ばらの花のような紅しょうが、ただの紅しょうがではありません。100％赤紫蘇だけの自然色、美しくかつとても美味、製本教室のOさんの手作りです。築地の高級料亭の紅しょうがは（行ったことはないけれど）こうかしら？と思うほどです。私たちがシェフと呼んでいるように、彼女の味付けはマイルドで品があり、とてもきれいに作ります。若い時にしっかり一流品を食して”味蕾”が確実に覚えているのでしょう。生姜も新生姜で軟らかくて絶品です。
万願寺とうがらしは名前の如く”京野菜”です。京都の錦市場で見つけてからフアンになりました。それから毎年苗を見つけて、庭先で育てています。なかなか真直ぐなものが育ちませんが、何と言っても取立てが甘く軟らかく香りも良い。さっと焼いて鰹節削りをかけていただきます。まさに”京のおばんざい”です。
今年もGさんから二本いただいたオクラが採れる頃となりました。ここ一週間ほど涼しく、うっかりしてしまい早速風邪をひき、忘れていた熱などがでて4，5日を棒にふりました。今朝、オクラの花をみつけその気品のある美しさに風邪が吹き飛んだようです。オクラは花に実がつくのではなく、花と実は別物と言うことを去年知ったのです。世の中いろいろあるけれど不思議です。
イスラエルから帰って死海文書に興味が湧いている今、図書館で再びKKベストセラーズの「死海文書 聖書誕生の謎」和田幹男著をみつけ読んでみた。紀元前200年頃から編まれたこの写本が、キリスト教が成立する以前ユダヤ教が如何に信仰されていたか、旧約聖書と殆ど同じ内容がほぼ完全な形で揃っている事が分かり、原本のない旧約聖書に限りなく近いものと考えられ注目を浴びました。この写本をした教団の人々の戒律は厳しく、極めて敬虔なユダヤ教徒であった事が読み取れたと言うのです。くしくも本年、2011年グーグルとイスラエルの協力により”死海文書”が全文オンライン公開されるそうです。先日、知人のカナダ人にこの話をした所、彼は早速インターネットから死海文書の一部をプリントアウトし見せてくれた。著者は日本語で公開される日も近いでしょうと言っています。
なでしこジャパンが世界のトップに立った。監督は「小さな娘達が粘り強くやってくれました」と言っていました。まるで小さな蟻の群れが象に立ち向かうよう…。また大海原で小さな小魚”スイミー”が大群を成して大きな魚に向かう…こんな事が頭を過ぎりました。思わず拍手を何回もしてしまった。胸が熱くなった。大和なでしこはひたむきで芯が強い、日本女性の美徳だ思う。”あきらめない”いい言葉です。
Ｎ大のエクステンション講座、”英語を楽しく”の10回が終了した。先生は眼が深い緑で、見つめられたら吸い込まれそうなカナダのアラン。30代から60代とみな環境の違う人達が集い楽しんだ。楽しんだなどと書いたが、思うように気持ちを表現する事が出来なくてストレスも溜まった。わざわざ湯河原からやってきていつも情熱的に語っていたＡさん、静かにペラペラのＢさん、夢たくさんのＣさん、そうＮ大の女子学生さんも一人いました。折角の一期一会、駅の近くの小さなお店でプチ・ディナーを共にしました。やはり…皆さん、すべてがワ・カ・イなあ～。
我が家のキッチン・ガーデンなんていうと格好がいいけれど、一畳ぐらいしかない土地にフルーツ・トマトを三本植えました。一房が全部赤くなるまで待ったので、首が痛くなった? フルーツと言うから甘さは強いがトマトらしさがなく、物足りない味です。でも、木で赤くしたのでこれは満足。以前お友達のOさんに頂いた中玉トマトは味が濃く実に美味しかった。甘みとトマトらしさのバランスが良かったと思う。そしてヴァチカンのマーケットで買った中玉トマト、これも忘れられないトマトの味、美味しくて孫たちもぱくぱく食べた事を思い出します。
近くにインド料理レストラン”タージマハール”が開店し人気です。早速いつもの四人組で行って来ました。ナンは焼きたて、この大きさを見てください。5、6種類もあるカレーの中から2種類選べます。スープも南瓜、トマト、鶏から好きなものを…。マサラチャイまたはコヒーがつきます。トマトとラムのキーマカレーとダル豆カレーの辛さ３（0から5まで）を頂きました。ナンは焼きたて、釜の前で盛んに生地を伸ばしています。日本人の口に合わせていると思うのですが美味しかった。ナンは何と御代わりが出来る。1260円でタンドリーチキンまでついているのですよ。でもタンドリーチキンはスパイシーながら旨味が足りません。多分ヨーグルトを使っていないと思う。スタッフ5人がすべてインドの人、ニコニコせっせと働いて、気持がいい。身も心もストレス解消！
佐野洋子対談集人生のきほん、（講談社発刊）西原理恵子とリリー・フランキーの対談を読んだ。ベスト・セラー「百万回生きたねこ」の作者佐野洋子さんとは高等学校の同窓生で、三年生の時一緒に生徒会の委員をした事がある。当時からユニークな少女で、ビン底の円い眼鏡をかけ、よく遅刻はするし髪はボサボサ、いつもわが道を行くという感じでした。著書に出てくる父親は同じ高校の教頭先生でした。彼女の本を何冊か手にはしたのですが余りにも言葉が汚くて（彼女の正直な生き方を絶賛している人に叱られるかも…）いやになりいつも頓挫。この対談集も当地の方言「…じゃん、…さ」のオンパレードですが対談者に緩和され読み終えた。あの彼女が二度も結婚していたなんて驚きです。周りの人とは違う個性が際立っている、その個性が魅力で近づく人も多かったのでしょうね。
大きな買い物をしてしまった。十年弱乗っているヴィッツ、しかし走行距離はたったの3万キロ余りで今年は車検です。新しいヴィッツが先日発売されたばかりです。いろいろ考え乗り換える事にしました。社会情勢から今、中古車市場は需要が多く供給が追いつかず高値と聞いています。チャンスです。新ヴィッツは同じ1000ccでもこれほど違うかと思うくらい馬力がある。内装はコンパクトにまとめられていて省エネタイプとわかります。ヴァージョン・アップが”ご名答”で運転も快適。早速交通安全、お祈りに行って来ました。