夏休みに入り小学生を対象の”世界にたった一冊の絵本を作る”イベントが開かれました。図書館の主催に私たちがお手伝いをすると言うわけです。始めてもう5年ぐらいになる。本の中身の冊子をまず作り表紙をつけるのですが、工作をしながら子どもの性格などがすぐ解るので面白い。次の週までに物語を作り絵を描いてくる。子どもたちの発想はユニークでとても面白い物が出来、私たちも楽しみにボランティアをしています。
”Love me tender"の2フレーズを暗譜で弾くことが出来るようになった。初心者ですから持ち方から教えてもらった。先生は足を開いて間にギターを挟むといっていますが格好がよくない。テレビなどで見ると足を組んでいるので真似して見た。ちょっと格好良いかしら?先生は次は”My way"をやりましょうと言っているがコードも学びたい。
梅雨も明け…気温が定まらず変な陽気です。少し早いけれどさっぱりしたものを口に運びたいですよね。私の得意のところてんを作りました。手前の黄色いヒゲのようなものがところてんの元、天草です。これをお酢大さじ1を加えた好みの水量で40~50分煮詰めます。自家製の良いところは結構硬く持っても割れないぐらい、歯ごたえがあるように作る事が出来ること。
寡作の須賀敦子のファンが多いのでスマ・コーン(大橋須磨子)という画家の友達に出した55通の手紙をまとめて出版された。イタリアに長くいた須賀敦子はイタリア人の夫が亡くなった後、日本へ帰ってきたので友人は少なかった。スマさんはアメリカ人の夫とアメリカ暮らし。スマさんは初めて彼女に会った時、会話が魅力的でチャーミングだったと言っている。書簡にもひとり暮らしの寂しさや日本での暮らしに馴染めない様子が滲み出て、所用でイタリアへ戻った時の生き生きした嬉しさが行間に踊っていた。愛する人を失って日本へ帰国しても、全てが虚しくて…悲しい最後です。(数年後病死)ヨーロッパが好きでアメリカに背を向けて生きてきたがスマさんの所へ出かけて以来、永い間抽象でしかなかったアメリカが最も近い「西洋」だったと気づかされたと言う。暖かい、さり気ない文章が好きで須賀敦子の本はたくさん読んで来た。やはりイタリア在住中の彼女は輝いていたと思う。彼女の愛した”アッシジ”へ私の最後の旅として是非行きたいと思っている。
二冊目の本が修復できました。ページもバラバラ破れた見返しなど修理しました。ページは糸で編み直し表紙もきちんと中身につけて出来上がり。ページを編むところに手間がかかる。昭和25年毎日新聞社から出版された熱海温泉案内の本です。昭和25年ですからやはり貴重な本、坪内逍遥のものでした。
ベストセラーに入ったと聞いたが石原慎太郎はあくが強く好きでないので手に取るのが遅くなった。父の兄が新潟で角栄の後援会長を長年していたので身近ではあった。石原慎太郎も歳を重ねて柔らかくなったなあと感じた。一人称で書かれていてさすが文学者(政治家は寄り道だった…)、読ませる。郷土愛だけを携えて政界入りした田中角栄が、人を見抜く才能が働いて成功(?)して行く道のりが解り易く書かれていてとても良い。ドキュメントに石原慎太郎の思いが加えられているとは思うが、反田中角栄だった著者がここまで優しく田中角栄を書ける事に”歳を重ねて己の半生に満足した”人の落ち着きが伺える。蛇足ですが本の中盤1970年オイルショックの時「電力を一番喰うアルミ産業は瞬時に壊滅し、創業可能で残ったのは日本軽金属の蒲原製造所だけ…」と書いているが、自家用水力発電所を持っているこの会社こそが父も夫もそして私も勤めていた会社です。父は専門の強電で創業から…このページを開いて驚いた。
今年はとまとを7本植え今日、7月4日6個を初収穫。ミニとまとは好きでないので中玉です。シルバーセンターのおばさんの孫(S国立大の農芸をでて水耕栽培でフルーツトマトを作っている)が作った1個100円もするフルーツトマトと勝るとも劣らない(ごめんなさい)私のトマトも優しい昔のトマト味で皮が柔らかくて味は少し薄いが美味しい。美しいでしょ?。去年は5本から250個採れたが、今年はどうでしょう?
何か楽器を弾きたいと密かに考えていました。孫娘がギタレレを誕生日のプレゼントに母親に買って貰ったという情報が入ってきた。調べて見たらミニ・ギターの事らしくギターより小型でウクレレより大きい。弦は6弦あるのでギターにちかい。アマゾンにお願いした。届くまで随分時間がかかり、ある日中国から航空便で荷物が届いた。何か異様な臭いがして開けて見たらソフト・ケースの内側がカビだらけ、幸いギターには何も異常はなかった。Karshと言うメーカーで指板がローズウッドなので決めたがアマゾンのご案内にはMade in Chinaとは書いてなかった。まあいいか…でヤマハのギター教室に入りドレミ…がやっと出来ました。孫娘に電話で聞いて"てんやわんや"…どうぞお笑いください。Uチューブにあるアメージング・グレイスを目標にがんばるぞ!素敵なの。
半夏生が雨後の緑に映えて美しい。どくだみ科の多年草で白くなるのは花のがくだそうです。夏至から11日目の24節気の雑節の一つ頃咲きだすと言われ(今年は今日、7月1日)、お百姓さんはこの日までに田植えを終わらなければならない。”半夏生"と言う言葉の余韻やイマジネーションが綺麗でウォーキングの山の中のくぼ地にたくさん咲いていたのを、去年一株頂いて来たらご覧の通り立派になりました。二階のベッド・ルームから窓を開けて、朝一番に目に入るこの純白がとても心に沁みて美しく胸がキュッとします。