Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

再度 シュトーレン

2013-12-31 13:14:26 | 日記
世の中お蕎麦、お蕎麦の大晦日を迎えようとしていますが本場ドイツからシュトーレンがJust arrivalです。Kさんのドイツの姉上よりの…お裾分けを頂いた。マージパン入りは食べた事はあるが、手前のチョコレート風こげ茶の帯付き山型シュトーレンは初めて。これがチョコレートではなく、雑穀のような生地に私の知らないスパイスなのです。モ-ンシュトーレンと書いてあるので辞書を引いたらMohnは芥子とあった。雑穀と思ったら芥子の実らしい、珍しいわねえ。初体験が嬉しくて此処へ載せる事にした。良いお年を…。

不易と流行 ドナルド・キーンと瀬戸内寂聴

2013-12-30 15:51:58 | 日記
昨夜民放BSでドナルド・キーンと瀬戸内寂聴の対談を見た。共に91歳だと言う。三島由紀夫と川端康成の話が特に興味深かった。お二人とも両人と親交があり寂聴が無名の頃ファンレターを三島由紀夫に出して返事を貰い、ペンネームも選んで貰ったと言う事はよく話している。”金閣寺”は火を放つのは主人公と解っていながら読者を最後まで引きつけて離さない、その凄さ三島の筆力をキーンさんは讃えています。大岡昇平が「ノーベル賞が二人を殺した」と言ったが、三島由紀夫が受賞していたらあのような道へは進まなかったであろうし、川端康成が受賞しなかったら自殺はしなかったのではとキーンさんは言っているがとても納得できる。三島の弟がポルトガルで大使をしていた時寂聴は会ったが、彼は「兄はノーベル賞を貰うべきだった」と盛んに言っていたそうです。私も三島由紀夫にノーベル賞をあげたかったなあ。老年の彼の作品も読みたかった。でも、円く穏やかになった彼の作品なんて面白くないと思うが。キーンさんは驚く事に伊勢神宮遷都に4度も参加したそうで、回を重ねる毎に日本の精神文化の造詣が深くなる様子。”不易と流行”は相反するものでなくお互いに融合し合いながら進むものと話された。しかし古典に対する愛情は深いんですね。東北や福島の問題も未解決なのに、2020年の東京オリンピック開催はお二人とも反対、秘密保護法も憂いて居られる。昨年日本国籍を取得したキーンさん十年後もお元気な姿が拝見出来ます様に…心を打ついい番組だった。

手づくり最中

2013-12-27 14:18:13 | 日記
和菓子の代表最中、何時食べても懐かしさがあります。Oさんに近江八幡の”たねや”の手づくり最中を頂いた。最中の美味しさはつくりたて、和菓子職人だけが知っているその美味しさを創意工夫を重ねて、お店に並べるようになったのが1983年”たねや”初伝だと言う。今ではあちこちで見かけるが頂くのは初めて。皮がとても香ばしく本当に焼きたてのよう…ほろほろと崩れてしまう。最中のイメージとして、もう少し皮の存在感があってもいいかしら。英語での説明書もついていて心からのお・も・て・な・しが表れています。珍しいものを有難う。

モロッコで断食 たかのてるこ(幻冬舎)

2013-12-26 17:00:26 | 日記
年が明けたら早々にモロッコへ行く事になっています。1~3月はベストシーズンだと言うが様子がよく解らない。そこでいろいろ情報を…と手にしたのがこの一冊です。文学的ではないけれど面白い旅行記。郵便局が何処にあるか聞いただけの通りすがりの男性との精神的な結びつきが、徐々に深くなっていく過程が実に感動的で引き込まれた。彼は英語の教師になりたくて、大学は出たけれど職がないベルベル人。しかし知識は豊富で著者の質問にはとことん答えてくれる。彼の田舎での生活に溶け込んだ著者の順応性は凄い。寒くて蓑虫状態で毛布に包まって彼と一緒の部屋で寝る、トイレは鶏小屋なんて…。でもそれにも増して彼や彼の家族の無垢な穏やかな人間性に接して著者ならずとも感激してしまう。お金や物に恵まれなくても、彼リカットの理知的な精神性の高さは素敵です、こんな人もモロッコにはいるのですね。



