Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

モロッコ流謫 四方田犬彦 (新潮社)

2014-09-27 14:15:56 | 日記
今年1月の半ばモロッコへ旅行したので読めた本です。著者は映画史家、砂漠の入り口、ワルザザードにはアトラス・コーポレーションと言う映画のスタジオがある。”アラビアのロレンス”や”シェルタリングスカイ”など撮影された所です。、著者が旅したのは2000年以前、しかしフェズの迷路やマラケシュのジャマ・エル・フナ広場の魔か不意義な喧騒は手に取るようによく解り、10年余り経っても全く変わりなく同じ様相で再び楽しかった。(異郷モロッコは特に良かったなあ)著者は造詣が深く専門的な話は理解し難かったが三島由紀夫の弟、平岡千之がラバトで日本大使として勤務していた時出会い親交を深めた。官邸での話は気さくで面白可笑しくかの大作家の弟とは思えないほどだったと言う。その時兄、由紀夫の話の封印が切られると兄との思い出が次々と語られ、貴重な体験であったそうだ。過日亡くなった山口淑子への追悼文を四方田犬彦が寄せていた。

鷹の爪

2014-09-26 09:20:54 | 日記
アクセントとして好きでお料理にたくさん使います。去年JAで買ったら、パウダーにするようなからからに干してあり、輪切りにして使うにはだめでした。そこで今年は自家製。クリスマスにはオーナメントになるし、一本キッチンへ吊るして置くと本当に便利です。先日フレッシュなものをパスタへ刻んで入れたら爽やかで甘味もありいい感じ。この鷹の爪を見て一枝予約を入れた友達がいるの。

チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン著 (扶桑社)

2014-09-24 09:04:57 | 日記
2000年頃ブームを巻き起こした本です。私の趣味の一つの会で”変える事は良いか悪いか?”という事でディスカッションした時、”チーズはどこへ消えた?”が話題になった。仲間のお一人が持っていて貸してくださった。殆ど40代の仲間は会社では今や中堅で知力体力も充実して活躍されている方たち、”チーズはどこへ消えた?”はとても参考になると思う。私はと言えば体力知力も衰えて下り坂、本の中でジェシカは私的な事にも当てはまると言っている。「恐怖を乗り越えれば楽な気持になる」とか「自分が恐れている事態は、実際は想像するほど悪くない」「変化とは何かを失う事ではなく何かを得る事」などとても元気が出る事が書かれている。「最大の障害は自分自身の中にある」…ですって! 拘る気持ちはしんどいから気楽にが・ん・ば・る。

お喋り会

2014-09-23 08:46:24 | 日記
暑い夏はお休みした四人のお喋り会を再開しました。皆さんこの夏のひどい暑さと湿気を乗り越えてお元気です。私だけが夏バテで体調が悪くいろいろダメージを受け七転八倒しました。悩み事があるとすぐに涙腺が我慢できず涙が出てしまう。これは何処から来たのか解らないDNA。しかし確実に次女と長女の孫娘へと受け継がれています。皆さんごめんなさいね。ゆっくり出来るPホテルランチは余り変わりはなかったが、デザートの”コーヒージェル乗せの落花生味のプリン”が滑らかで美味しかった。ハイシーズンのフレッシュ落花生は地産地消、いいですね。
歳を重ねたお仲間、話は自然に身体の事や”人の振り見て我が振り直せ”の貴重な話題、私には”ロキソ二ン”より良く効く薬です。有難う。手の上で自由にさせてくれ、落ちそうになれば包んでくれた夫の男性にしては優美な手の平を懐かしく恋しく思うお彼岸です。

孫のナマエ 

2014-09-20 17:11:56 | 日記
先日NHKBSで”孫のナマエ~鴎外パッパの命名騒動7日間”を見た。最愛の娘、茉莉に長男が産まれその子に鴎外が名前をつける騒動のドラマ仕立てのドキュメンタリーで面白かった。鴎外の子供は特に男の子は皆変わった名前である事は知っていた。彼がドイツで”林太郎”に不便したからだそうだが、婿殿をさし置いて祖父が…と今なら考えてしまう。娘夫婦もいろいろ言って来る鴎外に困り果てたが、鴎外の自筆の手紙が面白い。結局”爵(じゃく)”となるが説得する説明が文豪らしくて楽しい。子供が書くには木ー四ー即(卩なし)ー寸を書けば良いなんて解説したり、中国ではジャクは雀の事であり、鳴き声は”節々足々”と書いて思い上がらずと言うよい意味だと勧める。きっと再放映があるでしょう。

