Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

製本教室 ボランティア

2010-07-31 09:04:15 | 日記
熱海図書館の夏のイベント”小学生の絵本製作教室”をお手伝いした。10組の親子の参加です。基本的には私達の製本と同じですが、絵本なので少々違う。力のいる工程もあり、小学低学年は大変、その辺りをお手伝いした。一日目は製本の9割を仕上げ、一週間後までに子供達は物語を作り絵を描いて来ます。その絵本をまとめ出来上がる。教え方や手際が悪く反省しました。如何に解り易く説明するか、難しい事です。

暑気払い 三人の会

2010-07-30 13:25:36 | 日記
当市の隠れた名店、イタリアンのラガッツオで暑気払いをしました。年に3、4回開く三人の会です。いつものように3時間ぐらい喧々諤々、本の話、健康、社会の事など知識の多い彼女達はいつも私の先生です。先日NHKで放映された免疫学者多田富雄の亡くなる寸前のメッセージ”寛容”の話で終わった。現代の日本、欠けたものを再生していく土台は誰もが同じフィールドに立って許しあえる”寛容”の精神を持つ事ではないか…と言うこと。私のこの夜のお喋り、許してください。
ブルスゲッタに始まり赤烏賊のソティ、胡瓜のサラダ、ピッツァ、とり手羽のバルサミコ煮、デザートと何時もながら、すべてオーナーシェフの手作り、田舎風がいい。スカモルツァチーズと枝豆のピッツァがさっぱりしていて生地はもちもち、とても、とても美味しかった。メニューには出していないと言って奥様が勧めて下さった。スカモルツァチーズは水牛のチーズをスモークしたものでした。

トマト 2010

2010-07-27 09:29:29 | 日記
やっと収穫出来ました。友達のGさんが実生から育てた苗を3本下さった。私の好きな中球です。房で取りたいと思いひたすら待ちました。野鳥は良く知っていて完熟したものからつつく。ネットの袋をかけて末端まで赤くなるのを待った。やっと3房取れました、立派でしょ?自分の庭で作るのですから完熟にしたい。トマトは少し赤くなったら取って置いておくと赤くなると言うが、こんなトマトは食べたくない。
My Kitchen gardenの綺麗な真っ赤なルビー。完熟で実はしっかり、美味しい。

大岡信ことば館

2010-07-26 14:44:20 | 日記
大岡信の文藝資料や所蔵書籍、美術品などを展示し、ことばの魅力や学びの楽しさを伝えるために造られた展示館。まだ新しい。
面白い写真を一階展示場で見つけた。1986年、大岡信の「炎のうた」をシャンソン歌手ジュリエット・グレゴが歌にして披露した時の写真です。ピアニストであり作曲家でもあるグレゴの夫も見えます。皆若い…。
昨年、グレゴのコンサートを横浜で聴きました。2、3年前今年が最後と言われ聴いたが、また出かけてしまった。最前列の席が取れたので彼女に私の作った古布の”はいはい人形”を贈ったがフランスへ渡ったかしらね?

荻野アンナ先生

2010-07-26 13:32:48 | 日記
当市”大岡信ことば館”で慶応大学文学部教授の荻野アンナさんの講演会があった。フランス文学者で小説家、たくさんの文学賞を受賞し、金原亭駒ん奈と言う芸名を持つ落語家でもあります。短編の名手太宰治の「トカトントン」を教材に洒脱な解説の中にも学問的解釈も話してくださりとても有意義な二時間だった。やはり太宰治も三島由紀夫と同様、言葉遣いがうまい。余談ながら三島由紀夫は太宰が大嫌いだった。
慶応の学生の期末試験に太宰の問題を幾つか出し、その中の一つ”太宰治を1千回書きなさい”と言う問題を選び650回書いてギブアップした学生の答案用紙を実際に見せてくださった。先生もユニークなら生徒も…ね。
モンテニューが16世紀に言った”人間は天使でも動物でもない。そして不幸な事に天使の真似をしようとすると動物になってしまう”を17世紀にはパスカルが言っている。先生は「本当の文学の伝統はこうして伝えられるものです」と締めました。「走れメロス」は津軽弁では「はっけろ、メロス」。彼の故郷金木町には津軽弁の「走れメロス」が売られているそうです。読んでみたい。

三島由紀夫 「日録」

2010-07-25 20:26:19 | 日記
安藤武著、三島由紀夫「日録」(発行所未知谷、1996年発刊)を読んだ。猪瀬直樹が「ペルソナ三島由紀夫伝」を書いた時、安藤武の蒐集した「日録」は無味乾燥な研究書と違い三島由紀夫の息遣いが伝わって来ると帯に書いているので、これは読み物としても面白いのでは…と購入しました。実に面白かった。彼の45年の生涯の毎日が手に取るように解り、存在が身近に感じられ迫力があった。熱海で執筆した事や、ペンネームの三島は修善寺の新井旅館で恩師清水文雄と話し修善寺へ来る途中の駅「三島」で、そこで仰ぎ見た富士の秀峰から決まったなど、既に知られているところです。13歳から歌舞伎好きの祖母と月に2~3回歌舞伎を観ています。観劇帳を作り、後の文章表現、言葉の豊かさの原点になったと思う。毎年1月2日には鎌倉の川端康成の家へ年賀に必ず行っている。川端康成を大変尊敬していた事が良く解ります。
では最も重要な事、いつ頃から自決への道を歩み始めたか?私はその萌芽は身体を鍛えるべく早稲田でボディビルを始めた、昭和30年30歳の時…だと思った。後に文武両道と言いながら剣道も始める。”切腹”にも興味を持ち、そこに美を求めた。自決へ加速したのです。
美しい細やかな表現や耽美をもっと深く追求して生きて欲しかった。政治には興味がないと言っていた彼でいて欲しかった。著者の綿密な蒐集力の素晴らしさに脱帽。

猪口先生と懇談

2010-07-23 14:18:52 | 日記
最後の授業が終わり(私は時限を間違えてミスしてしまった)お忙しい中、N大15号館カフェで社会人聴講生との懇談の時間を受けてくださった。また尚一層先生のフランクなお人柄に触れられ、選挙の事やこれからの抱負”参議院の改革”などを話してくださり、とても有意義な一時間でした。
スイス概説では、スイスは永世中立国で平和な良い国と羨ましく思っているが、婦人参政権は1971年に制定、何処の国とも交わってはならないと言う枷もあり、苦労もあると言う事。しかしこれも2002年、国連に加盟する事によって中立を脅される事もなくなったそうです。こう言った話はやはり現地で軍縮全権大使をなさっていた先生ならではの事でしょう。知識を深める事は楽しい事です。こんな田舎で贅沢な機会を持つ事が出来、感謝感激しています。

ラタトゥイユの冷製パスタ

2010-07-22 09:24:48 | お料理
夏野菜がたくさん食べられるフランスの田舎料理、ラタトゥイユは好きな一品です。一昨日、夕食に作り、残りを冷蔵庫で冷たくして置いた。今日の昼食は冷製パスタとなりました。あっさりしていますが、スープには野菜の甘みが全部出ていて、注いだ白ワインが旨味を増し、ローリエが香り、そのラタトゥイユがパスタにからみ美味しい。しっかり作ってあるラタトゥイユのお陰です。トマトは完熟のフレッシュを使っています。これがキー・ポイントだと思う。庭にバジルがあったのに…忘れてしまった。

北欧旅行記

2010-07-21 11:05:02 | 趣味
昨年のデンマーク、スウェーデンの旅行記を纏めました。北欧は家具、調度品、食器、アクセサリーなどあらゆる物の斬新なデザインの宝庫です。それに似合うような装丁をして見たつもりです。この大胆なマーブル紙を持ってきたので少しは近づけた感じがしていますが…。

猪口邦子先生の…

2010-07-20 17:53:34 | 日記
四月からN大で猪口邦子先生の西ヨーロッパ概説を聴いて来ました。半期と言う短い期間での講義でしたが、大変解り易く有意義な楽しい時間でした。先生は大使を勤め、また、大臣にもなられその経験からの講義はとても身近に感じ、理解し易い西ヨーロッパ概説だった。これからの日本を背負う学生達にまず日本を理解し、多くの知識を得て挑戦して欲しいと激を飛ばしていました。気取らず自然体でフランクで、失礼ながら可愛い。フアンになりました。こんな機会を持てた事、本当に嬉しかった。政治の勉強を国際的になさっていらした先生、これから参議院議員として日本のために是非ご活躍頂きたいと願っています。私の手製の文庫本カバーと和綴じの康熙綴じをプレゼントしました。何と知的な…と言って喜んで下さった。