三浦しをん著、光文社発刊「舟を編む」を読んだ。辞書編纂過程とそれに携わる人々の話、とても面白かった。主人公は馬締光也、まじめみつやと読む。(笑えるでしょ?)辞書の編集にのめり込むような人ですから非常に真面目で要領が悪く、嘘もお追従も言えない愛すべき人。登場人物は個性的ですが皆あたたかい優しい人間で本当に癒された。言葉の意味の追求も面白かった。私は何事にも”こだわる”と言う事が大好きで、それは良い事と思っていたら、「拘泥する、なんくせをつける」と言って「いい意味で使ってはならん言葉」と出てきて驚いた。どうしよう?まじめさんの好きな”ヌッポロ一番”もたべてみたあい。