先日結婚したイギリスのヘンリー王子とメーガン・マークルさんのウエディング・ケーキにはエルダーフラワーが使われたと聞いて、早速ミーハーになりました。イギリスに二年間住んでいた(1977年頃まだパソコンもなかった)と豪語している割には知らない事が多い。”ニワトコ”と言う植物は知っていたがこれがハーブだなんて…。5,6月頃白い小さな花が房になって咲く。昔からこのエルダーフラワーを料理やお菓子に使う、これはイギリスの伝統的な食文化の一つだそうです。エルダー・フラワーと有機栽培のアマルフィのレモンを使ったシロップを見つけ買って見た。仄かに爽やかなハーブらしい(カモミールに似た)香りがするがレモンが強すぎる。効能はいろいろあるが”不安やうつな気持ちが和らぎ神経の緊張がほぐれる”と言うのです。炭酸水で割ったらすっきりしていて美味しい。この夏はこれで乗り切れるかも…。
つつじの生垣の傍に胡瓜を植えたので毎朝つつじにまぎれて取り残したら…と気をつけていたのに、ご覧のようなおばけ胡瓜が一本隠れていました。イギリスの胡瓜は大きくて水気ばかりで美味しくなかった記憶があるのに、それを遥かに越えて40cmもあるのですよ。メジャーの赤く見える所が10cmです。赤が4個みえるでしょ?。なかなか次の花が実らないと思っていたら、こう言うことだった。揉んで酢の物にしてみますが、困ったなあ二度も食べられる!?
ギター・コンサート参加に当たり長女が横浜からやってきて付き人になり、荷物番やカメラマン、録音を担ってくれました。病み上がりのばあさん一人では参加出来なかったとつくづく思う。その上孫娘と二人で都会的なセンスの良いお花を贈ってくれました。嬉しかったあぁぁ~。有難う。カードには”The best Guitar player of the day!”だなんて家族は有難いわね。孫娘は英語での弾き語りは得意で学校の文化祭で勝ち抜き合戦にでるそうですが…大学受験を控えています。来年のコンサートには行きたいと言っているらしいが、怖わ~い。
ギターを始めてから正味一年半”禁じられた遊び”は前半で首になり、コンサートの出し物は”愛の讃歌”です。格好はまあ見られるけれど録音を聞いてがっくり!先生が伴奏をしてサポートして下さったのですが、赤ちゃんがよちよち歩いているようです。手は震えてしまったし度胸はあると思っていたのですがあぁ…。司会者には来年は弾き語りが出来るよう頑張ります…と宣言してしまった。"End of my life"が迫っているのに初めて舞台に立ちこの緊張感と高揚感がとても気持ちが良く癖になりそう。もう少し人生を楽しもうかなあと思った一日です。若い男女のベテラン生徒さんたちが皆協力してコンサートを運営している様子、親切で一生懸命で…こんな良い世界に接し感激もした一日です。娘はアカディミックなコンサートで驚いたと言っています。
ギター教室の発表会、グリーンコンサートが修善寺のパブリック・ホールで開かれました。ギターを習い始めてから2年、その間過酷な脊柱の手術を受けて半年お休みをしました。とても不安でしたがカムバックする事ができ嬉しく思っています。おっかなびっくりの参加です。
紫芋のアイスクリーム、テェラミス、パンナコッタの盛り合わせとエスプレッソ。紫さつま芋のアイスは色彩的には美しいが私はさつま芋はそのまま食べたい。さつま芋の味の何とか…は好きでないのです。コースをオーダーしないで欲張りばあさんたちは食べてみたいものだけをチョイスしたが正解!お腹は十二分満足しました。次のショッピングコースはお腹が一杯で思うように歩が進まなかったみたい。気の置けない仲間、大切にしたいと思う。しかし歳を重ねると自我や思い込みが強くなり周りが見えなくなる。私が一番上のお姉さん、いつもちょっと立ち止まって自省しなければと思う。
ご当地名産の桜えびと毛かにとそのミソのスパゲッティの二種。桜えびは素人ならそのまま炒めてパスタと合わせる…と考えてしまうが桜えびの姿をしっかり保ち、量も必然的に多いように見えるよう一匹一匹油で揚げてある…う~んプロは考えるわね。でもご当地ならでのもの桜えびの香りがたってイタリアにはないスパゲッティです。毛かにとそのミソのスパゲッティは言わずもがな。
ピッツァも二種類、アンチョビとパロマハム。ピッツァの台が薄くてパリパリ、とても”お品”がよくて何処へ入ったのか解らない。熱々でチーズで上顎をやけどをしてしまったばあさん。でもね書かせて…私の一番のピッツァは長女一家と行ったヴァチカン市の街の小さなテイクアウトのピッツァ屋の15cm四方、厚さ2cm余りもある生ボルチーニのピッツァ、その美味しさは忘れられない。もう7,8年前になるかしら。
真鯛のカルパッチョとイサキのカルパッチョを二皿オーダーし4人で四等分して二つの味を味わった。真鯛はシコシコしてイサキは鯛より優しさのある感触。久し振りに話に盛り上がってカルパチョは何処かへ~?でもはっきり脳裏に残っているのは魚の新鮮さです。
お友達が熱海のイタリアン・レストラン”MON”へ行ってみたいと言うので出かけました。まだジャカランダの花も見られるかもしれない。幸運にも梅雨の合間の素晴らしい晴天の一日でした。熱海に滞在していた文人墨客にも親しまれた歴史のあるレストランです。店内はオールド・ファッション、大正ロマンが溢れています。火曜日のお昼と言うのに満席、一週間前から予約を入れて正解でした。程よい潮風、柔らかい日の光に青紫のジャカランダの花が映えて私たちを待っていてくれたよう。久し振りに夫に感謝した一日でした。