さくらんぼの完全に乾燥させたものではなく、多分それをシロップに浸けて戻したようなものが山盛りあった。ヨーグルトソースが横に備えてあるからこれをかけて頂いても…と。コーン・フレークスのトッピングにしている人もいます。少し酸味のあるさくらんぼプレーン・ヨーグルトとマッチして美味しかった。立派なデザートです。朝から豪華しかし贅沢。
コットに盛られたデザート可愛いので取ってみた。驚いた事に”ほおずき”が殻を開いてふんわりのせてあります。えっ！ほおずきを食べるのね？飾りかしら？恐る恐る薄黄緑色のほおずきを食べてみた。ほんのり甘くて種は殆ど気にならない。日本のものと思っていたがground cherryという英語もあり、Chinese lantern plantとも言うらしいから、やはり中国のものかしら？５つ星ホテルのセンスの良さを感じました。
スイソテルのビュフェの魚のマリネが品良く並べてあります。サーモン、スモークの鯖、鱈、鰯、鰊などのマリネです。朝から少し重すぎる。でもスモークの鯖は味見をしてみれば良かったと写真を見ながら後悔しています。誰も取り散らかさない、マナーを心得ている。日本で言うヴァイキングは間違いで日本固有の呼び方で外国では通じない。海賊のヴァイキングなってしまう。
５つ星のホテルのビュッフェ朝食。オムレツや目玉焼きは注文すると眼の前で作ってくれます。何処でも私のチョイスは決まっている。カリカリベーコン、ポテイト、チーズ、野菜、果物、ヨーグルト、ドライフルーツと頂き過ぎです。そして薄くなく苦くなく酷があるコーヒーが実に美味しい。好きなものが選べる朝食が一番天国かも…。
マージパン、アーモンドの粉をお砂糖で捏ねて可愛い動物や果物の形をつくり、色づけした砂糖菓子です。外から見たところ結構大きく見える。可愛くて綺麗です。この辺の名物の一つですが、食べるより飾っておいて楽しんだほうが、私はいいと思う。手前の猫ちゃんやヘイジョック…可愛いわねえ。結構お高い、なにしろバルト三国はどの国も全てに２５％の税がかかっています。
最後の晩餐のメインはステーキかなんかでよく覚えていない。デザートが全く日本と同じような”シブスト”プリン風のクリームの表面にぱりぱりのカラメル、ドライベリーがアクセント、皆さん口々に美味しいと感激です。添乗員さんもお店のスタッフにデザートが美味しかったと伝えていた。全般的にデザートは何処の国も甘さが適当で美味しい。
日本からヴィールス性の風邪を引きずって、旅行の前半は抗生物質を飲みながら鞭を打っての強行軍。好きなアルコールもじっと我慢の子でした。後半私の心身がヴィールスに勝利、最後の夕食はヴィル門の近くのレストラン、やっとビールを飲むことが出来た！なんと爽やかなビール…いろいろな種類を飲み比べてみたかった。皆さん美味しい、美味しいと飲んでいたもの。でもね肺炎にならなかっただけでも神に感謝…と思わなくっちゃ。エストニアのビール、”サク”です。
呼び込み女性も手作りの大きなお人形。スカート、セーターも細かい柄の編みこみ模様で手が込んでいる。ここまで拘って楽しむ…好きだなあ～。