現代SF物の『開端』を見ました。現在鑑賞中は『烈火軍校』と『瓦舎江湖』。古装で見たい物が少ない……
『ゲーム・オブ・スローンズ最終章』第1話~最終第6話まで見ました。
ジョンがデナーリスらを伴ってウィンターフェルへと帰還しますが、北部の諸侯はジョンがデナーリスにに忠誠を誓って「北の王」の称号を返上したことを問題視。そしてそのジョンはサムから出生の秘密を知らされ、懊悩します。
そこへジェイミーが単身ウィンターフェルに到来し、サーセイが約束を破って援軍を送らないことが判明し、更に不穏な雰囲気に。かつて自分に塔から突き落とされたブランやら父親を殺されたデナーリスの視線が痛いのはまあ仕方ないですね…… 味方同士のはずの人々の不信感や矛盾を充分咀嚼する暇もなく、遂に「死者の軍団」が到来。彼らの攻勢の前に為す術もなく多くの人々が犠牲となっていきますが、最後はあっさりアリアが「夜の王」を仕留めます。「死者の軍団」との決戦は前シーズンまで散々引っ張った割にあっけないという印象。
しかし戦いはこれで終わったわけではなく、キングスランディングのサーセイが控えております。「死者の軍団」との戦いで疲弊しまくっている北部連合軍ですが、デナーリスは「むしろ休息に時間を掛ければその分不利になる」とキングスランディングへの進軍を決定。サンサとブランはウィンターフェルで留守を守るということになりますが、ここでジョンがサンサとアリアに出生の秘密を告白。これに先だってデナーリスに告白した際には「このことは誰にも言わず秘密にして」と懇願されていたのですが、「家族」であるスターク家の人々には隠せないと、それを無視して告白。デナーリスのは不安は的中し、サンサからティリオン、ティリオンからヴァリスへと話が伝わり「これは最早機密ではなく情報」という状況になります。そしてヴァリスは暴君の気質を示し始めたデナーリスを排除し、より君主にふさわしい態度を示しているジョンを擁立しようと画策し始めます。まあ「そうしたらそうなるよ」という感想しかないですね。
で、ドラゴンに跨がって進軍するデナーリスですが、海上で待ち受けていたユーロン・グレイジョイが改良版「クァイバーンの蠍」でレイガルを打ち落とし、北部連合軍の艦隊も散々に破壊します。王都ではサーセイが住民を城内に避難させ、城民を人質に取る格好で決戦に臨みます。うーんこのすべてが悪い方向に回っていく感……
決戦に先立ち、デナーリス排除のために各地の諸侯に宛てた檄文をせっせとヴァリスをティリオンが密告して処断。そして唯一残ったドラゴンのドロゴン、ドスラク族、「穢れなき軍団」による、中国時代劇で言う所の屠城を決行。王都を守る将兵たちが堪えきれなくなって降伏の鐘の音を鳴らしても、レイガル、そして自らの片腕と恃むミッサンディをサーセイに捕らえられて処刑されたデナーリスは逆上し、殺戮の手を止めようとはしません。
そしてサーセイの死が確認され、王都を制圧した後も、デナーリスはウィンターフェルも含め、すべての土地の人々を解放するまでは戦いをやめないと宣言し……
【総括】
ということでネタバレ回避気味に紹介してます。原作小説の方は風呂敷を広げまくって、作中時間で100年単位の時間が経過しないと収拾がつかないんじゃないの?という状態になってますが、ドラマ版は途中から原作で失敗した要素(たとえばキャトリンの生存とか)を逐一除去し、無事に終点まで到着しました。ちょっと話を小さくまとめすぎじゃない?という気もしないではないですが、第1章から最終章の結末までを通して見ると、スターク家のきょうだいの物語として首尾一貫したものになっていると思います。ウェスタロスの領主たちの最後の選択は、日本で新天皇即位の年に流れた作品としては(もちろんそれを意図した制作されたものではまったくないのですが)かなり意味深なものとなりました。
ジョンがデナーリスらを伴ってウィンターフェルへと帰還しますが、北部の諸侯はジョンがデナーリスにに忠誠を誓って「北の王」の称号を返上したことを問題視。そしてそのジョンはサムから出生の秘密を知らされ、懊悩します。
そこへジェイミーが単身ウィンターフェルに到来し、サーセイが約束を破って援軍を送らないことが判明し、更に不穏な雰囲気に。かつて自分に塔から突き落とされたブランやら父親を殺されたデナーリスの視線が痛いのはまあ仕方ないですね…… 味方同士のはずの人々の不信感や矛盾を充分咀嚼する暇もなく、遂に「死者の軍団」が到来。彼らの攻勢の前に為す術もなく多くの人々が犠牲となっていきますが、最後はあっさりアリアが「夜の王」を仕留めます。「死者の軍団」との決戦は前シーズンまで散々引っ張った割にあっけないという印象。
しかし戦いはこれで終わったわけではなく、キングスランディングのサーセイが控えております。「死者の軍団」との戦いで疲弊しまくっている北部連合軍ですが、デナーリスは「むしろ休息に時間を掛ければその分不利になる」とキングスランディングへの進軍を決定。サンサとブランはウィンターフェルで留守を守るということになりますが、ここでジョンがサンサとアリアに出生の秘密を告白。これに先だってデナーリスに告白した際には「このことは誰にも言わず秘密にして」と懇願されていたのですが、「家族」であるスターク家の人々には隠せないと、それを無視して告白。デナーリスのは不安は的中し、サンサからティリオン、ティリオンからヴァリスへと話が伝わり「これは最早機密ではなく情報」という状況になります。そしてヴァリスは暴君の気質を示し始めたデナーリスを排除し、より君主にふさわしい態度を示しているジョンを擁立しようと画策し始めます。まあ「そうしたらそうなるよ」という感想しかないですね。
で、ドラゴンに跨がって進軍するデナーリスですが、海上で待ち受けていたユーロン・グレイジョイが改良版「クァイバーンの蠍」でレイガルを打ち落とし、北部連合軍の艦隊も散々に破壊します。王都ではサーセイが住民を城内に避難させ、城民を人質に取る格好で決戦に臨みます。うーんこのすべてが悪い方向に回っていく感……
