Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

「紅梅」と「がん患者」

2011-08-31 14:44:33 | 日記

「紅梅」津村節子著(文藝春秋刊)、「がん患者」鳥越俊太郎著(講談社刊)を読んだ。「紅梅」は著者の夫吉村昭のがん闘病と死を妻の津村節子が純文学に昇華させたという本。かたや「がん患者」は鳥越俊太郎の自らのがんとの闘いをかつては新聞記者だった事実を追い詰める徹底した観察の記録です。「紅梅」は物語と事実との二つの流れの融合がしっくりしなくて軽い読み物の感じで小説にしたのがもったいない。鳥越の「がん患者」は壮絶な闘いのはずが彼の持ち前の明るさで、事実はしっかり読み手に伝わるが悲壮感はない。彼の視点は面白く笑える所もあるのです。これから残った時間を楽しむために幾つかの事に挑戦したいと言って、まず髪にパーマをかけると言うおバカな事…これは似合わなかった。次は筋肉トレーニング、筋肉がついてきて、老後は安心。三つ目は社交ダンス、タンゴを格好よく踊りたい(女優の杉本彩と)…など面倒くさかったり、無理だと思っていた事をやってみたいと書いています。それにしても彼等は著名人、一般人が多くの良い医者に出会え、かような手厚い治療が受けられるかは疑問です。


本当のわさびソフトクリーム

2011-08-29 14:50:46 | 日記

M大社詣での人達が一休みできる和風カフェが大社の前にあります。当地の漬物屋さんが経営している。フレーバーとしてのわさびソフトクリームは彼方此方にありますが、メインが”わさび漬け”の漬物屋さんらしく新鮮なわさびを大きな銅のおろしがねで、目の前ですりおろし、トッピングではないけれど横に盛ってくれます。こんなにたくさん…と思ったのですが、これが絶妙な味で美味しい。わさびの良い香りが広がりピリッと辛味が時々解るぐらい、とても新鮮な体験です。「もっとたくさんと要求する人もいます」と店員さんは言っていた。私も次回は…。そう…300円です。


私のキッチン・ガーデン?

2011-08-28 07:37:25 | 日記

5月に植えたフルーツ・トマトがこぶりになりましたが、頑張っています。三本植えて一本は確か5個ぐらい採れて、葉が枯れてきて終わった様子。一本は脇目を一本出してしまったので、それも一緒に育て大きな木になりました。その木から採れて採れて50個以上は収穫できたと思う。脇目は摘み取る…と理解していたのですが、来年は1~2本ぐらい脇目も一緒に育ててみようと思う。


たとへば君 四十年の恋歌

2011-08-22 11:18:57 | 日記

歌人河野裕子、永田和宏著文藝春秋社刊を読んだ。歌人である夫妻の相聞歌集です。河野裕子は昨年亡くなった。タイトルは”たとへば君ガサッと落葉すくふやうに私をさらって行つてはくれぬか”河野裕子が21歳の時、夫永田和宏に出会った時の歌。夫妻とも易しい言葉遣いで詠んでいてとても理解し易く身近に感じる。かつての私と我が夫との出会いを彷彿とさせる歌の数々、胸は高鳴り痛くなりました。熱い二人の思いも年月を重ねれば言い争いもあり、かような知的な夫妻でも…とホッとしました。”兄のやうな父親のやうな夫がゐて時どき頭を撫でてくれるよ”…そう、あの日あの時の我が夫と重なります。


寝間着

2011-08-21 17:02:12 | 趣味

2,3日涼しい日が続いたのでミシンを踏みました。(と言っても電動でした)横浜のスワニーのバーゲン・セールでメーター500円のリバーシブル織りガーゼを買いました。ガーゼ織りは素肌にとても優しく気持ちが良い。2mしか買わなかったので型どりで苦労しました。でも裏の細かいチェックを使ってアクセントをつけて何とか仕上げました。五分袖ですから秋には丁度よいでしょう。


イスラエル旅行記

2011-08-20 09:41:14 | 趣味

イスラエル旅行記が出来上がりました。娘がアルバムで見るより解説のついている旅行記の方が解り易いと言っていました。ブログそのものをワードに写し、レイアウトや編集をし直して、印刷し製本します。あまりたくさんの聖地を巡ったので、似非クリスチャンはわけが解らなくなって大変でした。しかしブログに書いて、ワードに写して、印刷、製本と4回もの工程を巡り、イスラエルの旅の記憶はしっかり頭に刻まれましたよ。手前の小型版はそれぞれの場所で求めた絵はがきを一冊にまとめました。上手ではないけれどIsraelの金文字が良いでしょ?


Grimmの猪ソーセージ

2011-08-17 14:59:47 | 日記

熱函道路の途中、山の中にドイツ製法手作りハム、ソーセージの店”Grimm”グリムはあります。いつも気になっていたのですが、猪ソーセージの幟につられてお店に寄ってみた。普通のソーセージより少し赤みをおびた、サラミのような感じの猪ソーセージ。100g480円とちょっとお高い。後学のためにと買ってみた。脂は余りないけれど旨味がたっぷりのスープがジワッと出てきます。臭みは全くなくとてもスパイシーで美味しい。この旨味は何処から来るのでしょう?オーナーはドイツ留学中、ソーセージの魅力に取り付かれ、フランクフルトの近く”リヒ”と言う田舎町で200年の歴史のあるマイスターに弟子入りしたそうです。2000年にはドイツ加工食肉国際コンテストにおいて数種類のハムやソーセージで金賞を獲得したと謳っている。こんな田舎の山の中、オーナーのドイツに拘った意気込みに拍手です。


クッション

2011-08-13 13:47:09 | 趣味

十数年前、フランス刺繍をかじっていました。そのときバラの40㎝四方のクッションを作ったのですが、使っている間に麻と化繊の混紡の布地が傷みとろとろになってしまった。2年ほど前に刺繍ぎりぎりの小さなクッションに作り変えたのです。しかしその土台布はまたもトロトロ…。刺繍はしっかりしています。そこで他の布地を下に余白をキルティングしてみた。一針、一針の細かい手仕事は心が癒され大好き。立派にリメイク出来た感じで満足、満足。


製本教室 今日の豪華デザート

2011-08-12 14:04:49 | 日記

教室ではお弁当を持ち寄って一緒にお昼をいただく。今日はOさんが作って来てくださった豪華なデザート”ところてん”がありました。私が天草を彼女に少し分けてあげたのです。何時も美味しくかつ美しくお料理するOさん、木製のところてん突きやガラスの器も持参で楽しませて頂いた。

 


早朝のレッスン

2011-08-10 13:32:38 | 日記

早朝のウォーキングの途中、S小学校の前を通ります。週に3~4回、誰もいない学校の校庭で一組のカップルがソーシャル・ダンスの練習をして居るのを見かけた。何て優雅なのでしょう。初めて見た時、胸が高鳴った。青春時代、社内ダンス・パーティが度々催され、それが若い社員の娯楽の一つであり、今で言う婚活のようなものでした。練習日もあり、私はすべての型を”社内部活”で習得した。踊り易い男性、踊り難い男性、これは性格によると解ったものです。強引にリードされればスムースに踊れるし、どうしたいのか解らない相手はとても踊り難かった事を覚えている。夫は後者のタイプでワルツ、タンゴ、ブルースしか踊らなかった。歳を重ねたカップルの早朝のレッスン、温かいものが感じられちょっぴり羨ましい。写真の真ん中小さい人影がカップル。