Mrs.Uponwaterのブログ

日記です♪

「蜩ノ記」 葉室 麟(祥伝社)

2012-05-29 12:38:01 | 日記

身に覚えのない罪により、幽閉先で家譜編纂と十年後の切腹を命じられている武士の崇高な凛とした生き方が心に沁みた直木賞受賞作です。数々の理不尽な事がまかり通る村で著者の淡々と進めて行くものがたりが、この上なく格調高く、それ故に悲しみがより深く心の琴線を振るわせた一冊でした。四季折々の自然の美しい文章も、弱者の苦しみや諦めが一層強調され切なかった。最終章どの人物も尊く厳かであり、静かな感動が内に広がり涙が止まらなかった。歴史時代小説はあまり好きではないが、こうしたメンタリティーに富んだものはいいなあと改めて感じる。


心太

2012-05-28 09:04:39 | お料理

伊豆で天草のシーズンを迎え”ところてん祭り”があったと聞きました。手元に天草があったので早速ところてんを作った。天草50g水3ℓ酢大匙1を40~50分中火で煮出し熱い内に布巾で漉します。”ところてん”が何で”心太”なんでしょう?「舟を編む」に聞いてみたいわね。”心太(こころぶと)を”ココロテイ”と読んだものの転か…”と言うのが広辞苑です。自家製は硬く作るので食感もよく格別美味しい。


「新大久保の年下王子と結婚しました」

2012-05-26 14:30:33 | 日記

ブログから本にしたそうですが(小学館)、アラフォーでしかもバツイチが9歳年下のハンサム韓国男性と結婚したお話です。どきどきしつつも、漫画的で頭の何処かで少し蔑視し…(おふざけの勢いもあって表現は拙いが)でも文化の違いなど面白かったのです。アラフォーさんが実に素直で何事にも一途、とても可愛い女性で感じが良い。チ・ジニやイ・ジュンギ(映画「王の男」のユニセックスの雰囲気がたまらなかった)の虜になって私も韓国や新大久保を訪ねたことも…。額の中は韓国の指貫をアレンジして…素敵でしょ?「韓国伝統文化辞典」(教育出版)や美しい韓国の絵本もゲットしましたよ。2006年頃雑誌”Suッkara”を一年読んだしぃ…。今は韓流ドラマ、飽きてしまって御遠慮申し上げています。

 


「黄金の丘で君と転げまわりたいのだ」

2012-05-23 07:28:16 | 日記

三浦しをんがワイン道を極めるべく、西本麻理恵先生に丁稚入りし修行する(ポプラ社刊)。しをんさんのワインについての破天荒な表現が面白くて楽しかった。私はたくさんは飲まないがワインが好き。年代だのメーカーだの銘柄なんか全く覚えられなくて何時も落ち込んでいたが、安心しました。「産地や作り手まで覚えるのは高等魔法の呪文を覚えるぐらい至難の業…」と、しをんさまでも言っているものね。”爽やか”とか”フルーティ”とかの表現は全くの陳腐で言ってはいけない。自分の舌に合ったら、とびっきりの言葉で表現してみたいなあ。とっても面白いワイン入門書(?)でした。さすが、しをんさま!


N大の中国女子学生

2012-05-22 11:56:12 | 日記

N大で本年前期はK先生の「国際協力論」の話を聴く事にした。国際関係学部の学生にとっては必須でしょうから240人もの学生が聴いています。社会人聴講生は私一人。これから海外での仕事に挑戦しようとする学生にとっては魅力がある講義です。(若い人はいいなあ~)前の席のすらっとした綺麗な女子学生さんと話をした。中国のK・暁晨さん日本語は完璧、K先生のゼミナールに在籍しているそうです。礼儀も正しくいつも声をかけて下さる。新幹線で東京から通学していると言うので、お菓子をあげたら、次の週に韓国のお茶を下さった。高麗人参茶、飲み易く身体に良さそう、美味しかったわよ。立派な家庭のお嬢さんとお見受けした。


金環日食

2012-05-21 08:46:36 | 日記

今朝、数分の間金環日食に日本全国がゆれました。東京では173年ぶり、日本はロングですから、次に金環日食が見られるのは30年後北海道でだそうです。どんな世界になっているんでしょうねえ~?私は”The end of my life”です。当地は曇りで欠けていく時が微かに眺められたが、仕方なしにテレビのベストショットをカメラに数枚納めた。確か日光、いろは坂からのショットだったと思うが、当に”ファンタスティック!”宇宙の神秘…この画面が一番美しいと私は思った。昨日こんな田舎町でも”めがね”はどこも完売でした。


薔薇オンパレード

2012-05-18 11:20:18 | 日記

我が家の薔薇の5種が集合しました。後2種が奥手でまだ切る事が出来ません。左手白薔薇はホワイト・クリスマス其の上の臙脂色がパパメイアン、後の3種は覚えていない。手前の大きなピンクはつる薔薇です。つる薔薇は強い。直径20cmはあります。


茄子の煮びたし

2012-05-16 15:04:08 | お料理

K町の立派な大きな和風建築の農家のおじさんが家の横のプレハブで朝採りの茄子、胡瓜、トマト、椎茸などを売っている。トマトの味の濃さに虜になり週一回、寄っている。まだ茄子は路地物ではないが、朝採りはへたに痛いとげなどもついて茄子紺の美しさに感動し煮びたしを作りました。軟らかくてとろけてしまう。茄子紺…日本の美です。


バーベキュー 2

2012-05-14 11:57:20 | 日記

ポトラックパーティなので私はしその葉の牡蠣醤油漬けの手まりおにぎりと黒豆のもち米入りおにぎり、梔子で色をつけました。そして韓国通のMさんの好きなトッポギを持参しました。娘の会社、モエ・シャンドンの赤ワイン…素晴らしく美味しかった。渋くなくすっきりしていて酷があると言って皆さん喜んでくださった。


バーベキュー 1

2012-05-14 11:40:35 | 日記

おばあさんとおじいさんのバーベキューをMさんが計画してくださった。夫がバーベキューは好きでなかったので、私は初めての体験です。Mさんの別邸の庭で、寒くなく暑くなくちょうど良いお天気に恵まれ、わいわい、がやがやの楽しい3時間。さすがお肉ジュージューはなく秋刀魚や鯵の健康素材…やはりね?言いたい事を言い合って、でも歳をとると人の話を聞かなくなる(いやな事なので)…私はGood Listenerを心したつもりですが。