博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

最近見たドラマ

2022年02月27日 | その他映像作品
現代SF物の『開端』を見ました。現在鑑賞中は『烈火軍校』と『瓦舎江湖』。古装で見たい物が少ない……
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2021年1月に読んだ本

2022年02月01日 | 読書メーター
中国「コロナ封じ」の虚実-デジタル監視は14億人を統制できるか (中公新書ラクレ 748)中国「コロナ封じ」の虚実-デジタル監視は14億人を統制できるか (中公新書ラクレ 748)感想
ドローン、信用スコア等々コロナ封じで活用されたとしているシステム。しかしその実態はもっと地味で地道な手法と合わせて活用されたという。そのコロナ封じの虚実を紹介する。デマを封じたり統制に成功していると見せかけてゲテモノ食をやめさせられないなど、その限界も示している。
読了日:01月02日 著者:高口 康太

PTA モヤモヤの正体 ――役員決めから会費、「親も知らない問題」まで (筑摩選書)PTA モヤモヤの正体 ――役員決めから会費、「親も知らない問題」まで (筑摩選書)感想
労働力の搾取、教員がやるべき仕事、あるいは公費で賄うべき仕事の肩代わりという問題から始まり、親学、道徳教育の問題へと広がっていく。PTA改革につきまとう「イヤなら辞めろ」という言葉が日本の他の物事に広がっているが、これを錦の御旗にさせてはいけないと思った。
読了日:01月07日 著者:堀内 京子


津田梅子: 明治の高学歴女子の生き方 (995;995) (平凡社新書 995)津田梅子: 明治の高学歴女子の生き方 (995;995) (平凡社新書 995)感想
ともにアメリカに向かった山川捨松、永井繁子や現代女性との比較に紙幅を割いていて面白い。専業主婦となった捨松、結婚し、職業人としてのルートを断念した繁子に対し、独身を貫き職業人として生きた梅子。教職しか高学歴女性が就ける職がなく、理系の研究者の道を断念したというあたり、彼女に突き付けられた壁が窺える。
読了日:01月20日 著者:橘木 俊詔

韓国愛憎-激変する隣国と私の30年 (中公新書, 2682)韓国愛憎-激変する隣国と私の30年 (中公新書, 2682)感想
韓国の通信環境の急激な発展ぶり、韓流ブームへの著者の困惑ぶりが印象的。著者が韓国を研究対象に選んだ事情はかなり場当たり的だが、それでこれだけ研究できるんだと感じた。タイトルに「愛憎」とあるが、好きにしろ嫌いにしろ愛憎というほどのものは感じられない。
読了日:01月22日 著者:木村 幹

平安京の下級官人 (講談社現代新書)平安京の下級官人 (講談社現代新書)感想
下級官人のほか、上級貴族、庶民も含めた平安京生活文化史といった趣き。下級官人についてはほぼ第一章のみ。これはこれで面白いが。
読了日:01月24日 著者:倉本 一宏

民俗学入門 (岩波新書, 新赤版 1910)民俗学入門 (岩波新書, 新赤版 1910)感想
「私たちが資料である」ということを具体的かつわかりやすい事例で解説。それぞれ「原論」、「前近代」「近代」「現代」と各時代の展開、学生たちの事例、ブックガイドという構成で展開される。今の事象だけでなく柳田などの古典的な事例も合わせて紹介。
読了日:01月27日 著者:菊地 暁
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