Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

コストコ

2008-07-31 15:32:09 | 日記
アメリカの会員制倉庫型店舗、”コストコ”が横浜へやって来た。娘に誘われ行って見た。年会費は4200円。倉庫型と言う通り、巨大な倉庫にありとあらゆる生活用品や食料品が沢山並んでいた。購入出来る最小単位が、多くて、多くて驚き! パンなどは、ごみ袋とまがうような大きな袋にバターロールやクロワッサンが、ドサッと入っています。ピザは、直径50cm程のものが焼きたてで1500円、直径50cmですよ。サラミ、チーズも沢山のっている。安くて美味しい。本場アメリカの大ぶりのベーグル、12個で600円、もっちりした食感、とても味のある美味しいベーグルです。マリネされたモッツァレラチーズ、700gで1800円、勿論、ワインのお供に。見て選んで楽しんで、満足して、当にレジャーなんですね。買いませんが、写真はパーティ用のケーキ60人分です。でも…お安いの。アメリカは大きい!!

ヨコハマ・ハワイイ・フェスティバル

2008-07-31 13:55:55 | 日記
娘が親子でフラダンスの教室へ行っている。「ハワイイ・フェスティバル・2008」で踊ると言うので観に行ってきた。フラの最高指導者ジョージ・ナオべが、七年前からプロデュースし、ハワイ最後の国王カラカウア王が1881年国賓として横浜港に上陸した、と言う歴史的背景から横浜で開かれて七年になるそうです。
会場は国内最大級の大型客船発着所、2002年に完成した”大さんばし”です。ウッドデッキと芝生で波を打つような独特のデザイン、”くじらのせなか”と呼ばれているそうで周りの風景とマッチした優しい感じでとても良い。ホールに続く回廊は、バリアフリーで船倉を思わせる木作り。波に揺られる感じで降って行くとホールになる。これは国際コンべで採用したイギリス在住の二人の建築家のデザインだと言う事です。
そう、方々のフラダンス教室から大勢の生徒さんが参加していた。三十代から四十代前半のお母さん達。知力体力ベストの年代の人達ですね。娘も手製のドレスでフラフラと楽しんでいた。勿論、孫は可愛かったあ。上手でした。でもね…やはり突き詰める所、観光誘致です。

奇縁まんだら

2008-07-30 09:02:37 | 日記
瀬戸内寂聴著、日本経済新聞社刊、「奇縁まんだら」を読んだ。寂聴が晴美の時代から、いやその前、学生時代から出合った偉大な作家との縁が書いてあり、興味津々であった。女子大時代、お能を観に行った能楽堂で白絣の上布に夏袴をきりりとつけて、惚れ惚れするような美男の島崎藤村に出会った事、この瞬間、「小説家になろう」と言う意志がゆるぎないものになったと書いています。正宗白鳥、川端康成、三島由紀夫、谷崎潤一郎、佐藤春夫…と錚々たる面々。しかも彼女がまだ駆け出しの時代に出会っている。特に三島由紀夫には「愛の渇き」がとても面白かったのでファンレターを出したとの事。その返事が来た。それは、「ファンレターの返事は一切出さない主義だけれど、あなたの手紙はあんまりのんきで愉快だから…」と言う事で、何回か文通をした。寂聴の最初のペンネーム三谷晴美。三島由紀夫が選んでくれたそうです。
その後、家に招かれ初めて会い、彼の瞳がきらきらと暗闇の猫の目のように金色に輝いていて、これが天才の目というものかと感動したと書いています。天衣無縫の寂聴と個性の極めて強い三島との隠れた交友を知り、ある種の共通点が二人にはある…いろいろ考えて見ると理解出来る。画は横尾忠則の三島由紀夫。

我が家のピカソ

2008-07-22 18:11:39 | 日記
八歳の孫娘が私の顔をスケッチしました。「動かないで、動かないで」と鉛筆を走らせて二十分…。凄く雰囲気が出ていて、驚きました。特徴を掴む、鋭い観察力を持っていると思うんですが…。(ババばかかな…)これが、少々しつこい?ブログを書いている私です。タイトルをクリックして絵を拡大して見て下さいね。喉の横縞まで描いています。

物語 大英博物館

2008-07-19 17:37:42 | 日記
N大で”日欧比較文化論”を聴講している。フランス語の先生ですが、シラバスに美術館、博物館学と書かれていたので、聴く事にした。とても身近な美術館、博物館学で、知らなかった事も多く面白い。ミュージアムのルーツは、BC、3Cエジプトに発生した”ムセイオン”と言われていたものだそうで、ギリシア神話のムネモッシュ(記憶の神)から来ている。ですから最初はパピルスによる書物の収蔵、図書館だったと言う事です。 前期のまとめに美術館、博物館に関する本を読んで4千字のレポートが科せられた。
聴講生はパスしていいのですが、興味があったので挑戦してみた。出口保夫著「物語 大英博物館」中公新書。読んで面白かったのは、大英博物館はイギリスが七つの海を支配していた時代に、各国から奪取して来た物が多いとよく言われているが、著者は「調べてみると大半の収蔵物は旧植民地とは何も関係がない」と数字を挙げている。そして、幾つかの国から貴重な収蔵物の返還を求められていることには一切、触れていない。あとがきで次元の違う問題なので、次の機会に述べたいと書いているだけ。この問題について、私は多くの専門家の見解を聴いて見たいと思った。如何思いますか?