決戦に先立ち、デナーリス排除のために各地の諸侯に宛てた檄文をせっせとヴァリスをティリオンが密告して処断。そして唯一残ったドラゴンのドロゴン、ドスラク族、「穢れなき軍団」による、中国時代劇で言う所の屠城を決行。王都を守る将兵たちが堪えきれなくなって降伏の鐘の音を鳴らしても、レイガル、そして自らの片腕と恃むミッサンディをサーセイに捕らえられて処刑されたデナーリスは逆上し、殺戮の手を止めようとはしません。
そしてサーセイの死が確認され、王都を制圧した後も、デナーリスはウィンターフェルも含め、すべての土地の人々を解放するまでは戦いをやめないと宣言し……
【総括】
ということでネタバレ回避気味に紹介してます。原作小説の方は風呂敷を広げまくって、作中時間で100年単位の時間が経過しないと収拾がつかないんじゃないの?という状態になってますが、ドラマ版は途中から原作で失敗した要素(たとえばキャトリンの生存とか)を逐一除去し、無事に終点まで到着しました。ちょっと話を小さくまとめすぎじゃない?という気もしないではないですが、第1章から最終章の結末までを通して見ると、スターク家のきょうだいの物語として首尾一貫したものになっていると思います。ウェスタロスの領主たちの最後の選択は、日本で新天皇即位の年に流れた作品としては(もちろんそれを意図した制作されたものではまったくないのですが)かなり意味深なものとなりました。
『ゲーム・オブ・スローンズ第七章 氷と炎の歌』第1~最終第7話まで見ました。
前シーズンで再会を果たし、ウィンターフェルを奪回したジョンとサンサでしたが、北からはホワイトウォーカー、南からはサーセイ1世の侵攻という不安を抱え、南北挟み撃ちのような状態にありました。しかしその実サーセイらも南からデナーリス&ティリオンらの挑戦を受ける立場なのでした。
ドラゴン・ストーンを新たな拠点とするデナーリスのもとにはヤーラ&シオン姉弟、一族を爆殺されたオレナ・タイレル、ドーンのエラリアらが集い、更にウィンターフェルのジョンに参内を命じます。かたやサーセイのもとにはヤーラたちの叔父ユーロンが馳せ参じ、一族が二つの陣営に別れて対立しあうグレイジョイ家を見てると戦国感が増してくるなと思ったら、そのユーロンの艦隊がヤーラたちの艦隊を急襲し、ヤーラとエラリアを捕縛。そして当たり前のように怖じ気づいて逃亡するシオン。おい……
一方、ジョンはホワイトウォーカー率いる「死者の軍団」と戦うための支援を得ようと、サンサの不安をよそにドラゴンストーン行きを決意。「女王の手」のティリオンとは旧知の仲であることもあって、次第にデナーリスの信頼を得ていきます。両者の同盟の話が順調に進んでいく一方で、ヤーラの艦隊の壊滅に続き、ティリオンが計画したキャスタリーロック攻めは手詰まり、ジェイミー&ブロンの侵攻によりオレナ・タイレルも死亡と、周りからどんどん追い詰められています……
事態を打開するため、デナーリスはドラゴンに乗って自らレッドキープを急襲し、ジェイミー&ブロンの軍を焼き払っていきます。そこへブロンが決死の覚悟でドラゴン退治の秘密兵器「クァイバーンの蠍」を放って命中させますが……やっぱりドラゴンは反則ですね(震え声)
で、「死の軍団」がウィンターフェルに迫りつつあるという一報を承け、ジョンとデナーリスは彼らに対抗するためにサーセイに停戦を求めるということで一致を見ます。そしてサーセイを信用させるため、ジョンはダヴォス、彼が連れてきたジェンドリー、病が完治して戻ってきたジョラー、ハウンド、ミアのソロス、ベリック・ドンダリオン、トアマンドといったイカれた仲間たちとともに再び「壁」を越えて死人の捕獲を試みることに……
首尾良く死人を捕獲したものの、「死者の軍団」に包囲されてしまったジョンたちに、デナーリスがドラゴン三匹を引き連れて救援にやって来ます。これで勝つる!と思いきや、「夜の王」が投げつけた氷の槍がヴィセーリオンに命中し、撃沈…… 人間が「クァイバーンの蠍」とやらを命中させても死ななかったドラゴンを、ただの氷の槍を投げるだけで殺してるんだから、やっぱり人間よりホワイトウォーカーの方が強いですよね……
そしてデナーリス陣営とサーセイ陣営が一堂に会し、捕獲した死人を見せたりティリオンが姉を説得したりで色々あって停戦が成立したかと思いきや、サーセイはまたぞろ良からぬことを企んでいる模様。アリア・ブラン・サンサと生き残った姉弟が集結したウィンターフェルでは「シタデル」からサムが到来し、ジョンの出生の秘密が発覚。そして「壁」の向こうでは「夜の王」がゾンビ化したヴィセーリオンを我が物とし、「壁」を破壊していよいよ南方への進軍を開始といったところで第八部へ。
和製RPGなら、結末はお互いに惹かれ合うようになったジョンとデナーリスが結婚し、ジェンドリーはバラシオン家を継いで父祖の霊の祭祀を司ることになり、ウィンターフェルはサンサたち姉弟が治め……ということになるんでしょうけど、そこまで甘いドラマかという (^_^;)
前シーズンで再会を果たし、ウィンターフェルを奪回したジョンとサンサでしたが、北からはホワイトウォーカー、南からはサーセイ1世の侵攻という不安を抱え、南北挟み撃ちのような状態にありました。しかしその実サーセイらも南からデナーリス&ティリオンらの挑戦を受ける立場なのでした。
ドラゴン・ストーンを新たな拠点とするデナーリスのもとにはヤーラ&シオン姉弟、一族を爆殺されたオレナ・タイレル、ドーンのエラリアらが集い、更にウィンターフェルのジョンに参内を命じます。かたやサーセイのもとにはヤーラたちの叔父ユーロンが馳せ参じ、一族が二つの陣営に別れて対立しあうグレイジョイ家を見てると戦国感が増してくるなと思ったら、そのユーロンの艦隊がヤーラたちの艦隊を急襲し、ヤーラとエラリアを捕縛。そして当たり前のように怖じ気づいて逃亡するシオン。おい……
