博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『御賜小仵作』その2

2021年06月08日 | 中国歴史ドラマ
『御賜小仵作』第7~12話まで見ました。


チーム三法司の一員で長期出張中だった冷月が帰還。黔中節度使の娘で、宣宗のお気に入りでもあります。どうやら出張のついでに蕭瑾瑜の意を受けて楚楚の身元も探っていた模様。


ついでに第1話から登場している景翊。高官の息子で大理寺少卿として蕭瑾瑜をサポート。冷月を憎からず思っているようですが、彼の母は冷月を蕭瑾瑜とくっつけようと動いているようで……


さて、楚楚は何か事あるたびに蕭瑾瑜らに伝説の仵作「玉面判官」の教えを披露するのですが、それが蕭瑾瑜の父・蕭恒の残した教えとそっくりで、彼女に「玉面判官」のことを伝えたという「巫医大叔」が死んだはずの蕭恒ではないかという疑惑が持ち上がります。


蕭瑾瑜は黔州で開元通宝の偽物が流通していることもあり、一同を伴って楚楚の故郷の黔州へと赴き、偽金と父親の件を探ることに。黔州入りした途端に刺客にお剃られますが、そこへ助けに駆けつけたのが蕭瑾瑜の双子の兄・蕭瑾璃。王位を弟に譲って自分は武官の道を歩んでいる模様。

蕭瑾璃も護衛として一向に加わり、楚家へと向かいます。楚家の人間、楚楚の祖父・父・兄は楚楚の出生を探られるのを警戒している様子。これまでの調査でも彼女が生まれたのが楚家の母親の死後であるといったことが明らかとなっていたのですが……

諸々調査の結果、「巫医大叔」がかつて宦官に命を狙われ、返り討ちにしたらしいこと(かつて彼が住んでいた所からその宦官のミイラ化した遺体が出てきた)、そして楚家の祖父と父親の口から、地元の許氏の女性が自害した際に身ごもっており、彼女の遺体から密かに取り出して楚家で養育したのが楚楚であることが明らかにされます。となると、あとは母親が自害した事情と、父親は誰なのかが問題となるわけですが……

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『御賜小仵作』その1 | トップ | 『覚醒年代』その4(完) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中国歴史ドラマ」カテゴリの最新記事