カマス;のお刺身

2008-07-18 15:45:45 | 日記
熱海の製本教室の黒一点、Uさんが家の前の海で朝釣って、お刺身にしてご馳走して下さった、カマスです。ぴかぴか光っています。綺麗ですねえ。甘くって、コリコリして、美味しかった。お金では買う事の出来ない贅沢を味わった。お皿をご覧下さい。またこれは彼が焼いたお皿です。暖かみがあり、既製のお皿ではなさそうなので、お聞きしたら、彼の作品との事。楽しい、面白い事を言っては笑わせてくれる、製本教室にとってUさんは貴重な存在です。

見出された恋  ー「金閣寺」への船出ー

2008-07-14 09:41:59 | 日記
”見出された恋”岩下尚史著 (株)雄山閣を読んだ。「昭和一代の文人に恋を仕掛けられし某夫人の回顧談を小説に仕組み、人事に実名を当てぶりの虚事ながら、或いは綺語の隙に一縷の真の覗く事もあらんかと…」と作者は書いています。ここは作り事か?真実か?などと考えながら、「仮面の告白」などを思い浮かべ読み進め、面白かった。若き日の三島由紀夫の恋を描いたとあるが、主人公は男、とか小説家で名前は出て来ない。能や歌舞伎が好きで、恋人の彼女にとってその男の魅力は知性であり、育ちの良さであり、声の響きであり、澄んだ瞳の美しさであったと言う。そうなんですね。三島由紀夫、私も好きな作家です。「春の海」のあの細かな描写、品のある綺麗な文章が…次第に血の匂いの漂う「奔馬」「暁の寺」と続いて行く。何処でどうなったのか、彼の最後を考えると理解し難いが、彼独特の”美学”であったと?
余談ですが、恋人の着物の柄や色の描写が細かく書かれていてとても美しい。その中に「白地に錆朱で三嶋菊を染めた単衣に、帯も黒地に同じ三嶋菊…」とあります。柄が三嶋暦に似ていることから、”三嶋手”と呼ばれている陶器に描かれている単純な菊の花、三嶋菊とよばれているんですね。初めて知りました。

バレエ団のピアニスト

2008-07-09 18:45:24 | 日記
感性溢れる絵を描くフジコ・へミングは画家でロシア系スウェーデン人の父のDNAを受け継いでいる。音楽的感性は母親から…父親からは絵の才能を…。幸、薄かったと書いているが、こんな幸せな事はないと思う。絵には人生を描き込んでいると言う。細い一本の線にも悲しさ、寂しさが滲み胸を打ちます。(彼女の半生記を読んだからかも知れませんが…)しかし全体的には持ち前の天真爛漫さは失っていない。優しさが溢れ暖かさが伝わって来る絵です。何回見ても飽きない。深く心に沁みる良い絵を描くと思う。ピアノと言い、絵と言い彼女を見直した。今更…なんて言わないで下さい。

フジ子・へミング

2008-07-09 12:19:18 | 日記
あまり興味のなかったフジ子・へミングのCDを聴く機会を持った。憂愁のノクターンや奇跡のカンパネラのソロが良かった。鍵盤から流れるように出る音は綺麗でキラキラ輝く星の様であったり、小川のせせらぎであったり、優しい気持ちになります。好きになりました。「間違っても良いのよ、自分の気持ちで弾けばね」とテレビで話していました。ショパンやリストを弾いていて、間違ってはねえ…。「100人のリストやショパンがいてもいいじゃない?」と言う。彼女なら納得です。解るような気がします。あまり幸せな半生ではなかったようですが、とても良い絵も描きます。画集”青いバラの夢”の絵は素敵です。上手と言うより彼女の感性が溢れていて、心を惹きつけます。

七夕、ハンドベルコンサート

2008-07-08 18:13:22 | 日記
月一回の歌の会。先生の七夕のハンドベルコンサートが沼津の東急ホテルであった。昨年のクリスマスに続いて又、私たちのコーラスも入れて下さった。”恋は水色”と”夜明けの歌”の二曲。月に一回の練習なので、先生は「大きな声で月に一回、歌っています」と紹介しました。そうなんです、ただ大きな声で歌うだけです。私はこの二曲はもっと柔らかく気持ちを大切にして、雰囲気を出して歌いたいんですが、先生は正統派、芸大声楽科出身ですから、そうもいかないのでしょう。
終わってから、見知らぬご婦人二人が「とても良かった、来年も聴きに来る」と何回も言って下さった。恥ずかしいやら、嬉しいやら…。選曲が良かったんですね。気を良くしてもう少しがんばろうと思ったのであります。