Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

無垢の領域 桜木紫乃 (新潮社)

2013-08-28 11:40:37 | 日記

直木賞受賞後すぐに出版された本で、新潮社の情報誌”波”に連載されていたものだそうです。”ホテルローヤル”を読んで彼女は短編の名手だなと思ったが、この”無垢の領域”は彼女にとって長編過ぎた嫌いがある。最後はおっ!と声に出てしまうような彼女らしい結末だったが、いろいろ余分な話が多くたどり着くまで退屈する。折角の筆力も散漫になり、もっと削って削って物語を構成したら”ホテルローヤル”のようなピリッとした短編になったとのでは…と素人ながら思う。


オクラの花の二杯酢

2013-08-25 08:52:19 | お料理

オクラの花を二杯酢で食べました。熱湯にさっとくぐらせたら、お湯が薄墨をたらしたようになった。これは灰汁でしょうか。すぐに冷水にさらしたら冷水が今度は黄色になった。途中いろいろ楽しませてくれる食材です。黄色の花色を汚さないよう二杯酢にしました。とろっとした中でシャキシャキの花、あんなにはかない花なのに…何という食感、主張はしっかりしています。優雅な一品、日本人って本当に素晴らしい。彩りにきゅうりも少々盛りました。


”史実と創作のバランス”NHK”八重の桜”

2013-08-24 15:12:21 | 日記

8月20日の朝日新聞文化面に編集委員がNHK”八重の桜”で八重が川崎尚之助との別れを史実ではないが、愛ゆえの別れと設定した事に史実と創作のバランスがうまいと書いている。新島襄の名が出始め、八重が川崎尚之助をあっさり忘れ、新島襄に引かれていくであろう事が見えて来て不快だった。自立する女性には女性としての心も持っていて欲しい。川崎尚之助と八重の別れが離縁状だけで片付けられたら面白くない。「夫の前を歩く私の妻を誇りに思っている」と尚之助に語らせた別れの場面は大いに泣かせ、ドラマとして盛りあがり私も納得した。編集委員の言う通り”史実と創作の案配”は面白くなるか否か、歴史小説には重要な事がよく解る。”八重の桜”の川崎尚之助が益々好きになった。


同級会 伊豆長岡温泉

2013-08-24 14:02:34 | 日記

中学のクラス会が伊豆長岡温泉ホテルTであった。男性8人女性7人が集まり思い出話に花が咲いた。卒業して既に半世紀以上経っています。驚きです!男性の顔ぶれをみると、当時悪戯な生徒で先生に始終怒られていた人たち…と皆で笑った。秀才といわれた人は既に亡くなり、鬼籍に入った男性は25人中10名、女性は30人中2名、当時55名のビッグクラスだった。温泉はアルカリ単純温泉でかけ流しではない。循環ろ過装置を使っているといい、塩素系薬剤も併用していると聞いて嫌になった。同窓会コースというホテルの儲け路線へ乗ってしまったので食事も良くない。のんびりした田舎の中学の懐かしさだけを胸に我が家の庭先にあるような(?)温泉から帰ってきたのです。


映画 少年H

2013-08-17 09:26:04 | 日記

原作は十数年前、発刊された時読んで面白かった事を覚えている。妹尾河童らしいウイットに富んだ、しかし信念を持った少年がとても印象に残っていた。その後歴史的誤認が多々あるとかで話題になったと思う。食べることに精一杯のあの時代、信念や勇気そのうえに品性を持って生活していた精神性の高い一家を羨ましく思った。編み込みのセーターを作る母に「何で刺繍ばかりするのや」と嫌がる少年…笑ってしまう(私も手芸が好きだから)。空中爆撃を「花火みたいや」と言う少年H、当にその通りで当時私も恐ろしいけれど綺麗だと思った。水谷豊と伊藤蘭もいいけれど、少年Hの吉岡竜輝はもっといい。「自分の眼で見て、自分の耳で聞いて生きる」何時の世も同じ事です。


B級グルメ F焼きそば

2013-08-15 16:55:31 | 日記

日本列島今やB級グルメは花盛り。”F焼きそば”は早い時期、名乗りを挙げて街ぐるみで頑張って来ました。数年前そのF市で開かれたB級グルメ・フェスティヴァルでは最優秀賞に輝いたらしい。その焼きそば屋さんが今やお団子屋に取って代わっていた。ワンちゃん同伴OKのテラスでF焼きそばを食べて見ました。兎に角、麺がモチモチして弾力があり野菜もたくさん入っていて美味しかった。ステーキ用の鉄皿に盛られているので、熱くて鉄板と同じ効果です。これを食べたら、もう他の焼きそばは食べられない感じ。”麺”が命なのですね。ワンちゃんにも「はい、お水」と富士山の湧き水のサーヴィス。日本盲導犬総合センターは近くにあります。


白糸の滝

2013-08-14 10:46:59 | 日記

富士山がやっと”世界文化遺産”として認められ、この白糸の滝もその一環です。結婚したばかりの頃、夫の両親を伴いこの白糸の滝を訪れた事がある。200mの湾曲した絶壁に白い絹糸のように流れる滝は優しく本当に美しい。当時滝壺へ降りる入り口にお団子屋があり、4人で一皿を分けて食べた。夫の父親が若い私が嫌がらずに一皿のお団子を舅たちと一緒につまんで食べたと、とても喜んでいたと後で夫から聞いた。兄弟の多い私にとって何でもない事なのに…。でも決して忘れる事のない懐かしい思い出の一つ、静かで端正な舅が眼に浮かぶ。


盲導犬PRデモンストレーション

2013-08-13 13:50:46 | 日記

盲導犬協会はすべて寄付金とボランティアで運営されているそうです。広報のためのデモンストレーションを見学した。ハーネスを通じて視覚障がい者と心を通わせる。驚いたことは、自分と視覚障がい者の二人が通れる幅や高さを選んで導くことや駅のプラットホームなどで視覚障がい者の踏み出そうとする先が危険な場合、写真のように足元を自分の体でさえぎる事も教えられている。こんな健気さをみると胸が痛くなるが、協会のスタッフは「可哀想とは思わないように…なぜなら彼等は楽しんでやっているのですから」と話していた。楽しんでガイドが出来る性格の犬を最初から選んでいると言う事。私の気持ちは少し楽になりちょっぴり寄付を…。日本ではまだ二千頭の盲導犬が足りないそうです。


シリウスの甥か姪か…。

2013-08-12 15:12:17 | 日記

シリウスの姉妹の産んだ8匹のうちの一匹を見せてくれた。奇しくも(?)イギリスのウイリアム王子とキャサリン妃の赤ちゃんジョージと同じ誕生日だそうです。10匹のパピーのうち盲導犬に適しているのは2,3匹と言う。これからパピーウォーカーというボランティアに8ヶ月間育てられます。こんな可愛い子犬から面倒をみて8ヶ月で別れなければならないのですから、パピーウォーカーのボランティアは覚悟が必要です。パピーの部屋には人間の赤ちゃんの玩具”スヌーピーのジム”のような物ががあった。愛情は人間と同じように注ぐ事が鉄則なのですね。