一方、ジョンはホワイトウォーカー率いる「死者の軍団」と戦うための支援を得ようと、サンサの不安をよそにドラゴンストーン行きを決意。「女王の手」のティリオンとは旧知の仲であることもあって、次第にデナーリスの信頼を得ていきます。両者の同盟の話が順調に進んでいく一方で、ヤーラの艦隊の壊滅に続き、ティリオンが計画したキャスタリーロック攻めは手詰まり、ジェイミー&ブロンの侵攻によりオレナ・タイレルも死亡と、周りからどんどん追い詰められています……
事態を打開するため、デナーリスはドラゴンに乗って自らレッドキープを急襲し、ジェイミー&ブロンの軍を焼き払っていきます。そこへブロンが決死の覚悟でドラゴン退治の秘密兵器「クァイバーンの蠍」を放って命中させますが……やっぱりドラゴンは反則ですね(震え声)
で、「死の軍団」がウィンターフェルに迫りつつあるという一報を承け、ジョンとデナーリスは彼らに対抗するためにサーセイに停戦を求めるということで一致を見ます。そしてサーセイを信用させるため、ジョンはダヴォス、彼が連れてきたジェンドリー、病が完治して戻ってきたジョラー、ハウンド、ミアのソロス、ベリック・ドンダリオン、トアマンドといったイカれた仲間たちとともに再び「壁」を越えて死人の捕獲を試みることに……
首尾良く死人を捕獲したものの、「死者の軍団」に包囲されてしまったジョンたちに、デナーリスがドラゴン三匹を引き連れて救援にやって来ます。これで勝つる!と思いきや、「夜の王」が投げつけた氷の槍がヴィセーリオンに命中し、撃沈…… 人間が「クァイバーンの蠍」とやらを命中させても死ななかったドラゴンを、ただの氷の槍を投げるだけで殺してるんだから、やっぱり人間よりホワイトウォーカーの方が強いですよね……
そしてデナーリス陣営とサーセイ陣営が一堂に会し、捕獲した死人を見せたりティリオンが姉を説得したりで色々あって停戦が成立したかと思いきや、サーセイはまたぞろ良からぬことを企んでいる模様。アリア・ブラン・サンサと生き残った姉弟が集結したウィンターフェルでは「シタデル」からサムが到来し、ジョンの出生の秘密が発覚。そして「壁」の向こうでは「夜の王」がゾンビ化したヴィセーリオンを我が物とし、「壁」を破壊していよいよ南方への進軍を開始といったところで第八部へ。
和製RPGなら、結末はお互いに惹かれ合うようになったジョンとデナーリスが結婚し、ジェンドリーはバラシオン家を継いで父祖の霊の祭祀を司ることになり、ウィンターフェルはサンサたち姉弟が治め……ということになるんでしょうけど、そこまで甘いドラマかという (^_^;)
『ゲーム・オブ・スローンズ第六章 冬の狂風』第6~最終10話まで見ました。
ミーリーンでは、ティリオンと和平を結んだはずの親方連が水軍を率いて攻め寄せてきますが、そこへ折良くドロゴンに乗ったデナーリスが帰還し、他のドラゴン2匹も加わって敵の水軍を焼き払います。ドスラク族の活躍もありましたが、やはりドラゴンは強いですね(確信) で、叔父ユーロンが「塩の玉座」に即いて鉄諸島から逃れてきたヤーラとシオンを配下に加え、デナーリスはいよいよウェスタロスへと進攻を開始。
キングズ・ランディングでは、ハイ・スパロー(雀聖下)のもとからマージェリーが解放されますが、「以前の私は偽善者だった」「信仰心がなかった」などと言いだし、監禁されて自己批判の連続で洗脳されてしまったような状態になっています。それで祖母や夫のトメン王にもハイ・スパローへの帰依を薦めるようになり、トメンも段々と信仰の世界へと染まっていきます。
2人の変化に危機感を覚えるサーセイと、ロラス&マージェリー兄妹の祖母オレナですが、なすすべもなく、不倫を問われたサーセイと男色趣味を問われたロラスの裁判の日を迎えます。サーセイは、決闘裁判に持ち込めば、クァイバーンに魔改造されたマウンテンを擁するこちらのものと高をくくっていたのですが、直前になってトメンが「信仰に反するから決闘裁判を禁止しよう」と言い出し、窮地に陥りますm9(^Д^)
しかしそんなことでめげるサーセイでもなく、裁判当日、自分は裁判の場であるベイラー大聖堂に赴かず、トメンも足止めしたうえで、ロラスの裁判が進んだ頃合いを見計らって大聖堂の地下に仕掛けた「ワイルド・ファイア(鬼火)」によってハイ・スパロー一味やマージェリーらを一気に爆殺。これで目の上のたんこぶがなくなった……はずでしたが、事態を知ったトメンが絶望して飛び降り自殺。その後なぜかサーセイがラニスター王朝のサーセイ1世として「鉄の玉座」に即くことに。このあたりは昔のコーエー三国志のシミュレーションゲームで、君主が死亡して後を継ぐ親族などがいない場合に適当な部下が新君主になる適当感と似ていますね。
一方、ウィンターフェル奪回のために立ち上がったジョン&サンサですが、領主たちの支援を思うように得られず、劣勢のままラムジーに戦いを挑みます。人質に取られたリコンを殺され、意外に戦巧者だったラムジーに追い詰められますが、サンサが密かに応援を要請していたピーター率いるヴェイル(谷間)の軍勢が援軍に駆けつけ、一転ウィンターフェルの奪回に成功。本作で長らくアレっぷりを披露してきたラムジーさんともこれでお別れです (^_^;)
ジョンは現状ほぼ唯一となった兄妹のサンサと「信頼しあおう」「ウィンターフェルの城主となるのはお前だ」なんて言っていますが、幼い女領主リアナ・モーモントら、元のスターク家の旗主たちはジョンこそが新たな「北の王」だと持ち上げ、ジョンとサンサ&ピーターとの間の雰囲気が微妙なものに…… で、そのジョンですが、実は生きていたベンジェン叔父さんに救われ、二代目「三つ目の鴉」を襲名する決意を下したブランが再び過去の幻影に潜り込み、若き日の父のエダードが瀕死の妹リアナから赤子を託される場面を目撃します。この赤子がひょっとしてジョン?そしてリアナに恋い焦がれていた人物がおそらくはジョンの父親ということになるはずですが……
というところで第六章は終わり。原作と違って綺麗に風呂敷が畳めそうな感じがしてきましたね (^_^;)
