Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

マルティナさんの靴下

2015-03-30 13:14:57 | 趣味
京都在住のドイツ人マルティナさんは東日本大震災後、自分に何が出来るか考えた時、東北の婦人たちに編み物教室を提供しようと行動に移しました。ドイツの両親は心配して帰ってくるように言ってきました。しかし彼女の長男の「友達を捨てていくの?僕は裏切り者になりたくない」の一言に決断しました。このカラフルな美しい糸が被災地の多くの人たちの癒しになればとドイツから糸を取り寄せました。雑誌に紹介され、私の近くの手芸屋さんにも糸はありました。ウール75%、ポリエステル25%の混紡で靴下には丁度良い。私も手慰みに編んでみたが次は何色でどうなるのかな…とわくわくしながら編める。きっと被災地の御婦人たちの慰めに大いになった事でしょう。(ぽかぽか陽気の今日毛糸の靴下なんて、やっと完成したので…大目に見てください)

菜の花といちごのサラダ

2015-03-29 08:39:20 | お料理
初鰹と季節的には前後してしまったが、菜の花と苺がタイミングよく手に入ったので夕食の一品、サラダにしました。私は”紅ほっぺ”は好きでない。果肉が硬くて酸味が強く長持ちするから生産者やパテシエには好都合、確か当県で開発された品種だ思う。外国の無神経にもスコップで掬って紙袋へザッと放り込んで秤に乗せる苺と同じです。ですからサラダにしちゃえ…という訳。単純なフレンチ・ドレッシングでね。




ブログ 1000 Awesome Things(1000の最高のもの)

2015-03-28 08:26:58 | 日記
過日Eテレで二度もブログ王に輝いたニール・パスリチャのプレゼンティーションを見た。それは、それは面白かった。インド人を父にケニア人を母にカナダで生まれた35歳の彼はクイーンズ大学を卒業し、後にハーバード・ビジネス・スクールで学んだ。彼を変えたのは離婚と友達の自死だった。人間100年しか生きられないのだから、暮らしの中に喜びを見つけて充実感を持って生きたいと考えた。スーパー・マーケットで並んでいて隣のレジが開きそこへ誘われた時やビュフェへ一番乗りした時など本当に嬉しいじゃありませんかと皆を笑わせる。幸せになる条件は①前向きな姿勢 ②豊かな感性 ③本当の自分、この三つだと言う。落ち込んだ時一呼吸して前向きに考え直す、小さな事に感動し自分を取り繕わず本当の自分を出す。新しいシーツに包まれた時の幸せ感、友達の大男の唯一の趣味がニードル・ポイント、でも彼は刺繍をしている時が一番楽しくて充実感を持っていた。それこそが本当の自分なのだと。
彼はブログをスタートさせて6年間、見てくれたのは母ひとり次に父、しかし今ではアクセスが100%になったそうです。その語り口は軽妙洒脱とても魅力的で感性の豊かさが溢れきらきら輝いている。暫し引き込まれ私も充実感満杯。少し遅いけれど視点を変えてニールのように小さな喜びを見つけて生きていこうと…。彼は現在スーパー・マーケット・チェーンに勤めるサラリーマン。

初鰹

2015-03-27 11:45:11 | 日記
これからお花見、そして”目に青葉…に移る美しい季節がやって来ます。もう鰹が千葉で水揚げされたのですね。鮮やかな赤がきれいな初鰹です。鰹独特の生臭みも全くなくピュアな味、薬味などいらない感じす。こんな食文化を持っていて日本に生まれてよかった。

さくら羊羹

2015-03-24 09:48:35 | 日記
デザートはほんのりピンクの美しい桜羊羹です。柔らかい白餡の美味しさを桜の香りが包んで市販にはない羊羹になっています。羊羹なのに口の中で融けていく。これから桜が日本を駆け巡り、多くの人がお花見を楽しみ幸せを感じられたら…と思う。この後、場所を我が家に移して時事放談や資金運用学、孫ちゃん近況のお喋り…でも身体の問題が一番喧々諤々だったかしら。私はたっぷりの精神安定剤を皆さんから頂いて、彼女たちは私の心療内科のお医者さん。

