Wilhelm-Wilhelm Mk2

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アトランティス

2010-05-27 | Weblog
 25年間の飛行ミッションを終了。無事帰還おめでとう、そしてお疲れ様といいたい。スペースシャトル事業の終了には感慨深いものがあります。コロンビアの初飛行をテレビ観戦したのが小学校低学年くらいだったはず。あのころはハレー彗星もやってきて各国の探査機が特集されて盛り上がっていた。宇宙開発は今でも興味の最右翼だが、やはりスペースシャトル計画だけは別格だなあ。残りはミッションは9月のディスカバリーと11月のエンデバーの2回。総ミッション数134回か・・・。シャトル計画は今後は軍事の方向で利用され、有人宇宙飛行計画は火星有人探査を睨んだオリオンに引き継がれる。やっぱアメリカって凄いなと思う。
 シャトル不在の間、宇宙ステーションへ大容量貨物を届けられるのは日本のHTVのみである。ロシアや欧州の宇宙船はドッキング装置の関係で大きな貨物を運びこめないのだ。HTVの初飛行とドッキングは昨年秋に成功している。考えてみたら、日本はたった1つの国でこれだけの精密なミッションをこなしているわけで、その技術は文句なしに世界的にトップクラスなのである。