ミーリーンでは、ティリオンと和平を結んだはずの親方連が水軍を率いて攻め寄せてきますが、そこへ折良くドロゴンに乗ったデナーリスが帰還し、他のドラゴン2匹も加わって敵の水軍を焼き払います。ドスラク族の活躍もありましたが、やはりドラゴンは強いですね(確信) で、叔父ユーロンが「塩の玉座」に即いて鉄諸島から逃れてきたヤーラとシオンを配下に加え、デナーリスはいよいよウェスタロスへと進攻を開始。
キングズ・ランディングでは、ハイ・スパロー(雀聖下)のもとからマージェリーが解放されますが、「以前の私は偽善者だった」「信仰心がなかった」などと言いだし、監禁されて自己批判の連続で洗脳されてしまったような状態になっています。それで祖母や夫のトメン王にもハイ・スパローへの帰依を薦めるようになり、トメンも段々と信仰の世界へと染まっていきます。
2人の変化に危機感を覚えるサーセイと、ロラス&マージェリー兄妹の祖母オレナですが、なすすべもなく、不倫を問われたサーセイと男色趣味を問われたロラスの裁判の日を迎えます。サーセイは、決闘裁判に持ち込めば、クァイバーンに魔改造されたマウンテンを擁するこちらのものと高をくくっていたのですが、直前になってトメンが「信仰に反するから決闘裁判を禁止しよう」と言い出し、窮地に陥りますm9(^Д^)
しかしそんなことでめげるサーセイでもなく、裁判当日、自分は裁判の場であるベイラー大聖堂に赴かず、トメンも足止めしたうえで、ロラスの裁判が進んだ頃合いを見計らって大聖堂の地下に仕掛けた「ワイルド・ファイア(鬼火)」によってハイ・スパロー一味やマージェリーらを一気に爆殺。これで目の上のたんこぶがなくなった……はずでしたが、事態を知ったトメンが絶望して飛び降り自殺。その後なぜかサーセイがラニスター王朝のサーセイ1世として「鉄の玉座」に即くことに。このあたりは昔のコーエー三国志のシミュレーションゲームで、君主が死亡して後を継ぐ親族などがいない場合に適当な部下が新君主になる適当感と似ていますね。
一方、ウィンターフェル奪回のために立ち上がったジョン&サンサですが、領主たちの支援を思うように得られず、劣勢のままラムジーに戦いを挑みます。人質に取られたリコンを殺され、意外に戦巧者だったラムジーに追い詰められますが、サンサが密かに応援を要請していたピーター率いるヴェイル(谷間)の軍勢が援軍に駆けつけ、一転ウィンターフェルの奪回に成功。本作で長らくアレっぷりを披露してきたラムジーさんともこれでお別れです (^_^;)
ジョンは現状ほぼ唯一となった兄妹のサンサと「信頼しあおう」「ウィンターフェルの城主となるのはお前だ」なんて言っていますが、幼い女領主リアナ・モーモントら、元のスターク家の旗主たちはジョンこそが新たな「北の王」だと持ち上げ、ジョンとサンサ&ピーターとの間の雰囲気が微妙なものに…… で、そのジョンですが、実は生きていたベンジェン叔父さんに救われ、二代目「三つ目の鴉」を襲名する決意を下したブランが再び過去の幻影に潜り込み、若き日の父のエダードが瀕死の妹リアナから赤子を託される場面を目撃します。この赤子がひょっとしてジョン?そしてリアナに恋い焦がれていた人物がおそらくはジョンの父親ということになるはずですが……
というところで第六章は終わり。原作と違って綺麗に風呂敷が畳めそうな感じがしてきましたね (^_^;)
huluで『ゲーム・オブ・スローンズ第六章 冬の狂風』の配信が開始されているということで、『秀麗江山』を一時中断。今回は前半の第1~5話まで鑑賞。
前章のラストで、野人との共闘に反発する叛徒に斬殺されてしまったジョン・スノウですが、「黒の城」に居候するダヴォスらが遺体を回収。やはり「黒の城」に逃れてきたメリサンドルなら生き返らせられるのではないかと期待するダヴォスですが、彼女はスタニスやジョンの死によってすっかり自信を失っています。でも同じく「光の王」の信徒であるミアのソロスが以前にザオリクを使ってましたよね?で、ダメ元ということで渾身のザオラル<を施してみたところ、見事ジョン・スノウが復活。メリサンドル自身も驚いたらしく、「光の王が約束された王はスタニスではなかった」「ジョンこそは約束された王子( ・`ω・´)」などとアツい掌返しをしております。
しかし仲間に裏切られたことがショックだったのか、ジョンは「黒の城」を発って一人旅に出るなどと言い出します。そこへシオンやブライエニーに助けられてラムジーのもとから逃れてきたサンサが「黒の城」に到来。ジョンは彼女とともに故郷ウィンターフェルの奪回に立ち上がることになります。しかしそのラムジーも、父親を殺害してウィンターフェルの城主となり、更にジョンやサンサらの末弟リコンを人質に……
一方、前章のラストでドロゴンに乗ってミーリーンを飛び去ったデナーリスですが、その後ドロゴンともはぐれたようで、懐かしいドスラク族の地に置き去りにされ、ドスラク族の族長の一人カール・モロに捕縛され、本来彼女が夫カール・ドロゴの死後に住むはずだった「寡婦の城」に送られて、他の族長の未亡人たちと残りの生涯を送ることに…… そこへ彼女を救出にやって来たジョラーとダーリオが到来。二人と協力してカール・モロたち族長を焼き殺し、彼らが率いていたドスラク人を配下に収めてミーリーンへと出立します。この場面で衣服が燃えてしまったということなのか、カール・モロたちのテントからデナーリスが炎を背景にして裸で登場しますが、この人は炎と裸が似合うなあと……
で、ミーリーンでそのデナーリスの留守を守るティリオンですが、奴隷制廃止に反対する親方連と手打ちを進め、更にデナーリスの声望を高めようと、「光の王」の女祭司キンヴァラの協力を仰ぐことに。お察しの通り、ありし日のメリサンドルさんのコピペのような人物で、「デナーリスこそが約束の女王」などとどや顔で語っています (^_^;)
「壁の向こう側」で「森の子」や「三つ目の鴉」の庇護を受けているブランは、「三つ目の鴉」の導きで過去の世界へと入り込み、幼き日、若き日の父親エダードの様子や、ホワイト・ウォーカー誕生の瞬間を目撃したりしていますが、ホワイト・ウォーカーの「闇の王」にロック・オンされてしまい、彼らの襲撃を受けてミーラに守られつつ何とか逃亡。ここでホーダーが「ホーダー」としか喋らない理由が明かされますが、原作の設定は全然違っていますね。原作ではホーダーの本名がウォルダーで、「ホーダー」というのは彼が自分で自分の名前を呼んでいるつもりという設定だったと思うのですが、ドラマ版では彼の本名はウィリスということになっていますし……
ということで第六章は原作から離れてほぼオリジナル展開ですが、何となく終わりが見えてきたこともあってか前章まで感じられた停滞感が払拭されてますね。
前章のラストで、野人との共闘に反発する叛徒に斬殺されてしまったジョン・スノウですが、「黒の城」に居候するダヴォスらが遺体を回収。やはり「黒の城」に逃れてきたメリサンドルなら生き返らせられるのではないかと期待するダヴォスですが、彼女はスタニスやジョンの死によってすっかり自信を失っています。でも同じく「光の王」の信徒であるミアのソロスが以前にザオリクを使ってましたよね?で、ダメ元ということで渾身のザオラル<を施してみたところ、見事ジョン・スノウが復活。メリサンドル自身も驚いたらしく、「光の王が約束された王はスタニスではなかった」「ジョンこそは約束された王子( ・`ω・´)」などとアツい掌返しをしております。
しかし仲間に裏切られたことがショックだったのか、ジョンは「黒の城」を発って一人旅に出るなどと言い出します。そこへシオンやブライエニーに助けられてラムジーのもとから逃れてきたサンサが「黒の城」に到来。ジョンは彼女とともに故郷ウィンターフェルの奪回に立ち上がることになります。しかしそのラムジーも、父親を殺害してウィンターフェルの城主となり、更にジョンやサンサらの末弟リコンを人質に……
一方、前章のラストでドロゴンに乗ってミーリーンを飛び去ったデナーリスですが、その後ドロゴンともはぐれたようで、懐かしいドスラク族の地に置き去りにされ、ドスラク族の族長の一人カール・モロに捕縛され、本来彼女が夫カール・ドロゴの死後に住むはずだった「寡婦の城」に送られて、他の族長の未亡人たちと残りの生涯を送ることに…… そこへ彼女を救出にやって来たジョラーとダーリオが到来。二人と協力してカール・モロたち族長を焼き殺し、彼らが率いていたドスラク人を配下に収めてミーリーンへと出立します。この場面で衣服が燃えてしまったということなのか、カール・モロたちのテントからデナーリスが炎を背景にして裸で登場しますが、この人は炎と裸が似合うなあと……
で、ミーリーンでそのデナーリスの留守を守るティリオンですが、奴隷制廃止に反対する親方連と手打ちを進め、更にデナーリスの声望を高めようと、「光の王」の女祭司キンヴァラの協力を仰ぐことに。お察しの通り、ありし日のメリサンドルさんのコピペのような人物で、「デナーリスこそが約束の女王」などとどや顔で語っています (^_^;)
「壁の向こう側」で「森の子」や「三つ目の鴉」の庇護を受けているブランは、「三つ目の鴉」の導きで過去の世界へと入り込み、幼き日、若き日の父親エダードの様子や、ホワイト・ウォーカー誕生の瞬間を目撃したりしていますが、ホワイト・ウォーカーの「闇の王」にロック・オンされてしまい、彼らの襲撃を受けてミーラに守られつつ何とか逃亡。ここでホーダーが「ホーダー」としか喋らない理由が明かされますが、原作の設定は全然違っていますね。原作ではホーダーの本名がウォルダーで、「ホーダー」というのは彼が自分で自分の名前を呼んでいるつもりという設定だったと思うのですが、ドラマ版では彼の本名はウィリスということになっていますし……
ということで第六章は原作から離れてほぼオリジナル展開ですが、何となく終わりが見えてきたこともあってか前章まで感じられた停滞感が払拭されてますね。
『ゲーム・オブ・スローンズ第五章 竜との舞踏』第6~最終10話まで見ました。
旅の途中で奴隷商人にヨロシクニキーされてしまったジョラー&ティリオンですが、敢えて剣闘士として買われる道を選び、ミーリーンの闘技場で観戦するデナーリスへの接近を図ります。そして闘技場でジョラーからの「ギフト」としてデナーリスとの対面に成功したティリオンは、女王の相談役となりますが、ジョラーはやはり追放処分に。
しかしなおもデナーリスの側近として戻ることを諦めきれないジョラーは剣闘士を続け、二回目の「天覧試合」を迎えます。苦戦しつつもバトル・ロワイヤルに勝ち残るジョラー。しかしその時、観客席に異変が。実は反女王派の「ハーピーの息子たち」のメンバーがデナーリス一党を虐殺しようと客席に潜んでおり、試合の終了を見計らって一斉に襲撃に掛かったのでした。「ハーピーの息子たち」に包囲されるデナーリス。その時、行方不明になっていた龍のドロゴンが飛来し……
一方、キングズ・ランディングでは、サーセイが庶民の信仰を集める七神正教最左派の指導者「雀聖下」(ハイ・スパロー)と接近し、彼に従う「雀」たちを利用し、ロラスの男色趣味を告発させ、ロラスと、その妹でトメン王の王妃としてサーセイを脅かす存在となっていたマージェリーを捕縛させます。ロラスも捕らえさせたのは、死んだタイウィンの計画では、トメンの即位後にサーセイをロラスと結婚させ、王太后としての権限を剥奪するということになっていたからですね。邪魔者をすべて排除し、我が世の春を謳歌するかに見えたサーセイですが、今度は「雀」の一員となっていた従弟のランセルが、自分との不倫を理由にサーセイを告発し、収監・訊問されることに…… ここらへんは今までの所業が所業なので、m9(^Д^)という感想しか浮かびませんがw
「壁」ではスタニスがウィンターフェルへと出征。メリサンドルが「王女のシリーンを「光の王」の生け贄として差し出せば我が軍の勝利間違いなし!」とスタニスを焚き付け、本当に娘を火刑に処してしまいます。なんやこの邪教(´Д`;)で、「光の王」のご加護により、ウィンターフェルへの道を閉ざしていた雪は解けましたが、従軍していた兵士や傭兵たちがドン引きしてその半数が逃亡。ウインターフェルを守るボルトン家の軍勢に大敗を喫します。メリサンドルはしれっと「壁」へと逃亡。「光の王」の力とは一体何だったのか。スタニスは、彼をレンリーの仇と狙うブライエニー(ウィンターフェルに潜伏していた)に捕捉され……
