Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

母が…。

2008-02-18 19:30:12 | 日記
母が逝った。突然の事で驚いた。しかし、もう94歳。少し歳相応の事もあったようだが、何事もきちんとしていて、気も強くプライドの高い母だったから、最後の顔はとても綺麗だった。息絶える寸前までテレビ”宮廷女官チャングム”を見ていたと言うし、身の周りの事は自分でしていた。ニ、三日前は近所の商店で買い物もしていたと言う。近くに居て何でもっと話し相手になってあげる事が出来なかったか、悔やまれて、悲しくて悲しくてたまりません。ブログには載せたくなかったがこれを通過しないと私は次のステップを踏み出す事が出来ない。

トラや

2008-02-08 10:01:01 | 日記
南木佳士は好きな作家です。芥川賞のダイヤモンドダスト、医学生、冬の水練、天地有情、映画にもなった阿弥陀堂だより、など読んでいる。彼の書いたものはどれにも優しさが溢れ、医者にありがちなエゴとか自惚れがなく気負いもなく読後は気持ちが癒されて良い先生と思わず本を私は撫ぜてしまう。飼い猫のトラにうつ病である医者の私が癒される。毎日、生死に関わる厳しい現場に接しているのに、ふとした事から命のはかなさ、重みを猫からも教えられ、うつ病の私は目覚める。
私は猫は大嫌い。でも…このトラが好きになった。可愛いと思った。それは先生の優しい眼から伝えられたトラなんですね。

私の豆雛

2008-02-03 12:36:38 | 日記
変った豆雛を集めました。焼き物や木製。奥に見える大内人形は30数年前、夫が山口へ仕事で出張した時、買って来ました。大内雛は室町時代からの歴史があり渋い朱に大内氏の家紋大内菱が金箔で貼り付けてある品の良いお雛様です。本物の漆、金は30数年たっても変らない。山口県の伝統工芸品です。
もう一つ大切にしているのが、真中にある笠間焼きのお雛様。ある方からお土産に頂いた。とても素朴で色合いといい単純な作り、凄く気に入っています。笠間焼きの誕生は江戸時代だそう。古典的、京都風に飾ってあります。

吊るし雛

2008-02-03 11:56:26 | 日記
お雛様を飾る時季になりました。吊るし雛は私の手作り。ここ5、6年で一基80個の雛を付けた物を六基と25個ぐらい付けた小さな物など数基作りました。勿論、布地はすべて古布の絹地を使った。私の子供の時の着物や母の着物なども使いました。縫い糸も絹糸と凝りました。眺めているとこの端布は誰の着物だったかしら?など楽しみにもなる。
目じりの下がったお人形は可愛くて、ほのぼのとしますね。犬、羊、鼠、梟、鶯、鳩、金魚などの鳥類や小動物もいます。皆、古来からの謂れのあるものです。一針、一針縫っている時は心が癒されます。