徒然日記 道鏡

200913Sun

映像
・大河ドラマ「太平記」より1話：新田陣営の足利に対する嫉妬を利用しようと画策する大塔宮護良親王征夷大将軍。政権を奪取するなり、早速私服を肥やすことばかり考えだす公家たちが描かれている。幼少の足利直冬が、いずれ義父となる直義に会う。
・映画「妖僧」：市川雷蔵主演。日本の歴史上で唯一、法王になった道鏡を題材にした映画。洞窟での長い荒修行によって不死身の体と法力を得た道鏡だが、無欲の救済心から女帝（孝謙天皇こと）の難病を治療したものの、宮廷の政変に巻き込まれる中でその女帝と恋仲になってしまう。その結果、法力も不死身の体をも失ってしまい、女帝も病死し自分も刺殺されてしまうという話。話は面白いが構成が悪く映画として間延びしている。蓬髪に髯づらという珍しい雷蔵（かなりいい！）を見られるがこの映画の存在価値か。美しい女帝を演じたのは「白い巨塔」田宮二郎の妻となった藤由紀子さん。

音楽
Haydn2032のCDアルバムより、Mercury, La Roxelane etc

読書
唐宋伝奇集より

料理
ラムブロックのステーキ