その「壁」では、野人と協力して「ホワイト・ウォーカー」との戦いを進めようとする新総帥ジョンへの不満が爆発。反対派によってたかって斬殺されますが……
ということで、だいぶ原作との違いが目立つようになってきましたね。ジョンの死因も原作とは異なっていますし。(まあどちらにせよ「光の王」の
『ゲーム・オブ・スローンズ第五章 竜との舞踏』第1~5話まで見ました。
前章の最後で父親を殺害し、ヴァリスをお伴に王都から逃亡したティリオンですが、ペントスで更にデナーリスから追放処分を受けたジョラー・モーモントに拉致され……ということで、前章あたりからブライエニー&ポドリック、このティリオン&ヴァリス(あるいはジョラー)、そしてミアセラ奪還のためにドーンへと向かったジェイミー&ブロンと、2人旅が目立ちます。
そしてアイリー城に匿われていたサンサは、ピーター・ベイリッシュの説得により、故郷ウィンターフェルを占領して北部総督の座に収まったルース・ボルトンの子ラムジーとの婚約に応じることに。「ルース・ボルトンが怖い」と漏らすサンサに対し、「夫となるラムジーを手懐けろ」と、実状を知っている視聴者からすればかなりずれたアドバイスをするピーター。何でも見通しているかのようだったピーターが、現実を知らないことを露呈してしまうのが面白い所です。
案の定、ラムジーがすっかり洗脳されきったシオンさんをサンサに対面させて古傷に塩を塗りたくるようなことをしたり、かと思えば、ルース・ボルトンの方も非嫡出子から嫡出子の身分に引き上げたラムジーに対して、「新妻が身ごもった。たぶん男の子だ」と宣言して、暗に「お前なんかいつでも廃嫡できるもんね」と揺さぶりをかけたり、ウィンターフェルパートは見ていて大変胃が痛むような状況になってます (^_^;) 一方のブレーヴォスへと逃れたアリアも、妙な新興宗教団体というか自己啓発セミナーみたいなのにとっつかまっちゃってます…… アリアの方もしっかりしているように見えて、こういう所はサンサの妹なんだなと。
そしてお待ちかねのメリサンドルさん。前章の終盤から「壁」に駐屯しているスタニス御一行ですが、メリサンドルさんは平常運行で、ナイツ・ウォッチの新総帥に選ばれたジョン・スノウと二人きりのところ、いきなり胸をはだけて誘惑にかかりますが、ジョンの方は戦死したイグリットのことが忘れられずに拒絶。別れ際にどや顔でイグリットの口癖「何にも知らないのねジョン・スノウ」を発するのが怖いです (^_^;)
で、「壁」からウィンターフェルへと進攻することになったスタニスは、出征前に「灰鱗病」に冒されている娘のシリーンとしんみりと親子の語らいをしておりますが、娘に対して普通に親としての情愛を示せる人物が、何でメリサンドルとか「光の王」などという邪教を信仰しているのでしょうか……
前章の最後で父親を殺害し、ヴァリスをお伴に王都から逃亡したティリオンですが、ペントスで更にデナーリスから追放処分を受けたジョラー・モーモントに拉致され……ということで、前章あたりからブライエニー&ポドリック、このティリオン&ヴァリス(あるいはジョラー)、そしてミアセラ奪還のためにドーンへと向かったジェイミー&ブロンと、2人旅が目立ちます。
そしてアイリー城に匿われていたサンサは、ピーター・ベイリッシュの説得により、故郷ウィンターフェルを占領して北部総督の座に収まったルース・ボルトンの子ラムジーとの婚約に応じることに。「ルース・ボルトンが怖い」と漏らすサンサに対し、「夫となるラムジーを手懐けろ」と、実状を知っている視聴者からすればかなりずれたアドバイスをするピーター。何でも見通しているかのようだったピーターが、現実を知らないことを露呈してしまうのが面白い所です。
案の定、ラムジーがすっかり洗脳されきったシオンさんをサンサに対面させて古傷に塩を塗りたくるようなことをしたり、かと思えば、ルース・ボルトンの方も非嫡出子から嫡出子の身分に引き上げたラムジーに対して、「新妻が身ごもった。たぶん男の子だ」と宣言して、暗に「お前なんかいつでも廃嫡できるもんね」と揺さぶりをかけたり、ウィンターフェルパートは見ていて大変胃が痛むような状況になってます (^_^;) 一方のブレーヴォスへと逃れたアリアも、妙な新興宗教団体というか自己啓発セミナーみたいなのにとっつかまっちゃってます…… アリアの方もしっかりしているように見えて、こういう所はサンサの妹なんだなと。
そしてお待ちかねのメリサンドルさん。前章の終盤から「壁」に駐屯しているスタニス御一行ですが、メリサンドルさんは平常運行で、ナイツ・ウォッチの新総帥に選ばれたジョン・スノウと二人きりのところ、いきなり胸をはだけて誘惑にかかりますが、ジョンの方は戦死したイグリットのことが忘れられずに拒絶。別れ際にどや顔でイグリットの口癖「何にも知らないのねジョン・スノウ」を発するのが怖いです (^_^;)
で、「壁」からウィンターフェルへと進攻することになったスタニスは、出征前に「灰鱗病」に冒されている娘のシリーンとしんみりと親子の語らいをしておりますが、娘に対して普通に親としての情愛を示せる人物が、何でメリサンドルとか「光の王」などという邪教を信仰しているのでしょうか……
『ゲーム・オブ・スローンズ第四章 戦乱の嵐(後編)』第6~10話まで見ました。
「王殺し」の容疑者として裁判に掛けられるティリオン。ジェイミーの仲介で、ティリオンは死罪を免れるかわりに「壁」行きで手打ちのはずが、キングズランディングを離れたはずのシェイがティリオンの告発に加わったことで歯車が狂い、ティリオンが決闘裁判を要求。ジョフリー側の代理剣士に「マウンテン」ことグレガー・グレゲインが名乗りを挙げたことで、ティリオン側は頼みの綱の傭兵ブロンにも見放されますが、「マウンテン」を姉の敵と見なすドーンの公弟オベリンがティリオン側の代理剣士に。しかしそのオベリンも決闘に敗れ、いよいよティリオンは死罪を免れないと思われましたが……?
