Wilhelm-Wilhelm Mk2

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待ち伏せ:ヨロキン最高

2008-03-04 | Weblog
週末は、ほぼ合宿状態で脳みそ溶けました。久しぶりにお気に入りのイタリアンに出向いて、プロの味を堪能。

「待ち伏せ」:昔レンタルで借りて観て以来、もう一度みたいと思っていた5大名優競演の時代劇。峠の茶屋で繰り広げられる複雑な人間模様。だれが善でだれが悪か?出てくる俳優がどれも凄い演技で見入ってしまう。「演技」ってのはこういうことをいうのだ。こういう作品を観ちゃうと、テレビドラマの歌手崩れやジャニーズの勘違いとかの演技なんて観るに堪えなくて。登場する五大俳優とは、

三船敏郎
石原裕次郎
浅丘ルリ子
勝新太郎
中村錦之助

勝新のドスのきいた演技や裕次郎の快活な滑舌、三船得意の「浪人」演技も凄いが、やはりヨロキン(中村錦之介)演じる、堅物で小心者の役人の演技が飛び抜けている。ヨロキンは柳生但馬やら宮本武蔵、子連れ狼など無敵剣豪のイメージが強いが、こういうチャンバラをしない小役人の役でも完全に他を喰ってるのがすごいところ。さすがだよヨロキン。スカパー!の時代劇チャネルにいっぱいヨロキン番組があるんだよな・・・破れシリーズとか是非みたいものだ。
最後に、浅丘ルリ子が美人すぎてびっくりする。