クリスマス・イブ

2013-12-24 20:13:52 | 日記
ドイツの有名な玩具屋さんケーテ・ウォルファルトの木製クリスマス人形です。これは300体限定の発売で127の番号を与えられています。そしてイギリスのアロマ・キャンドルを久し振りに灯して見ました。デイレスフォード・オーガニック社製イチジクの葉の香りで100%自然のワックスです。クリスチャンではないけれど心穏やかなイブです。

クリスマス・オーナメント

2013-12-23 08:45:20 | 日記
数年前ウイーンの市役所前のクリスマス・マーケットへ行った。世界でも華やかで有名です。数時間思い思いにマーケットで夕食をとり買い物を楽しんだ。その時買ったクリスマス・オーナメント、藁靴の中に天使が金の星をいとしそうに抱いています。天使の顔が少々変ですが藁靴の可愛らしさに買いました。でももう一つ天使の顔が可愛い、同じ物があったのですが、私が値段を交渉している時仲間の一人が手にしてしまって…同じ天使の藁靴はお店の女性に聞いたがなかった。毎年天使の顔を見る度に思い出す。汚れなき天使に申し訳ないかしら?

大根葉飯

2013-12-21 17:59:39 | お料理
JA の朝市でよく野菜を買う。”鍋ちゃん葱”とか勝手に名前をつけて(多分下仁田葱だと思うが)売っています。とても太くて軟らかい。炒めても薄味に煮て卵とじも甘くて美味しい。立派な大根も山と積まれています。私の前の方が葉を落として捨てたので即「頂きます」とJAの方にも声をかけて2本分貰って来ました。JAのものは新鮮なので中の軟らかい葉はとても美味しい。早速湯がいてオリーブ、オイルで炒め塩胡椒。ご飯に混ぜてお醤油をちょっとたらしました。素朴だがオリーブ・オイルと胡椒が味をはいからにしています。半分食べてから気が付いてブログに…なのでお茶碗の中は半分になってしまった。ほうれん草や小松菜より味があり栄養もある大根葉、大好き!しかもただですものね。

映画 チャイコフスキー

2013-12-19 17:49:07 | 日記
NPO映像研修会という立派な会を知人が立ち上げている。今月は”チィコフスキー”1970年のソ連の映画で興味があったので行って見た。よく解らないがサン・セバスチャン映画祭で数々の賞を受賞しているそうです。チャイコフスキーの生涯を名声に隠れた彼の人間的な内面を描いた作品。芸術家はその作品を生み出す時いかに苦しみ孤独であるか。彼の精神的、経済的支援者、大富豪の未亡人とのプラトニック・ラブの中で”ピアノ協奏曲”や”ヴァイオリン協奏曲”そして”悲愴”が生まれた背景がよくわかった。もっと大きな綺麗な画面でロシアを見たかったが、そこはNPO仕方がない。”白鳥の湖”が生まれた小さな湖を思い出すが穏やかな湖だった。ロシアの冬は美しい。

貫一・お宮こけし

2013-12-18 14:12:52 | 日記
熱海の海岸べりにかの有名な貫一・お宮の松があります。尾崎紅葉の「金色夜叉」はお宮を貫一が蹴り飛ばす熱海の場面は有名で熱海の観光に一役かった事は広く知られています。1645年老中松平伊豆守が伊豆巡視の際植えさせた松が事の始まりで大正8年記念碑を建て「金色夜叉」に結びつけた。大切にされてきた松ですが台風や車の廃棄ガスについに初代の松は倒れてしまった。その材料を使って昭和43年貫一・お宮こけしを作り学校や図書館などへ寄贈された。古色蒼然としたユニークな形のこけし達、このたび熱海図書館で一同に会したというわけです。事実は小説より奇なり…。熱海のお宮の松は「金色夜叉」と何も関係がなかった。当時の商工会の努力の賜物でしょうか。



熱海 走り湯

2013-12-16 13:55:50 | 日記
忘年会をしたホテルの隣に”走り湯”と言われる源泉がある。横穴式の源泉で珍しいそうです。1300年も前発見され、山中から湧き出した湯が海岸に飛ぶように走り落ちる様から”走り湯”と言われているそうです。奥行きほんの5mの洞窟、直径1mぐらいの穴からボコボコ凄い勢いで今も68度のお湯が7000tも湧き出ている。とても神秘的です。こうした自然のエネルギーを無駄なく全て使わせて頂かなくては…。