一方、「黒の城」(カースル・ブラック)にはマンス・レイダー率いる「野人」たちの連合軍が攻め寄せます。この攻防戦が第四章の一番の見所となっております。が、最後は「鉄の銀行」(アイアン・バンク)に「マネーの虎」を挑んで軍資金をゲットしたスタニスが援軍として押し寄せ、マンスらを生け捕りに。「マネーの虎」はアメリカやイギリスなどにフォーマットが輸出されて各国版が制作・放映されているということなんで、「鉄の銀行」でのやりとりは確実に狙ってますね (^_^;)
他のパートでもキャトリンの妹ライサ、イグリットらが原作通り退場していきますが、「ハウンド」ことサンダー・グレゲインがブライエニーと死闘を繰り広げたり、「あんた原作ではまだ生きてるよね?」という人物があっさりお陀仏になったりと、オリジナル展開がぼちぼちと目立ってきました。やはりメリサンドルさんの出番が少ないのが不満点ですが、第五章で動きがあるようなので、期待したいところですw
「王殺し」の容疑者として裁判に掛けられるティリオン。ジェイミーの仲介で、ティリオンは死罪を免れるかわりに「壁」行きで手打ちのはずが、キングズランディングを離れたはずのシェイがティリオンの告発に加わったことで歯車が狂い、ティリオンが決闘裁判を要求。ジョフリー側の代理剣士に「マウンテン」ことグレガー・グレゲインが名乗りを挙げたことで、ティリオン側は頼みの綱の傭兵ブロンにも見放されますが、「マウンテン」を姉の敵と見なすドーンの公弟オベリンがティリオン側の代理剣士に。しかしそのオベリンも決闘に敗れ、いよいよティリオンは死罪を免れないと思われましたが……?
一方、「黒の城」(カースル・ブラック)にはマンス・レイダー率いる「野人」たちの連合軍が攻め寄せます。この攻防戦が第四章の一番の見所となっております。が、最後は「鉄の銀行」(アイアン・バンク)に「マネーの虎」を挑んで軍資金をゲットしたスタニスが援軍として押し寄せ、マンスらを生け捕りに。「マネーの虎」はアメリカやイギリスなどにフォーマットが輸出されて各国版が制作・放映されているということなんで、「鉄の銀行」でのやりとりは確実に狙ってますね (^_^;)
他のパートでもキャトリンの妹ライサ、イグリットらが原作通り退場していきますが、「ハウンド」ことサンダー・グレゲインがブライエニーと死闘を繰り広げたり、「あんた原作ではまだ生きてるよね?」という人物があっさりお陀仏になったりと、オリジナル展開がぼちぼちと目立ってきました。やはりメリサンドルさんの出番が少ないのが不満点ですが、第五章で動きがあるようなので、期待したいところですw
ここんところあっちに手を出し、こっちに手を出し状態で申し訳ありません…… 『趙氏孤児案』が第一部完的な所まで進んだのと、huluでゲーム・オブ・スローンズが全シリーズ配信されているということで、そっちの方に一時転進することに。ということで『ゲーム・オブ・スローンズ第四章 戦乱の嵐(後編)』第1~5話まで見ました。第三章を見たのがかなり前なので、どこまで話が進んだのかすっかり忘れてしまっていますが……
キングズランディングでは、ジョフリー王とタイレル家のマージェリーとの婚礼を控えて華やかな雰囲気となりますが、利き手を失ったジェイミーは沈み顔。ティリオンから傭兵のブロンを紹介され、左手で剣を使うための秘密の特訓に励むことに。
そして結婚式を迎えることになりますが、マージェリーの薫陶で少しは言動が改まったかと思いきや、いちいちティリオンに侮辱を加えるといった具合で相変わらずのジョフリー。しかしティリオンが捧げた酒杯を飲み干した途端に窒息死し、ティリオンが王殺しとして収監されることに。実はこの一件、「リトル・フィンガー」こととピーター・ベイリッシュが裏で糸を引いていたようですが、当の本人は混乱の最中にサンサを連れ出し、キャットの妹(すなわちサンサの叔母)の待つアイリー城へと逃亡。ティリオンは牢内で裁判を待つ身となりますが、兄弟仲が良好なジェイミーの手配で、従卒のポドリックはなぜかブライエニーのお伴として、サンサ捜索の旅に出ることに。
キングズランディングではその後ジョフリーの弟トメンが新王として擁立されることになりますが、ラニスター・タイレル家双方の意向によりマージェリーが新王の王妃としてそのままスライドすることに。サーセイの横槍を恐れた彼女が夜な夜なトメンの寝室を訪れ、2人で秘密の約束(意味深)をかわします。マージェリーはレンリー、ジョフリーと2人続けて夫を亡くし、「自分は呪いの女では?」と思い悩む場面がなかなかかわいいです (^_^;)
一方「黒の城」では、ジオー・モーモント亡き後の総帥選挙とマンス・レイダーによる侵攻を控え、混乱と緊迫した状況が続きます。そんな中、ナイツ・ウォッチの反逆者が立て籠もるクラスターの砦にジョンたちが出兵することになりますが、たまたまそのあたりをうろついていたブランたちが反逆者に捕らわれることに。「こんな展開原作にあったかな?」と思う間もなく、ジョンとは見事にニアミスしてしまうことになるのですが……
今回はこんな感じですが、みんな大好きメリサンドルさんと、第三章で鮮烈な印象を残したラムジーの出番が少ないので、全体的な印象は薄いですね。後半に期待です。
キングズランディングでは、ジョフリー王とタイレル家のマージェリーとの婚礼を控えて華やかな雰囲気となりますが、利き手を失ったジェイミーは沈み顔。ティリオンから傭兵のブロンを紹介され、左手で剣を使うための秘密の特訓に励むことに。
そして結婚式を迎えることになりますが、マージェリーの薫陶で少しは言動が改まったかと思いきや、いちいちティリオンに侮辱を加えるといった具合で相変わらずのジョフリー。しかしティリオンが捧げた酒杯を飲み干した途端に窒息死し、ティリオンが王殺しとして収監されることに。実はこの一件、「リトル・フィンガー」こととピーター・ベイリッシュが裏で糸を引いていたようですが、当の本人は混乱の最中にサンサを連れ出し、キャットの妹(すなわちサンサの叔母)の待つアイリー城へと逃亡。ティリオンは牢内で裁判を待つ身となりますが、兄弟仲が良好なジェイミーの手配で、従卒のポドリックはなぜかブライエニーのお伴として、サンサ捜索の旅に出ることに。