お喋り会 三月

2015-03-24 09:09:49 | 日記
春休み前のひと時が持てました。”登喜和”でランチを頂いた。老舗の料亭と言っても申し分のないお店です。”ちらし春御膳”立派でしょ?とてもリーズナブル、ちらしはさて置き丸重二段目は蟹サラダ、ゴマ豆腐、野菜の煮浸しとどれも手作りの品の良い和の味、白身のお刺身も適度の甘い脂があり美味しかった。和食はお刺身の良し悪しによりそのお膳のクラスが決まると思う。ほんの少しのお刺身でも良い物が載ると嬉しくなる。茶碗蒸しには立派な銀杏が潜んでいるし、ゴマ豆腐は黒ゴマたくさんの手作り感満杯。ここのお料理は味も料理人の腕前や考え方も京都に負けていない。

ムスカリ 2015

2015-03-23 22:50:25 | 日記
放っておいたのに健気にも今年も咲きました。この冬の寒さは厳しかったので気にはしていたのですが色が少々薄いように感じる…といつも書いています。オランダからの球根を植えてから驚いた事に、7年目にもなるので勢いが失くなるのも当然かもしれない。植え放しですから。

続 漢方薬

2015-03-22 09:53:02 | 日記
今朝のA新聞の”日曜に想う”「漢方の名口に苦し」を読んだ。日本は生薬の8割を中国からの輸入に頼っているそうで、日本独自にラオスで栽培を開始、近々ラオス産の桂皮が出荷されると言う事です。漢方を取り巻く国際環境を逸早く中国は察知し、本家本元を主張して中国流を国際標準にすべく動き始めた。しかし驚いたことに、漢方の歴史をたどると江戸の医師たちが西洋由来の”蘭方”に対抗して”漢方”と呼んだ。その名づけのセンスが今中国を利する事になっていると筆者は言います。私も誤解をしていたが中国の”中医”は理念先行で日本の”漢方”は治すための実学で薬の配合も違う。”漢方は中国の名”これは間違いで筆者は「日方」とか「和方」にして欲しかったと嘆いているが…私も合点!そう想う(そうだったのですね)。写真は南天の実のファブリック(A新聞より)南天は健胃、解熱、鎮咳などに効能のある生薬。因みに筆者は特別編集委員の山中季広氏。

漢方薬

2015-03-20 15:37:06 | 日記
昨年来、足腰のトラブルを抱えて整形外科のお世話になっている。医師宣わく「筋力を保ち鎮痛剤の助けを借り生活を維持していく」と。さすが「これ以外に方法はない…」とは言わなかった。ならば体の中から改良して少しでも…と考え全国的にも有名な当地にある漢方専門のN医院を訪ねました。経緯をよく聞いてくださり処方されたのが写真の漢方薬です。見た所、木の実かドライフルーツのようでしょう?これを600㏄の水で煎じて二回に飲みます。香りはハーブと思えば心地よい。知らない人の鼻には抹香臭い。ブクリョウ、トウキなど10種余りの処方で理解出来るのはシャクヤク、ケイヒ、ハマボウフウぐらい。薬剤師さんは「N先生は考えたわね」と感心していた。漢方薬も既に入手困難になり栽培を考えているやに聞きました。貴重な濃お~い麦茶で体質改善と思ってが・ん・ば・る!

辛夷(こぶし)

2015-03-18 13:35:00 | 日記
こぶしの花を頂いた。この暖かさであっと言う間に開いてしまった。早春、葉よりも先に白い大輪の花を咲かせ、辺りを白で染める様は凛として美しいと思う。調べてみたら、木質は緻密で建築や家具などに使われ、蕾は沈静、鎮痛剤に花は香水の原料に、樹皮、枝、葉からはこぶし油が採れる。「辛夷」は漢名だそうですからやはり漢方なのでしょうね。何処にでも見られるこの木がこんなにユースフルとは知らなかった。