Wilhelm-Wilhelm Mk2

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机龍之介

2014-08-06 | Weblog
「死にたい奴は勝手にに死ね」by 机龍之介(大菩薩峠)

処分をずるずるとひき伸ばされて、ついに負荷に耐えきれなくなったか。さっさと首にして引導を渡しておけばこんなことにならなかったものを。上層部の大きな判断ミスだぞこれは>ノーベル賞受賞さん。故人はかなりのやり手ではあったが、やり手らしく部下の面倒はしっかり見る上司だったようだ。まあそれが今回見事に裏目にでたわけなのだが。3月の段階で関係者をとりあえず首にして世間の攻撃をかわし、それから第3者で腰を据えて検証作業をすればよかったものを、塾講師上がりの大臣が横やりをいれ、さらには弁護士が詭弁を弄した結果、死人まで出してもはや収拾不能に陥ってしまった。いったい理研は何を守りたかったのか?STAPを本気に信じていてそれを守ろうと必死だったとは思えない。もしや世間がひっくり返るような裏金があるのでは?

・・・・それにしても半年前はいい夢を見せていただきました。下はSTAP細胞スクープ時の記事。
「STAP細胞は細いガラス管に体細胞を通したり、弱い毒素にさらすなどの刺激法でも作製可能。リンパ球だけでなく皮膚、心筋、肝臓などさまざまな細胞からも作製できる。別のマウスの受精卵に注入して胎児に成長させることで、万能性も証明された。作製効率は7~9%でiPS細胞の0・2%未満を大幅に上回り、現時点ではほとんどの点で最強の万能細胞といえる。」
読み直すとすごいな。なにひとつ実証されてない。

ステルス大和:小保方氏の大学院時代の指導教官で自分もSTAP細胞を考案した一人とおっしゃる大和雅之は今何を思っているのだろうか?事件発覚直後に手際よく?脳梗塞倒れたそうで、twitterも何も閉鎖して現在雲隠れ中。その重体にも関わらず4月から東京女子医大先端某センターのセンター長になっている。この大和氏こそが事件の最大のキーマンだと思うのだが、マスコミがこの人を追わないのはなぜか?細胞関係の会社の株も絡んでいて根は深そう。東京女子医大は麻酔の誤使用による医療ミスがあり、それを巡って上層部が骨肉の争いの最中。負の連鎖ってやつか。一方、小保方氏を輩出した早稲田も再び崖っぷちだ。先日の報告書で学位問題は軟着陸させたかったのだろうが、こうなった以上、問題なしでは済ませられないだろう。
新国立競技場:予想どおりザハ史の案は過大な予算オーバーとなり、予算を守るように伝えたら廉価な修正版を提出してきた。そもそもコンペってのは予算内で争うものなのでは?蓋をあけたら実現不可だから修正案でお願いってのはコンペの公平さに反してはないか?日本の多くの建築家が噛みついているが、お上としては訴訟やスキャンダルは避けたいのでこのままザハ史の修正案で決着つけたいところなんだろう。しかし最初の案に比べると修正案はどうしても「ちっちゃくまとめなおしました」感が漂っていて、こんな本気度の低い設計が東京の新しいモニュメントになるのかと思うと悲しい。ザハ氏の初期案を気に入っていたからなおさらだ。まあ一押しは妹島案だっだのだが。