Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

画文集 炭鉱に生きる

2011-09-28 17:59:03 | 日記

先日”世界記憶遺産”に登録された山本作兵衛の画文集「炭鉱に生きる」(講談社)を見た。1967年、昭和42年に発刊されている。明治、大正、昭和の初期迄の炭鉱労働者の姿を細密に描いた絵が世界記憶遺産に指定された事に世間は驚いたばかりです。山本作兵衛は60歳半ば、昭和33年頃から炭鉱での生活を孫の代まで残し伝えたいという思いから、ひたすら正確に描き始めたそうです。絵に見るように狭い坑道を女性は上半身裸で石炭の籠を運んでいる、その過酷さに驚きます。時として子供も動員されたそうです。坑内での労働だけでなく、彼等の庶民的生活感情も描かれていて炭鉱の衰退している今、まさしくこれは”記憶遺産”でしょう。

 


ハロッズの紅茶

2011-09-28 16:42:52 | 日記

ハロッズの紅茶なんて何処でも手に入る…と言われそうですが、量り売りの紅茶、最高にフレッシュ、婿殿のイギリス出張土産です。しかもポピュラーな14番や16番ではありません。私のリクエスト”ジョージアン・ブレンド”、缶入りはあったのですが量り売りがなく、それに近い”ハロッズ・ブレンド49”を勧められたそうです(右の袋)。ジョージ王朝時代の紅茶はどんな味か?勿論解りませんが、気のせいかクラシックな味で私はファンなのです。フード・ホールの紅茶売り場は種類も多く壮観です。時季には新茶もあります。ハロッズへ行ったら、ぜひ”量り売り”を試してみては…?


鮎ご飯

2011-09-27 16:25:37 | お料理

お友達に鮎を数匹頂いた。7~8㎝ぐらいの小振り。鮎ご飯を勧めてくださった。まず鮎に塩をして焼いて香りを出します。お米に昆布だし、お酒を入れ白だし醤油で味をつけ、生姜の千切り少々を加え焼いた鮎を並べ炊き上げました。まあ、何と香ばしく上品な味で美味しいのでしょう。鮎は骨ごと頭から食べられます。お腹の苦味が(小さいので少しがまた良い)味の付いたご飯とマッチして美味しかった。これぞ当に繊細な和の味、日本人って凄いわね?


深紅の情熱展 ーブルーノ・タウトー

2011-09-26 15:11:02 | 日記

展示会、講演会は熱海、起雲閣で開催された。展示室の一角に講演会場をつくりパネルや図書、家具などの展示が狭い部屋を上手に使って見学し易く、ブルーノ・タウトの名に恥じないレイアウトであったと思う。タウトに関するこれらの本はボロボロであった物をYさんが製本し直したものです。ケースも作り立派です。


画帖  桂離宮

2011-09-26 14:55:21 | 日記

製本教室のYさんは旧日向邸保存会の会員として熱心に活動しています。ブルーノ・タウトは桂離宮を見て「泣きたくなるほど美しい」といい、少なからず影響を受けたらしい。これはYさんが桂離宮画帖を作り巻物として仕上げました。巻物は数枚を貼り合せて作るのでとても難しいが器用なYさんらしくきちんと美しく出来ています。


旧日向邸保存会 講演会

2011-09-26 13:46:01 | 日記

熱海市にブルーノ・タウトの建築として日本に唯一残る旧日向邸があります。日独交流150周年を記念して保存会の会員である駿河台大学の太田隆士教授が「タウトと旧日向邸ー四つの謎」と題して講演した。世間で言うブルーノ・タウトはクウェスチョンが多く、まずタウトはユダヤ人ではない。ドイツでの迫害を逃れて日本へやって来たなどと言う事は疑問…と先生は言っています。学者は正論を求める時、まず疑いを抱き重箱の隅を突くようにして洗い出していくのだとお話を聞いてつくづく思った。保存会会長の挨拶がとても面白くこうした話を聴きたいなあ。次回のパネル・ディスカッション、期待します。


蜜蝋キャンドル

2011-09-23 08:51:47 | 日記

台風15号の直撃を受けました。暴風雨が強く夕方6時少し前から停電。何回かついたり消えたりしていましたが、ついに事切れ懐中電灯やキャンドルの出番となりました。直径6㎝もある蜜蝋のキャンドル、ン十年前イギリスのヘンリー八世の居城ハンプトンコートで買ったもの、色も形も炎もすべて美しいですね。アロマ・キャンドルに似て空気が穏やかです。でも3時間しかもたないと書いてあり融けるスピードの早い事!停電は夜中まで続き、夕食もこのキャンドルの下で…シシャモのマリネは良いとしても、里芋の煮もの、茄子の浅漬け…ではねェ。


鬼やんま

2011-09-20 12:53:21 | 日記

夏のなごり…大きな鬼やんまが我が家の門に止まっていました。まだこの近辺は里山もあり昆虫の棲息するせせらぎもあります。体長はレンガの厚さと較べて見てください。15㎝はあるでしょう。もうすぐ彼の一生も終わり…大きな体ですが儚いものが胸に迫りました。

 


敬老の日 By myself

2011-09-19 18:02:36 | お料理

さんまの棒寿司の作り方をNHK、あさイチでみた。さんまが大漁と言われている割りに安くはないが作ってみました。さんまは酢じめにする。胡瓜のスライス、紫蘇、根生姜のみじん切りをまぜ塩でもんで水を切っておきます。そこに一味唐辛子を少々。酢飯にはごまを入れる。ラップの上にさんま胡瓜次に酢飯を棒状におき、くるくる巻いて30分落ち着かせ切り分ける。一味唐辛子が今までにないお寿司の味を出して不思議に合っています。今日は敬老の日、曽野綾子の言う老いの基本は「自立と自律」、それには手仕事をする、料理をする、一人旅をする、友達と雑談をする、みんな私の好きな事…「自立と自律」、座右の銘です。

 


秋のめぐみ

2011-09-18 08:23:58 | 日記

毎朝5時半に家を出て1時間のウォーキング。名刹龍澤寺の裏に秋のめぐみが落ちていました。いがの皮から顔を覗かせています。つやつや、ころころ…可愛くて美しい。中は濃い黄色、全くの自然なのに味は濃く甘く、ほくほく。ばかに出来ません。