Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

「VIVA! カナリア」 船越 博著 創土社

2012-07-31 10:13:13 | 日記

スペイン領のカナリア諸島の本がなくて、他市の図書館から借りてもらった。著者はかつて領事をしていた。アフリカ北西部の沖合い115キロの大西洋に浮かぶカナリア諸島は、七つの島から構成されて大きな島はグラン・カナリアとテネリフェ島。冬は17℃夏は23℃という抜群の環境のよさ、清潔な街並み医療機関の水準の高さ、風土病は皆無、戦争もクーデターも社会不安もないパラダイス?世界で最も気候の良い都市はグラン・カナリアのラスパルマス市と言われています。テネリフェ島は空気の清浄さが抜群で作家オスカー・ワイルドの医師の父は結核患者を治療するため19世紀テネリフェ島に長期滞在していた。今は日本のマグロ漁船が四百隻近く此処の島に基地として寄港している。美しい声で鳴くカナリアは島原産の小鳥の”フィンチを”カナリア”と呼ぶようになったそうです。「歌を忘れたカナリアは後ろの山に捨てましょか…」と童謡にあるが鳴くのは11月から3月までの求愛期間だけで、しかも雄だけだそうですね。


綿蚊帳生地布きん

2012-07-30 11:33:46 | 日記

製本教室のT先生から”御水屋ふきん”(ティー・セレモニーに使うのかしら)を頂いた。先生は奈良が好きで毎年出かれられる。150年の伝統のある奈良晒し、良質の麻織物の専門店のものです。自然素材の綿で蚊帳のように織った吸水性の良い布きんと書いてありますが、余りに美しい藤紫、テーブルの上にふぁっと置いて楽しむことにしました。

 


割烹小料理 馳走

2012-07-29 09:43:10 | 日記

所用があって静岡へ出かけた。昼食を何処でしようか暑くて探すのも面倒になり、また”馳走”で手提げ京風弁当となりました。割烹料理といってもサラリーマンが健康的な昼食が食べられるような気楽な日本料理屋。少しずつ彩りよく年配者には丁度よい。野菜の煮物の吹き寄せ風が美味しかった。海老の飾り衣てんぷらやしんじょの湯葉包みなど工夫がありとてもいい。鶏肉のテリーヌ、お刺身もマグロは中とろ、烏賊は軟らかく…量は少なくても上質。お味噌汁の美味しかったこと!いいお出汁が出ていてね。


チャイコフスキーがなぜか好き 亀山郁夫 PHP新書

2012-07-28 15:12:07 | 日記

「カラマーゾフの兄弟」の新訳でドストエフスキー・ブームを起こした先生のロシア音楽考。私は民族色豊かな音楽が好き。メンデルスゾーンの”ヴァイオリン協奏曲”よりチャイコフスキーの”ヴァイオリン協奏曲”の方が断然好き。何故ロシア音楽がいいのか?広大かつ厳寒な大地で幾多の困難や抑圧に耐え抜いてきた農奴たちの魂が、悲壮な哀愁や熱情となって音楽の底に流れ心を揺さぶるから。ロシアの文学、音楽、絵画すべてにおいて彼等の辿って来た歴史がこの本の副題”熱狂とノスタルジーのロシア…”であるのでは。先生のロシア留学時代の話が面白い。しかし難しい言葉の使いすぎで,新書であるし「カラマーゾフの兄弟」を易しく訳した先生として如何でしょう。改めて何曲かチャイコフスキーのCDを聴き直した。蛇足、彼ははホモセクシュアリストだったそう。


ロンドン・オリンピックが始まる

2012-07-27 07:39:35 | 日記

いよいよロンドンでのオリンピックが開催されます。立派なメインスタジアムが出来上がりました。これは2009年9月スタジアムを起工した数ヶ月後の写真です。あまり治安も良くない雰囲気の街をぬけた何もない荒地、ブッシュもあります。きっと華やかな街に変身するのでしょう…などど娘一家と話して帰って来ました。周りの地価はどんどん高騰していると聞いていました。昨今のスタジアム付近の変わり様は眼を見張るばかりです。


Oxford English Picture Dictionary

2012-07-26 16:57:19 | 日記

かつて夫の転勤に伴って家族でオックスフォードの郊外に住んだ時、娘たちに買って与えた子供用の辞書です。知人の息子さんが幼稚園で英会話を学んでいると言うので紹介しました。2000語に絵が付いているので子供には理解し易い良い本だと思う。1977年5月の初版本。当時1ポンド500円の時代1.75ポンドで買った。いまは第二版が出ているらしいがこの初版本はさるサイトで7000円の価格がついていた。驚き!

 


N大聴講前期終了

2012-07-25 14:36:37 | 日記

過日新校舎で山田顕喜氏による”TVドキュメンタリーと海外取材”という授業の一環としての講演会があった。彼はN大の創始者山田顕義の曾孫に当たる人。NHKでの経験を話したが、リタイアした人の自慢話みたい。「ドキュメンタリーは観た人の読み取り方が大切である」と言う事が結論だった。昨日でN大の”国際協力論”の授業が終った。世界には各種多くの協力援助機構があり全てを覚えることは名称も似ている事から、ましてや略語となると頭が変になる。220人の学生の中で穏やかなK先生の人柄に触れ、礼儀正しい中国人の女子学生とも知り合い、脳の活性化に大いに役立った。これからの若者たちは生き甲斐のある仕事を求めて世界へ羽ばたける…羨ましいと思う。後期はがらっと変わって「日本言語研究」知人のY先生の講義を聴く。


万願寺とうがらし

2012-07-24 11:33:13 | 日記

京都野菜の万願寺とうがらしが収穫出来ました。毎年書いているが数年前、京都へ行って買ってきた万願寺とうがらしの味が忘れられず、時期になると苗を買って育てているのです。取りたてをさっと素焼きして鰹節をかけお醤油で頂く。今年は甘みがなくてがっかりしました。私の味蕾が慣れてしまって美味しく感じないのかなあ…。以前は感激したのに。


亡き母に捧ぐ

2012-07-22 09:28:34 | 趣味

三年前母が94歳で亡くなった。誰に迷惑をかけることもなく、最後まできちんとした誇り高き母でした。母を送った後、実家の片隅で母の祖母一家との写真を見つけ持ち帰り、皺だらけの写真をリメイクした。製本教室のT先生は表装もなさるので、そのノウ・ハウも教えて下さる。妹を抱く多分30歳ぐらいの母、凛とした姿が我が母ながら美しいと思う。