『宮廷の諍い女』の孫儷主演の話題作『那年花開月正圓』を見始めました。今回は第1~6話まで鑑賞。
時は清末1884年、舞台となるのは現在の陝西省咸陽市に属する涇陽。大道芸人の娘で典型的な江湖人のヒロイン周瑩を中心に物語が展開していきます。
孫儷演じるヒロイン周瑩。モデルとなったのは実在の女商人の模様。がさつなところはあるが口達者で頭の回転は速いと、『宮廷の諍い女』とは全く異なる役柄ですが、うまくキャラクターにハマってます。
で、義父周老四の借金のため、この周瑩が涇陽第二の富豪の沈家に侍女として身売りされ、沈家の次男坊でわがまま放題の遊び人として知られる沈星移に気に入られます。もっとも身売りと言っても、身売り金だけふんだくって、あとは周瑩が適当なタイミングで沈家からトンズラし、周老四と近辺の宿で落ち合おうという算段なので(過去にこういうことを繰り返していた模様)、悲愴感はかけらもありません。
星移を演じるのは、これまた古装でお馴染みの陳暁。で、彼の母親や祖母も「そんなに気に入ってるなら」と周瑩を彼に嫁入りさせようとしますが、あっさり拒否。怒った星移に監禁され、何とか脱出したところを、たまたま沈家に商談にやって来ていた呉聘の輿に乗り込んで沈家を脱出します。
涇陽第一の富豪・呉家東院の御曹司の呉聘を演じるのは、やっぱりお馴染みのピーター・ホー。沈星移とは違って紳士的で学問好きです。
こうして呉家東院の下働きになった周瑩ですが、元々が雑な性格なので、壺や食器を割ったりと失敗ばかり。しかし呉家東院の敷地内に設けられた学校に興味を示し、生徒として商売の勉強をすることを認められます。そこで学友たちと字や計算を学ぶとともに、それまでは「生きるためには人を騙してもいい」という考え方でしたが、呉聘や父親の呉蔚文らに諭されて少しずつ変わっていきます。
時に呉家と沈家は、朝廷の軍需用の膏薬の受注をどちらが受けるかで対立していましたが、朝廷は呉家が請け負うことで決定。そこで呉聘の提案で受注を沈家と折半することで両家の融和を促そうとしましたが、何者かが沈家の請負分に不正な薬剤が使われていると密告し、更に呉家東院に様子を見に行こうとした沈家の長男沈月生が刺殺体で発見され、両家に修復不可能な亀裂が入ります。
更に、沈月生の霊堂に弔問に向かった呉聘が、招待を隠した沈星移らに襲撃されて意識不明の重体になるという事件が発生。星移は容疑者として捕縛されますが、この前後に呉聘の無罪を断定し、星移を捕らえさせた県令の趙白石に対して、父親の沈四海が「呉蔚文にいくら貰ったんだ?私はその二倍支払おう」と二回申し出て二回とも清廉潔白な趙白石にガチギレされたりしています (^_^;)
呉聘は植物状態から回復の見込みがなく、当時の俗信で婚礼を行えば意識を取り戻すかもしれないということで、幼馴染みで許嫁の呉詠梅との婚礼を執り行おうとしますが、淳親王府に出入りしている御用商人で、呉家に敵意を持っているらしい杜明礼より「呉家は朝廷から目を付けられている」と耳打ちされ、花嫁の父親胡志存は婚礼当時の土壇場で嫁入りの拒否を決定。あまりにあまりということで悲憤悲嘆にくれる呉家ですが、そこで周瑩が「なら私が花嫁のかわりをする!」ということで花嫁衣装に身を包み、呉聘の部屋に入ったところで彼が意識を取り戻し……というあたりまでが今回の話。
ということでこのドラマめちゃくちゃ面白いです。今年は『大秦帝国之崛起』からこのかた名作ラッシュですね。
時は清末1884年、舞台となるのは現在の陝西省咸陽市に属する涇陽。大道芸人の娘で典型的な江湖人のヒロイン周瑩を中心に物語が展開していきます。
孫儷演じるヒロイン周瑩。モデルとなったのは実在の女商人の模様。がさつなところはあるが口達者で頭の回転は速いと、『宮廷の諍い女』とは全く異なる役柄ですが、うまくキャラクターにハマってます。
で、義父周老四の借金のため、この周瑩が涇陽第二の富豪の沈家に侍女として身売りされ、沈家の次男坊でわがまま放題の遊び人として知られる沈星移に気に入られます。もっとも身売りと言っても、身売り金だけふんだくって、あとは周瑩が適当なタイミングで沈家からトンズラし、周老四と近辺の宿で落ち合おうという算段なので(過去にこういうことを繰り返していた模様)、悲愴感はかけらもありません。
星移を演じるのは、これまた古装でお馴染みの陳暁。で、彼の母親や祖母も「そんなに気に入ってるなら」と周瑩を彼に嫁入りさせようとしますが、あっさり拒否。怒った星移に監禁され、何とか脱出したところを、たまたま沈家に商談にやって来ていた呉聘の輿に乗り込んで沈家を脱出します。
涇陽第一の富豪・呉家東院の御曹司の呉聘を演じるのは、やっぱりお馴染みのピーター・ホー。沈星移とは違って紳士的で学問好きです。
こうして呉家東院の下働きになった周瑩ですが、元々が雑な性格なので、壺や食器を割ったりと失敗ばかり。しかし呉家東院の敷地内に設けられた学校に興味を示し、生徒として商売の勉強をすることを認められます。そこで学友たちと字や計算を学ぶとともに、それまでは「生きるためには人を騙してもいい」という考え方でしたが、呉聘や父親の呉蔚文らに諭されて少しずつ変わっていきます。
時に呉家と沈家は、朝廷の軍需用の膏薬の受注をどちらが受けるかで対立していましたが、朝廷は呉家が請け負うことで決定。そこで呉聘の提案で受注を沈家と折半することで両家の融和を促そうとしましたが、何者かが沈家の請負分に不正な薬剤が使われていると密告し、更に呉家東院に様子を見に行こうとした沈家の長男沈月生が刺殺体で発見され、両家に修復不可能な亀裂が入ります。
更に、沈月生の霊堂に弔問に向かった呉聘が、招待を隠した沈星移らに襲撃されて意識不明の重体になるという事件が発生。星移は容疑者として捕縛されますが、この前後に呉聘の無罪を断定し、星移を捕らえさせた県令の趙白石に対して、父親の沈四海が「呉蔚文にいくら貰ったんだ?私はその二倍支払おう」と二回申し出て二回とも清廉潔白な趙白石にガチギレされたりしています (^_^;)
呉聘は植物状態から回復の見込みがなく、当時の俗信で婚礼を行えば意識を取り戻すかもしれないということで、幼馴染みで許嫁の呉詠梅との婚礼を執り行おうとしますが、淳親王府に出入りしている御用商人で、呉家に敵意を持っているらしい杜明礼より「呉家は朝廷から目を付けられている」と耳打ちされ、花嫁の父親胡志存は婚礼当時の土壇場で嫁入りの拒否を決定。あまりにあまりということで悲憤悲嘆にくれる呉家ですが、そこで周瑩が「なら私が花嫁のかわりをする!」ということで花嫁衣装に身を包み、呉聘の部屋に入ったところで彼が意識を取り戻し……というあたりまでが今回の話。
ということでこのドラマめちゃくちゃ面白いです。今年は『大秦帝国之崛起』からこのかた名作ラッシュですね。