博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『御賜小仵作』その3

2021年06月14日 | 中国歴史ドラマ
『御賜小仵作』第13~18話まで見ました。


宮廷では高官たちの間で武宗の太子であった昌王が実は生きているという噂が流れ、宣宗は神経を尖らせます。そしてどこかに隠れ住んでいるらしい昌王が登場します。宣宗より若いと思っていたのですが、思ったよりおっさんです。というかどこかで見たような顔ですが……?

さて、黔州の楚楚は、今まで適当に受け流されてきた仵作の再試験の結果について合格ということで正式に蕭瑾瑜のもとで働くことに。2人は楚楚の母親許小三の遺体を掘り出して調査し、彼女が自殺ではなく他殺されたと確信します。


楚楚は母親の遺骨から生前の容貌を復元して塑像を作り、父親に関する手掛かりを得ようとしますが、街中で許如帰に攫われてしまいます。彼は長安の酒楼如帰楼の店主でしたが、その実体は秦欒の配下。蕭瑾瑜に追い詰められると逃亡し、その後も黔州入りしようとする彼ら一行を襲撃したりしています。

そして許如帰の正体が楚楚の母親の兄、許宗方であることが明らかとなります。許小三の夫、すなわち楚楚の父親は謀反を起こした剣南節度使の配下の武将雲易で、謀反の鎮圧に来た蕭瑾瑜の父親蕭恒の殺害を図ったとのこと。すなわち蕭瑾瑜と楚楚は敵同士の関係となるわけです。許如帰は、許小三を殺害したのは謀反の一味とされることを恐れた彼の妻が示唆したこと、蕭瑾瑜はお前を殺そうとするだろうということで楚楚を引き留めようとしますが、彼女は当然許如帰の言うことを信用しません。

そうこうしているうちに蕭瑾瑜らが救出にやって来て許如帰の方が楚家に監禁されることになります。しかしこれまた謎の刺客が潜入し、重症を負わされた許如帰は逃亡。


ついでに許如帰に唆されていた楚楚の兄楚河も逃亡。刺客に追われて川に飛び込んだ所を楚楚によって救出。その楚楚を助けようと蕭瑾瑜も川に飛び込み……というあたりで次回へ。

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