「暗い日曜日」に続き、精神崩壊曲「カールマイヤー」というのも聴きました。作者は不明ということで、ナチスがユダヤ人の精神崩壊のために創ったとか、その逆とか、ある曲の逆回転だとか色々な説が飛び交っています。(実は作曲者のHPがあります)「暗い日曜日」がきちんとした曲(かなり美しい)のに対し、カールマイヤーは奇声の集合という感じですか。全編にわたりマントラのような呪文をバックに女性のけらけら笑いと絶叫が入っています。こういうのに弱い人は冒頭から聞くに堪えないでしょう。中間部でちょっと女性の声のハーモニーらしいものがあるのですが、それが不協和音に崩壊した途端にデスメタルのような爆音が轟きわたります(これが吃驚する)。女性のような声が本当の声なのか、テープを早回ししてサンプリングした人工音なのかわかりませんが、息継ぎみたいなものを聴けるので、本当の生声なのかもしれません。高性能ヘッドホーンで大音量にして聴くと結構刺激的です。
聴きたい人はここで聴けます。
聴きたい人はここで聴けます。
いう日本人です。
声に聴こえるものは、バイオリンなどを
ゆがませ、かき鳴らしたものなんです。
精神崩壊云々は全部ガセネタで、中尾さんは
そんな噂を立てられて嘆いたそうですよ。