帰りがけの中古屋で、アルゲリッチが1980年のショパンコンクールのオープニング弾いてみせたチャイコフスキーの協奏曲のライブ録音を手に入れました。聴いた感想は「絶品」の一言。いや、さすがですねえ。全く弛緩せず持続しつづける緊張感と、粒のそろった光り輝く音の洪水に、音色の虹色の変化!やっぱアルゲリッチは最高だなあ。勝手な還元ですけど、彼女の目指す所はフルヴェンと似ていると思うのですよね。音楽の本質ってものを正直に前面に出してくるってとこで。解釈の「披露」でなく、「音楽そのもの」の力を魅せるというか。技術もずば抜けてるし、うーんやはり私はアルゲリッチは大好きですねえ。これまでチャイコの協奏曲はリヒテル=ムラヴィンスキーが一番気に入っていたのですが、今日からはこの録音がトップになるかも。
このCDは録音も素晴らしく良く、伴奏のワルシャワ国立フィルもアルゲリッチの熱気に負け時と素晴らしい集中力。こんな演奏を生で聞いたらは絶対に最後の音が消える前に拍手してしまうでしょう(拍手入りです)。カップリングには同じコンビで、シューマンの協奏曲も入ってますが(ライブ)、こちらも最高でした。そして続くアンコールでのバッハのイギリス組曲、ショパンのマズルカ63-2、スカルラッティ、そしてアルゼンチンの作曲家ヒナステラの小品「粋な娘の踊り」。選曲も粋ですねえ。そういやバックハウスもアンコールが結構粋なんですよね。いや本当に絶品なライブ録音です。現在廃盤らしいですけど見つけたら絶対に手に入れるべき1枚と思います。
このCDは録音も素晴らしく良く、伴奏のワルシャワ国立フィルもアルゲリッチの熱気に負け時と素晴らしい集中力。こんな演奏を生で聞いたらは絶対に最後の音が消える前に拍手してしまうでしょう(拍手入りです)。カップリングには同じコンビで、シューマンの協奏曲も入ってますが(ライブ)、こちらも最高でした。そして続くアンコールでのバッハのイギリス組曲、ショパンのマズルカ63-2、スカルラッティ、そしてアルゼンチンの作曲家ヒナステラの小品「粋な娘の踊り」。選曲も粋ですねえ。そういやバックハウスもアンコールが結構粋なんですよね。いや本当に絶品なライブ録音です。現在廃盤らしいですけど見つけたら絶対に手に入れるべき1枚と思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます