オルター・スコットはスコットランドの有名な詩人、作家です。確かエディンバラの谷間に銅像があったと記憶を(40数年前)している。読んでみようと図書館から借りてきた。驚いたことに明治37年発刊で80銭と書いてある。頁をめくるにも破れそうで怖くて正座してちょっと見て返しました。貴重本と言えばそうですが…。エレナと言う美人を取り巻く恋物語。ロッシーニはこれをオペラにして1800年の初めイタリアで上演したと言う。
キッチンやシャワールームをシェアする最初に知り合ったメキシコのアン、日本へ行ったことがあると言うメキシコの女性を紹介してくれたそうです。彼女たちは同い年だが本当に優しいとRちゃんは言っています。孫娘は寒くて寒くてコートを羽織っていますが、メキシコのお友達はノースリーブだったり、お腹が出ていたり??。ヒートテックのタイツをばあさまは今日送るのですよ。
授業が始まりました。語学留学でないので内容を選びカルキュラムを組んだらしいが相当難しいらしい。アメリカからの留学生はまだ一年生で四年間エディンバラで学ぶ女性もいる。一緒のグループになったら、さすがアメリカ人先頭に立ってプランを作り皆に計った。孫娘は驚いたそうです。60ページにも及ぶパンフレットを読んでくる宿題がでた。解らない単語が出てきたのは初めて、彼女は怖気ずいたらしい。”井の中の蛙大海を知る”です。教えてやらなくっちゃ❣ 相当ナーバスになってお腹を壊してしまった。早速ばあさまはレトルトのお粥とヒートテックのタイツを送ります。写真は同い年のメキシコのお友達。
孫娘は結構始末やです。寒いのでコートをエディンバラのチャリティーショップで買たそうです。お洒落な色合いでまさにブリティッシュ・スタイル。素敵、素敵!。ローヤルブルーが冴えている。30ポンドぐらいだったと言いますから4.500円ぐらいかな?もう寒くて手袋も欲しいと言っている。勉強が始まり授業の予備知識として60頁もの英文が宿題として出され、さすがにふぅ、ふぅ言っている。真面目ですから、もう少し放る所があってもいいのではないかな?。ホームシックにもなりかけているらしい。お友達はたくさん出来たと言っているから(毛色が違うからね)…まだ授業が始まってほんの2,3日これを乗り越えれば楽しくなるでしょう。語学留学ではないので、大変な事は分かっていると思う。センシティブなばあさんは偉そうな事を書いているが一喜一憂してね…困ったものです。
お友達から満月が綺麗に見えます…とメールが届いた。写真に撮ろうとずっと用意していたが、厚い雲が一部鎮座していて私の家からは見えない。2時間ぐらいしてからその雲を通ってやっと顔をだした。薄い雲をまとった満月をキャッチできた。彼女の家は私の家より高台にあるので早く望めたのでしょう。8年ぶりの満月ですってね。 里芋、落花生、生姜、お団子をテーブルに並べ、花瓶にはすすきと鶏頭の花を飾り…月では兎がお餅をついている…なんて考えた胸が痛くなる懐かしい、懐かしい思い出。母が若かりし頃、”尾久の小町”と言われた(そうです)整った顔が浮かぶ。
どう考えても不思議なお米です。でも日本のお米と同じように稲ですね。でんぷんはうるち米より多いから茹でて使うらしい。でもさらさらで、もちもちしていない。かのロングライスとも全く違います。初めて知りました。新しい経験はワクワクする。もう少し長生きしようかなあ~。
長女が来て”ビリヤ二”と言う東南アジアの珍しいお料理を作ってくれた。インド、パキスタンが本場でバスマティ米と言う春雨を1~1.5センチぐらいにカットしたような、細長い香り米と言われるものを使ったドライカレーのようなものですが、スパイシーでこんな食感の料理は食べたことがなかった。鶏肉をスパイスに付け込んで焼き、蒸したバステマ米と一緒にして食べるのですが、大げさに言えばン十年生きてきてもう近くにEnd of my lifeが迫って来ているのに今まで味わったことのない最高の旨さ(美味しい…なんて簡単に表せないうまい、旨いです)でした。それはそれはたくさんのスパイスを使う。元はイスラム教徒が結婚式やお祝の時の食事だったといいます。今では屋台で食べられる国民食だそうです。