Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

姜 尚中著「在日」

2010-10-26 10:29:23 | 日記
姜 尚中の「母、オモニ」を読み、何か物足りない思いをしたので、講談社発行「在日」を読んでみた。故郷の祭儀や風習、食生活や儀礼に対する母親の異常なほどのこだわりは異国の地で、あえて旧暦の中に身を置き必死に生きた証し、母亡き後「故郷」と「祖国」を失ったと言う。ドイツ留学の体験もその後の人生の転機になり、アイデンティティなどと言うものより、潮流の中で身悶えせずに生きて行く事に納得したと書いています。知的で物静かな語り口、決して出すぎず相手の話に最後まで耳を傾ける姜 尚中さんはこうして今あると言う事が私にも納得できた。

カフェ・デ・マエストロ

2010-10-25 11:35:04 | 趣味
先日、ドキュメンタリー映画、アルゼンチンタンゴー伝説のマエストロたちーを観た。1940年、50年に活躍したマエストロたちの一夜のコンサート。良い曲がストーリィーの間に演奏されたがすべて途中までなので、消化不良気味でした。そこでCDを見つけた。歳を重ねてきた人たちの老練な演奏や歌は素晴らしく心に沁みます。シャンソンやファドと同じように、彼等の人生経験が溢れ出て、歌を演奏を深みのあるものにしていると思う。民族音楽はいいですね。

松茸ご飯 2010

2010-10-24 09:27:12 | お料理
シーズンになると、夫の言葉を思い出し松茸ご飯を炊きます。今年は豊作と聞いている。しかし国内産は勿体無くて手が出ない。中国産はいやなのでカナダ産をいつも買う。今年はアメリカ産を見つけました。カナダ産と同じように色は白い、が香りとシャキシャキ感もカナダ産より良く満足しました。アメリカは何処で採れるのでしょう。中程度の大きさ二本が入っていたので、お澄ましも出来ました。

白トリュフ・オイル

2010-10-23 12:48:33 | お料理
イタリアはビエモンテ州アルバ産の白トリュフ・オイルをOさんに頂いた。トリュフは大きく削ったものを2、3枚食べた事がある。何とも言えない旨味があり、皆が騒ぐはずとその時納得しました。頂いたトリュフ・オイルはパスタ、リゾット、肉料理、卵料理、サラダなどに加えると特別な素晴らしいテイストになると書いてある。ドライトマトとエリンギだけのシンプルなパスタを作って見ました。香りはよく解らなかったが、酷のある旨味がでて簡単なスパゲッティなのに、イタリアの田舎の5つ星、隠れた名店とでも紹介されるような一皿になりました。マジックでもかけたよう、驚きました。トリュフの何がそうするのかしら?また世界が広がり嬉しい。

ブルーノ・タウト 謎解きコンサート

2010-10-21 17:16:26 | 日記
ブルーノ・タウトはドイツの建築家、日本にも数々の作品を残しています。ナチ政権下、親ソ派として迫害され、1933年日本建築会に招かれた機に亡命する。熱海の重要文化財、日向別亭にも残しています。彼がトルコに戻る前この日向別亭の地下室にある社交室、洋風客間、和室をそれぞれベートーベン、モーツアルト、バッハと名付けた。この謎を解き明かそうと先日、バイオリン二ストの沼田園子、ピアニストの蓼沼明美、駿河台大学教授の太田隆士さんによるパネルディスカッションが開かれ謎に迫ったと言う。部屋の雰囲気にしっかりした形式があり素朴な素材を大切にして生かしている…これが答えと納得したと言う事です。私はミスしてしまったが、維持保存会で活動をなさっている製本教室のYさんに、日向別亭公開五周年記念のミネラルウォーターを頂き面白い話なので触れてみた。

ミディ・トマト

2010-10-20 09:18:25 | 日記
Oさんの伯母さんが送って下さったと言う素晴らしいトマトを頂いた。今の時期、凄いでしょ?木で完熟したトマトは甘くて、甘くて果物みたい。マーケットでは手に入らない味です。この偉大と思えるほどの赤の完璧さ!感動です。本当に有難う。

リーボック・イージートーン

2010-10-19 08:51:58 | 日記
毎日一時間のウォーキングに履いて見たいと、買って見ました。テレビのコマーシャルでは若い女性が跳ねるように歩いています。オーバーに演じていると思っていました。ところが、私でもこのスニーカーを履くと、リズミカルに跳ねるように歩いてしまう。底の円い三個のふくらみがキーポイントでしょう。二日目にはヒップと腿、ふくらはぎがしっかりと痛くなった。商品宣伝ではないけれど、効果てきめんですね。私のだらだらウォーキング、これからは少しは筋肉が鍛えられるかも…。

Oさんの小倉百人一首

2010-10-16 10:36:05 | 日記
Oさんが毛筆で小倉百人一首を書き上げました。たおやかなゆったりとした上品な文字は、彼女其の物のようで素敵です。古来から毛筆はその書き手の人柄、性格が現れるなどと聞いた事がある。知力体力の充実期、立派な作品が出来上がったと思う。それを和綴じにするチャンスを頂いてとても勉強になった。「康煕綴じ」にして見ました。清王朝の帝、康熙帝に由来しています。使った和紙も凝っているが品が良く、彼女らしさが溢れています。製本教室の皆さんも中身が素晴らしいと感心する事しきりでした。

三島あるいは優雅なる復讐

2010-10-13 08:44:31 | 日記
三島由紀夫没後40年、記念出版が盛んです。その一冊”その秘められた不可能な恋”の帯書きにつかまり高橋英郎著「三島あるいは優雅なる復讐」飛鳥新社出版を読んだ。驚いたことに正田美智子さんと三島由紀夫は歌舞伎座でお見合いをしたと言う。「春の雪」は三島由紀夫のその思いを描いた、綾倉聡子は美智子妃そのものと著者は推測して解説しています。大胆な仮説と思われるが、著者の緻密な”読み”に納得させられる。「春の雪」新潮連載の終わりの頃、三島は村松剛に”あれは私小説なんだよ”とぽつりと言ったという。後に続く三部は全くつまらなかったし、何故「豊饒の海」四部作としたか疑問だったが、高橋英郎もこの「春の雪」を書きたいがためのカモフラージュと言っている。驚きと共に胸の痞えが降りた感じです。

自然のめぐみ

2010-10-11 09:55:43 | 日記
朝、涼しいうちにウォーキングに裏山へ出かけます。音楽を聴きながらのウォーキングは本当に気持ちが良い。木々の間から漏れる一筋の朝の日のひかり。心に沁みます。紅葉はまだですがこんな自然のめぐみも落ちています。小さいがどれも甘くてホクホク、そして黄金色。栗は好きなのでよく買うが、農家の立派な栗とは比較にならないほど美味しい。自然は素晴らしい!