キングズランディングではその後ジョフリーの弟トメンが新王として擁立されることになりますが、ラニスター・タイレル家双方の意向によりマージェリーが新王の王妃としてそのままスライドすることに。サーセイの横槍を恐れた彼女が夜な夜なトメンの寝室を訪れ、2人で秘密の約束(意味深)をかわします。マージェリーはレンリー、ジョフリーと2人続けて夫を亡くし、「自分は呪いの女では?」と思い悩む場面がなかなかかわいいです (^_^;)
一方「黒の城」では、ジオー・モーモント亡き後の総帥選挙とマンス・レイダーによる侵攻を控え、混乱と緊迫した状況が続きます。そんな中、ナイツ・ウォッチの反逆者が立て籠もるクラスターの砦にジョンたちが出兵することになりますが、たまたまそのあたりをうろついていたブランたちが反逆者に捕らわれることに。「こんな展開原作にあったかな?」と思う間もなく、ジョンとは見事にニアミスしてしまうことになるのですが……
今回はこんな感じですが、みんな大好きメリサンドルさんと、第三章で鮮烈な印象を残したラムジーの出番が少ないので、全体的な印象は薄いですね。後半に期待です。
Netflixドラマ『マルコ・ポーロ』の後編です。第6~最終10話まで鑑賞。
後編のメインは襄陽攻略戦。アメドラだけあって、さすがにいつもの横店とか神雕侠侶城にある襄陽とは雰囲気が違いますね。
襄陽の城内では皇太后主導で賈似道を宰相から外そうという動きが進んでいましたが、辞職承認の押印を迫る新任の宰相と賈似道との間でカンフーバトルが!(; ・`д・´) そこへフビライから賈似道暗殺の命を受けて城内に潜入したマルコと百眼道長が突撃し、その隙を突いて賈似道が新任の宰相を殺害。ひょっとして2人が襄陽にやって来ない方がモンゴル側にとって都合良く事態が運んだのではないでしょうか……
暗殺失敗を承けて、フビライ自ら襄陽攻略に出征。暗殺失敗の挽回を図り、城内に潜入した際に防備が手薄だった所を攻めるよう進言するマルコでしたが、実はそれは賈似道の仕掛けた罠なのでありました。彼はカマキリの動きからカンフーだけでなく兵法も学び取っていた模様。で、敗戦の責任と南宋側との通謀の疑いで投獄されてしまうマルコ。
しかし実はマルコではなく自分が裏切り者だったという宰相ユースフの告白により通謀の疑いが晴れ、(前編で出てきたアサシンもこの人がカンバリクに手引きしたということなんでしょうか?)今度はアレクサンドロス大王の故事に倣い、投石機を使用して襄陽の壁を崩すことを進言。それ以前にもユースフが賈似道と対面した際にローマ皇帝クラウディウスのたとえを出したりと、歴史物としてグローバルというかカオスな作品です。
そして賈似道の秘密兵器のアジア式銃の猛攻をかわして城内に潜入し、百眼道長と賈似道との最終決戦が!!……制作スタッフの方も視聴者が本当に見たいものをちゃんと心得ていますね。
好評につきシーズン2の制作も決定とのことですが、つなぎとして30分のスピン・オフ作品『マルコ・ポーロ 百の眼』が配信されていますが、サブタイトルからお察しの通り、主役はこの人です!!
……師匠、弟子をさしおいて頑張りすぎでしょう (^_^;)
更にTwitterでのやりとりで、「百の眼」というのは百眼→伯顔ということで、フビライの重臣で南宋征服の立役者バヤンを投影した人物ではないかという恐ろしい指摘がありました。『東方見聞録』でもバヤンのことを示しているとされる、「百の眼の怪物が南宋を滅ぼした」という話が記述されているとのよし。何にせよシーズン2が今から楽しみですw
後編のメインは襄陽攻略戦。アメドラだけあって、さすがにいつもの横店とか神雕侠侶城にある襄陽とは雰囲気が違いますね。
襄陽の城内では皇太后主導で賈似道を宰相から外そうという動きが進んでいましたが、辞職承認の押印を迫る新任の宰相と賈似道との間でカンフーバトルが!(; ・`д・´) そこへフビライから賈似道暗殺の命を受けて城内に潜入したマルコと百眼道長が突撃し、その隙を突いて賈似道が新任の宰相を殺害。ひょっとして2人が襄陽にやって来ない方がモンゴル側にとって都合良く事態が運んだのではないでしょうか……
暗殺失敗を承けて、フビライ自ら襄陽攻略に出征。暗殺失敗の挽回を図り、城内に潜入した際に防備が手薄だった所を攻めるよう進言するマルコでしたが、実はそれは賈似道の仕掛けた罠なのでありました。彼はカマキリの動きからカンフーだけでなく兵法も学び取っていた模様。で、敗戦の責任と南宋側との通謀の疑いで投獄されてしまうマルコ。
しかし実はマルコではなく自分が裏切り者だったという宰相ユースフの告白により通謀の疑いが晴れ、(前編で出てきたアサシンもこの人がカンバリクに手引きしたということなんでしょうか?)今度はアレクサンドロス大王の故事に倣い、投石機を使用して襄陽の壁を崩すことを進言。それ以前にもユースフが賈似道と対面した際にローマ皇帝クラウディウスのたとえを出したりと、歴史物としてグローバルというかカオスな作品です。
そして賈似道の秘密兵器のアジア式銃の猛攻をかわして城内に潜入し、百眼道長と賈似道との最終決戦が!!……制作スタッフの方も視聴者が本当に見たいものをちゃんと心得ていますね。
好評につきシーズン2の制作も決定とのことですが、つなぎとして30分のスピン・オフ作品『マルコ・ポーロ 百の眼』が配信されていますが、サブタイトルからお察しの通り、主役はこの人です!!
……師匠、弟子をさしおいて頑張りすぎでしょう (^_^;)
更にTwitterでのやりとりで、「百の眼」というのは百眼→伯顔ということで、フビライの重臣で南宋征服の立役者バヤンを投影した人物ではないかという恐ろしい指摘がありました。『東方見聞録』でもバヤンのことを示しているとされる、「百の眼の怪物が南宋を滅ぼした」という話が記述されているとのよし。何にせよシーズン2が今から楽しみですw