ボランティア、今や全く当たり前の事です。十年程前、視覚障害者のための音読テープ吹き込みのボランティアをほんの短い期間した事がある。突然、私を襲ったプライベートなショックにより、長い間、精神的に立ち直れず、人様のために…などととても考えられない状態が続いた。今でも人様のために…は出来ない。
しかし、熱海の図書館で素晴らしい製本の先生に出会い、古書の修復のボランティアをする事になった。熱海市立図書館の核となっている坪内逍遥の寄贈本、その内の和綴じ本400冊の綴じ直しを始めました。江戸時代や明治の和綴じ本、日本に三冊しかないという貴重な本等にも接する事が出来、何とも言えない”しあわせ”を今、感じています。人様のためにではなく、世のため…と、思いは壮大になった。いやいや、本来ボランティアをする事は自分のためなのです。自分のため…です。
しかし、熱海の図書館で素晴らしい製本の先生に出会い、古書の修復のボランティアをする事になった。熱海市立図書館の核となっている坪内逍遥の寄贈本、その内の和綴じ本400冊の綴じ直しを始めました。江戸時代や明治の和綴じ本、日本に三冊しかないという貴重な本等にも接する事が出来、何とも言えない”しあわせ”を今、感じています。人様のためにではなく、世のため…と、思いは壮大になった。いやいや、本来ボランティアをする事は自分のためなのです。自分のため…です。