「赤毛のアン」で英語づけ 茂木健一郎 (夜間飛行)

2014-09-18 11:57:19 | 日記
”アンチ”「赤毛のアン」だった私が手にとってしまった。へそ曲がりの私は皆が夢中になると返って避けると言う困った性格。その後アン、アン、プリンスエドワード島と女の子の草木はなびいたでしょ?でも茂木健一郎が何でまた? 脳科学者の解説には興味が湧いた。確かに彼の解説や和訳のニュアンスが面白いと思う。
”belted earl”普通ならただ伯爵で済ますでしょう、そこに疑問を感じて調べてみる。気になる所はとことん突いてみる…私流です。17世紀までは、伯爵は国王からベルトに下げた刀を用いて任命された…と言う事から
”belted earl”なるほどと思いますね。英語は不得意だけれど、古来からの慣習による言い回しや単語は英語にはたくさん有ると思う(よく夫がブツブツ言っていた)。茂木健一郎は原書を読む時はすべての単語が解る必要はなくリズムを掴んで決まり文句や彼らの習慣が解るようになったら面白いと言う。ただ和訳するだけでなくそこが重要だと思う。確かに…ね。

緑のカーテン 

2014-09-15 16:22:13 | 日記
ご近所の方が市の緑のカーテンコンテストで最優秀賞をとられました。私の朝のウォーキングコース、我が家から30mぐらい東に行った所で立派に二階まで緑で覆われていて、真夏の朝は気持が良かった。広報で知ったのですが何処かで見かけたと思ったらご近所でした。白い小さな花が咲いていました。どんな種類でしょう?今度良く観させて貰って来ますね。ゴーヤでした。小さな花がまだたくさん咲いていますが実は小さいものが1~2本、極力葉や蔓に栄養を集中させたのでしょう。

秋刀魚炊き込みご飯

2014-09-14 08:56:15 | お料理
秋刀魚が安くなりました。まず内臓だけを取り去り塩焼きにする。私はもち米を四分の一加え、お酒、昆布だし、お醤油そして根生姜の千切りを加え、塩焼き秋刀魚を並べて炊く。この後、骨を除き(細かい骨に注意)ご飯と混ぜる。生臭みは全くなく秋刀魚の旨味がご飯に全部移り、酢橘の一絞りが上品で高級感を出します。日本は良いわねぇ。

おそろし 宮部みゆき著 (角川書店)

2014-09-13 15:44:03 | 日記
”三島屋変調百物語事始”とサブタイトルが付いています。何か時代物が読みたいと手に取ったところ、折りしもNHKBSでドラマとして始めたところでした。今夜は第二話がある。江戸時代、三島屋の”黒白の間”という部屋に次々と現れるお客が街中から集められた不思議な話をする。17歳のうら若きおちかが客の話に引き込まれ、おちか自身も癒されていくという哀感ただよう不思議な物語。宮部みゆきの筆のうまさを堪能した一冊でした。

ドライ・トマト

2014-09-10 17:30:25 | 日記
夏の始めに植えた7本の中玉トマトも終わりです。7本から幾つのトマトが採れたと思いますか? 私も驚きです、550個余りです。(カレンダーに記録しておいた)甘さと酸味のバランスが良く”昔のトマトの味”と皆さんに好評でした。8月末には味も落ち小型になってきたので、娘の勧めでドライ・トマトを作った。お天気の良い日一週間ぐらい外に干す。雨が続く日は冷蔵庫の中に広げ、ご覧ください綺麗なドライ・トマトが出来ました。もう既に娘に初回のを送り、これは二回目です。三弾目がただ今進行中。たくさんの日光を浴び味が濃くなっている。スパゲッティやトマトシチュウが一段と美味しくなるわねッきっと…。