Wilhelm-Wilhelm Mk2

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シャルル・アズナーブル

2022-05-24 | Weblog
 映画「華氏451」を監督したフランソワ・トリュフォーの他の作品を観てみようと「ピアニストを撃て」という映画を借りて鑑賞した。古い映画で画質は良くなかったが、内容も演出も演技もすばらしいの一言の映画だった。主人公のピアニスト役を調べたら「シャルル・アズナーブル」だった。ああ、この人が!。シャンソン歌手であるシャルル・アズナーブルが、シャア・アズナブルの元ネタという話はガンダムファンなら誰でも知っているが、初めてご本人の顔や演技を拝見した(歌はなにかで聞いたことがある)。およそシャアとは全く違う雰囲気の人だが、自分の好きな監督の作品で思いがけずご尊顔を拝することができ、好きなものの世界って繋がっているんだなあとしみじみ思った次第です。

 先日初めて台場のガンダムベースに行ってきた(仕事帰り)。噂通りの広いフロアにこれでもかとプラモが積みあがっていた。ニューガンダム・サザビー・ジェガンは沢山おいてあったが、世間的に皆が欲しがっている再販物は平日の昼間にはなかった。そのなか、意外なことにHGジオングがやたら山積みになっていた。ジオングは未入手で、買うなら旧キットかHGと思っていたので、ここは迷わずに買った。どうやら世間的にはRGジオングの再販に注目が集まっているようだが、テレビ放送の画を絶対とし、内部構造や後付けの細かいモールドやらには全く興味がない私には、このHGジオングで十分である。早速仮組してみたが、フォルムはテレビ放送のジオングを完全に再現しておりほぼ完ぺきなのではないだろうか(一部ABS樹脂なのが残念)。さらにはフォルムだけでなく、色分けもほぼ完ぺきなので、塗装せずフィニッシュしてもいいくらいだが、プラ表面の引けが激しい上に、やはりプラの軽い質感は残念なので、ファレホでフル塗装する予定です。フル塗装とっても黄色だけは成型色の黄色を生かす(下地として?)方向です。現在、旧キット旧ザク(1/100)を切り刻んで、プロポーション改造をしているのだが、慣れていない工作多くてなかなか大変なので、このHGジオングは息抜きにちょうどよかったです。あとガンダムベースは塗装・未塗装に関わらず、ほぼ全てのキットの完成品が並べてあるので、欲しいキットのフォルムが確認できてそれも良かった。ジオングの元ネタってジュディ・オングなんだろうか?