6月)

タイトルの「唐代の人は漢詩をどう詠んだか」は、実は単なる話の枕で、実質は中国音韻学の入門書、それも世界一分かりやすい入門書です。しかしその話の枕のために、YouTubeに本文で取り上げた唐詩の唐代長安音(推定)と現代北京音の音読をアップしているのはとても偉いと思います。(YouTube「大島正二」)あとがきで「本文で取り上げた漢詩の音読をYouTubeでアップする予定」云々という記述を見た時は目を疑いましたよ(^^;)

関川夏央『おじさんはなぜ時代小説が好きか』(集英社文庫、2010年7月)

要するに「おじさん」が時代小説をどう読んできたか、時代小説にどんなファンタジーを託していたかというお話。かつては時代小説やその背景となっていた清水次郎長などの物語が基本教養となっていたが、今はそんなもんは消滅してしまったよねえなんて書いてますが、時代小説がジャンプ漫画やらドラクエやらガンダムやら『三国志』やらと入れ替わっただけで、基本教養は厳然として存在するのですとツッコミたい……

笈川博一『物語エルサレムの歴史 旧約聖書以前からパレスチナ和平まで』(中公新書、2010年7月)

ある程度予想していたとはいえ、知ってる話が陳列されてるなあと思ってたら……本書の本当の読み所は終盤の現代史の部分でした。長年現地に居住していた著者による生々しい体験談が随所に挿入されてます。
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『倚天屠龍記』その2

2010年09月16日 | 武侠ドラマ
『倚天屠龍記』第7~13話まで見ました。

父母を失い、おまけに玄冥神掌を食らって明日をも知れぬ身となった張無忌。旅の途中で出会った明教の常遇春の計らいで神医胡青牛のもとで療養に励むことになりますが、そこから胡青牛と金花婆婆との因縁に巻き込まれかけたり、紀暁芙から娘の楊不悔を託され、娘の父楊逍を捜すために昆侖山へと向かったり、昆侖山中で朱九真に拾われたりと、『ドラクエ』のような展開が続きます。金庸作品の中ではこの作品と『碧血剣』がかなりRPG臭が強いんですよね(^^;) 実際ゲーム化もされてるようですし……

朱武連環荘では朱九真が猛犬を飼ってる設定などが端折られてますが、ここはまあどうでもいい場面ですし、順当なところでしょう。そして山中の洞穴を通り抜けた所にある桃源郷で『九陽真経』をゲット。ここで張無忌が子役から超へと交替。トニー・レオン主役の80年代TVB版は胡蝶谷で修業中にとっとと子役から交替してたと思うのですが、それと比べると今回のドラマは交替時期をよく我慢したなという気がします。

ここで周芷若(大人バージョン)や趙敏が顔見せとして一足早く登場。趙敏役の安以軒は『雪山飛狐』でのイメージからあんまりいい印象を持っていないのですが、どうなることやら…… ついでに謝遜の元師匠の成昆も登場し、趙敏の父汝陽王の配下となったり、陳友諒と思しき乞食を弟子にしたりしてます。しかしこいつ、原作では汝陽王の配下となってましたっけ?

ほんで昆侖山中のお猿さん達に別れを告げた張無忌は蛛児(実は母方の従姉妹殷離)と出会い、ともに峨眉派に捕らえられて光明頂へと向かうことに……

○今回のバグシーン

張無忌を治療するため、張三丰が少林寺に伝わる『九陽真経』の伝授を請うシーンで、どういうわけか張三丰が話すシーンと少林僧が話すシーンが別々に撮影されており、役者さんが直接対話していない……のはまだいいとして、張三丰のシーンと少林僧のシーンとで明らかに画質が違ってる…… 少林僧の出てくる方はビデオCDを見てるのかと思ったほど画質が粗い……

この場面が入ったDVDがパソコンで再生できないので、画像のコピペができないのが残念。
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入院中に読んだ新書

2010年09月14日 | 中国学書籍
入院中に読んだ本シリーズ第二弾です。

金文京『漢文と東アジア 訓読の文化圏』(岩波新書、2010年8月)

返り点のルーツなどについても論じてますが、本書の一番のキモは、漢文の訓読は日本独自の現象ではなく東アジア全域の現象であるということ。本書によると、それは現代の中国すらも例外ではなく、漢文(あるいは古文と言った方がいいのかもしれませんが。)と口語(現代漢語)とでは実は主語・動詞などの品詞の並ぶ順序が同じというわけではなく、現代中国人も漢文を読むのに頭の中で訓読と同様の作業をしているという指摘が面白い。

こういうのを読むと、日本の大学で一部行われている、漢文を訓読ではなく現代漢語と同様に読んでいくというやり方は意味ないんじゃないかと思えてくるのですが……

広瀬和雄『前方後円墳の世界』(岩波新書、2010年8月)

前方後円墳の歴史的な意味を、なるたけ文献資料に頼らずに考証したらこうなったという好著。各地の古墳を見学するためのガイドブックも兼ねています。

森浩一『倭人伝を読みなおす』(ちくま新書2010年8月)

そして逆に文献にこだわったのが本書。考古学には『日本書紀』だろうが『魏志倭人伝』だろうが文献は文献という割り切りが必要だと思うんだ……

興膳宏『漢語日暦』(岩波新書、2010年7月)

『京都新聞』での連載をまとめたもの。1年366日、1日ずつ漢語を選んで解説するという趣向だが、終盤で『三国志』ネタが頻出するのは俗に言うネタ切れというやつでしょうか(^^;)

内田樹『街場のメディア論』(光文社新書、2010年8月)

現在のメディアや出版に厳しくツッコミを入れるのがメインテーマですが、個人的には作中に出て来る読書歴詐称の話が強く印象に残っています。研究者の部屋の本棚には実際に読んだ本だけではなく、まだ読んでない本やこれから読みたい本もかなり度合いで並べられている。そして来客は部屋の主人がそれらの本を全部読んでるものと勝手に勘違いしてくれるという話なんですが、色々と思い当たるフシがありすぎて困る(^^;)
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『倚天屠龍記』その1

2010年09月13日 | 武侠ドラマ
張紀中プロデュースの『倚天屠龍記』をそろそろ日本語版も出ようかという今頃になって鑑賞(^^;) まずは第1話~6話まで見ました。

張三丰がまだ張君宝と名乗っていた少年時代から、その弟子で武当七侠の五番目張翠山が天鷹教教主の娘殷素素・「金毛獅王」謝遜とともに氷火島に漂流し、一子張無忌を儲けて中土に舞い戻るまで、飛ばし飛ばしながら一応序盤の話をちゃんとなぞってますね。『神雕侠侶』とか『碧血剣』みたいに前の方のエピソードをバッサリデリートして張一家が中土に戻ったあたりから話を始めるんじゃないかと思ってましたが……

で、今回の見所。



天鷹教なだけに、鷹型のハングライダーで海沙派を攻撃する天鷹教のみなさん。

そして……



氷火島の雪原で屠龍刀をふるう謝遜……のはずが、うっかり背景の映像を合成するのを忘れちゃった場面。

そうです。よそさまのブログ等で散々ツッコマれている通り、今回のドラマはこの手のやってはいけない凡ミスが随所に盛り込まれているのであります(^^;) 他にも、氷火島で張翠山にヒゲが生えたと思ったら次の場面では生えてなかったり、武当山で武林諸派の人士が張翠山に謝遜の行方を詰問する場面で、音声が所々別人の声になってたりしてましたし……

そんないい加減な作品が電波に乗ったりDVDとして市販されてしまっていいのかと疑問に思われる方もいるかもしれませんが、そもそも中国のテレビ放送自体いい加減なシロモノですからね。私も留学中、ドラマを見ていたら画面がいきなりフリーズして何時間も止まったままだったり(他のチャンネルはちゃんと放映している)、EDテーマの途中でCMになって、CMが終わったら何事も無かったかのようにEDテーマの続きが流れたりとか、予想の斜め上を行く事態に何度も出くわしたもんです。そういう環境の中でこういう作品を流してもあんまり違和感が無いんじゃないかなあとw
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